スヌスムムリクの生々流転日記

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上野東照宮「絢爛豪華な御社殿と唐門」2014.1.11

2014-01-11 23:00:00 | 歴史的建物

寒い日が続きますね。 今日は公開を始めたという上野東照宮の御社殿を見にきました。

前を通ったり近くまで来たりはしましたが一年ぶりに鳥居をくぐります。

(詳しくはこのブログの2013年1月19日をご覧ください。)

大石鳥居

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水舎門

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水舎門を抜け参道へ入りました。見える~御社殿が見えます~ぅ(^O^)。

昨年までは絵を描いたテントの覆われていたのに…ついにその姿をあらわしました。

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なんと神々しい門なんでしょうか?金ピカの扉です。

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唐門

1651年建築。国指定重要文化財。正式名称は唐破風造り四脚門。 総金箔の門で両側上部にある松竹梅と錦鶏鳥の透彫は精巧で美しく、室町桃山時代の技術 を集大成したものとして評価されています。 柱の内外四額面には、日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎作の「昇り龍・降り龍」 の彫刻があり、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。 偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来して、頭が下を向いているものが昇り龍と呼ばれ ています。

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この黄金の扉の向こうはどうなっているのでしょう?楽しみですね~(^O^)

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そして門の左右にはの昇り龍?降り龍が飾られています。 昇り龍は口を開き、降り龍は口を閉じる、仁王像や狛犬と同じように阿と吽で対になっているのですね。 ご存知のとおり、宇宙の始まりと宇宙の終わりをあらわしています。

昇り龍

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降り龍

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ななめ前、お札授与所前から撮影。

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それでは拝観料500円をお支払いして中へ入りましょう。

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中に入ると石でできた彫刻があります。虎の親子でしょうか?

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透塀

1651年建築。国指定重要文化財。 菱格子の塀で向こうが見えることから「透塀」と呼ばれています。 上下に施された300枚もの彫刻には、上欄には山野の動植物、下欄には海や川の動植物 が、どれも雌雄、陰陽の姿として生き生きと表現されています。

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透塀はそれぞれ彫刻が施されているので一日見ていても飽きないかもしれません。

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大楠

樹齢600年以上の上野の祖木といわれている御神木です。 幹の太さは8m以上で上野公園一です。

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栄養大権現

社殿脇にお祀りしてい ます。 「お狸様」 「夢見狸」 と呼ばれ親 しまれています。 江戸時代に奉献 された大奥で災いをもたらし、その後も安置された大名、旗本諸 家を潰した悪業狸として有名でしたが、大正年間に東照宮に寄贈 されてから災いがなくなったといわれています。 現在は、他を抜 く狸という縁起から強運開祖の受験の神様として信仰されています。毎年多くの受験生の方が合格祈願のお参りをされます。

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透塀の中に入ってみましょう。なんか既に前が輝いている~。

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入ってきた扉にも立派な雀の彫刻が施されていました。

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御社殿を左回りに見て歩きます。裏側はまだ改修のようです。

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それでも本殿裏側は金ピカです。

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金閣寺にも負けないくらいの輝きです。 思わず「すごい!すごい!」と小声で独り言をブツブツいいながら歩き出しました(^_^;)。

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本殿の横の扉。手前にある水鉢にも扉の光が映り込んできます。

ちなみに寒さで薄い氷が張ってました。

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屋根も立派ですね。

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では拝殿の方へ歩いてみましょう。

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拝殿正面

黄金の扉の中、見たいですね。近くにいた人が「昔は中に入れた。」と話していました。

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拝殿正面上

こちらも素晴らしい彫刻が施されています。

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この紋所が目にはいらぬかぁ~!?

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拝殿左から撮影。

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御社殿の左側はまだ改修中なんですかね。ちょっとさみしいです。

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唐門の裏側は御社殿と紛らわしくなるので次の記事でご紹介します。 いや~、それにしても流石は徳川将軍家、素晴らしいの一言でした。


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