香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

すーちゃんの恋

2012-11-10 19:00:53 | 本のこと
昨日、1時半までかかって Max OS X Mountain Lionを入れて
ほっとして寝て起きたら、いい天気
函館本線を銭函駅に向かって走ったんだけど
ちょっと調子が悪くて、手稲駅でやめてしまいました
途中、稲積公園あたりで撮った風景


帰って来て、パソコンさわったら、結構変わっているよ
トラックパッドの使い方や、HPとかの文字とか、メールも
なんといっても、年賀状ソフト「宛名職人」が使えなくなってた
しょうがないかな、1代目Macの時のバージョンだったしね
それでも、なんだかんだと使えるし、画面がきれいになった気がする
まだGARMINは入れていない(いつ入れるの)けど
使い心地はいい感じで、頑張った甲斐があったわ

    

益田ミリさんのすーちゃんシリーズ
『すーちゃんの恋』が出たよーと、お友達から聞いて
津軽海峡を渡ってくるのを、首をなが~くして待っていました

同シリーズ『結婚しなくていいですか。』も一緒に

『結婚しなくていいですか。』
 このまま結婚もせず子供も持たずおばあさんになるの?スーパーで
 夕食の買い物をしながら、ふと考えるすーちゃん35才、独身。ヨガ
 友達のさわ子さんはもうすぐ40歳。寝たきりの祖母と母との3人暮
 らしで、13年間彼がいない。恋がしたい。いや、恋というより男が
 欲しい。女性の細やかな気持ちを優しく掬いとる。
 共感度120%の4コマ漫画。


わたしが、この本を買わなかったのってなんか、想像つきませんか?
すーちゃんよりずっと年上のわたし、読んだら悲しくなっちゃうかなぁなんて・・・
でも、心配することもなかったかな 自分で思っている以上にわたしは鈍感
すーちゃん、さわ子さんの、人のせいにしない正直な気持ちと行動が
とってのいいなぁと、しみじみしながら読んじゃいました うんうんって

『すーちゃんの恋』

すーちゃんがカフェの店長さんから、保育園の栄養士さんに転職
そして、恋をするんだよね~
それも、あの『オレの宇宙はまだまだ遠い』の土田くんと
すーちゃんの自己完結の仕方が、笑えるけど、分かる分かる
でも、正直すぎないかい もっとずるくてもいいのに
それが、すーちゃんなんだなぁ いい奴だなぁ
すーちゃんシリーズ、『どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心』を
まだ読んでいないことに気づいてしまった 気になる

すーちゃん、映画化されるのですよね 
こちら→すーちゃん まいちゃん さわ子さん
漫画よりもだいぶ美し過ぎる3人の女優さんだけど、
なんとなく、雰囲気はあっているような気がする
来年の3月が楽しみだなぁ

Snow Leopard

2012-11-09 22:52:15 | なんでもない話
この前、アップルストアに行ったときに
バージョンアップしなくちゃダメだとわかったのだけど
実は、10.6 Snow Leopardのアップルでの販売は終了していて
アップルストアで購入したら4000円弱だったのに
A○a○onで8800円で購入
今日やっと手元にきたのです

さっきまで、約1時間半くらいかかってアップデートして、
いま、OS X Mountain Lionをダウンロード中
     
何時に終わるのかなぁ・・・
App Storeは使えるようになったんだけど、GARMINは明日だな
わたし、こういうこと得意じゃないはずなんだけどなぁ
やるしかないか

これでよろしくて?

2012-11-08 20:49:09 | 本のこと
今日は久し振りに晴れた札幌
通勤中、いつもきれいにしている庭の実に露が・・・

天気がいいと気持ちも明るくなるなぁ

昨日の夜、ベットに入ってから読むのをやめられず
結局1時半までかかって全部読んでしまった
川上弘美さんの『これでよろしくて?」

 些細なことでもよくってよ。日々の「?」をまな板に載せ
 老若女女が語らえばーー女たちの不思議な集まりに参加す
 ることになった主婦菜月は奇天烈な会合に面食らう一方、
 日常をゆさぶる出来事に次々見舞われて・・・。幾多の難
 儀を乗り越えて、葉月は平穏を取り戻せるのか?!
 夫婦、嫁姑、親子、同僚。人とのかかわりに、ふと戸惑
 いを覚えてしまう貴女に好適。コミカルなのに奥深い、
 川上弘美的ガールズトーク小説。


「これでよろしくて?同好会」での会話が、もう壺にはまり
同好会のメンバーたちの、くえない女っぷりが小気味いいのです
オレっていい旦那だよななんて隠れて自負している男性が読んだら
ちょっと、顔が青くなるかもね なんて想像しちゃう
葉月のママンの鈍感でいい人っぷりには、唖然
苦笑い全開、ちょっと怖い いや本音
忙しく楽しい小説でした

珈琲屋の人々

2012-11-06 20:34:55 | 本のこと
池永陽さんの『珈琲屋の人々』

 物語は「初恋」で始まり[再恋]で終わるーーー。
 東京のちいさな商店街にある喫茶店「珈琲屋」の主人・行介は、
 あることで人を殺した。当時、行介の恋人だった冬子は別の男
 性と結婚したが、行介が出所すると冬子は離婚していた。冬子
 に何があったのか・・・。商店街に暮らす人々が「珈琲屋」で語
 った人間ドラマを七編就労。情感溢れる連作短編集。


この本は、本屋さんで見つけて、何となく惹かれた本ですが
きっと、ふわっとやさしい人間模様の本なんだろうなぁと思っていたのが
いい意味で裏切られた感じです
人を殺したということが、人生に大きな意味や意識をもたらすんだという
当たり前のことが、とても重く、行介だけではなく
まわりの人間にも、その事実はとても重いものだった
気持ちがざわざわするというか、人の気持ちの見たくない部分を
容赦なく見せられるというか、少し気持ちが落ちてしまいがちな感じ
でも、それでも、頑張って生きていこう、といつの間にか思う感じ
静かで地味だけど、いい本だなと思いました

寒くなってきました
北大の銀杏並木も大分散ってしまいましたよ
10月30日の銀杏並木はこんな感じだったのに

昨日の銀杏並木はもうこんな風になっていました

でも、いつもの年だったら、もっと散ってしまって
1度は雪も降っている時期なので
今年は夏がそれだけ長かったということなんですね
天気予報では、根雪になるのは平年通りということだったけど
また、雪の季節になるのですね・・・

のぼうの城

2012-11-04 19:12:17 | 映画のこと
映画のぼうの城見てきました

小説は読んでいて、とても好きだったし (その時のブログ
だ、だ、大好きな(あ、ヨダレが)野村萬斎さんの主演
これは見に行かねば とジタバタ

おもしろかった 笑った ドキドキした
野村萬斎さんの、のぼうさま役はやっぱりぴったりですね~
佐藤浩市さんも、成宮くんも、ぐっさんも、榮倉奈々ちゃんも
あの小説の役にぴったりで、時代劇っぽい難しいことはなく
とても楽しめちゃう映画でした
ナレーションが、淡々としていていいなぁと思っていたら
なんと、TBSアナウンサーの安住紳一郎さんだった
撮影も、北海道の苫小牧などで多くされたようで、
勝手になんとなくの縁を感じてしまいました

うちのパソコン、購入して3年半のマックくん
まだまだ買い替えるつもりはないし、サクサクと動きは順調
BOOT CAMPでウインドウズも使えるので、仕事もできるしと
とってもいいこなんだけど、
APPストアでの商品を見ることが出来なかったり
なんといっても、GARMINのプログラムを入れることが出来なくて
買ってから一度もバージョンアップしていないからかなぁと思い
今日、アップルストアで相談してきたら
アップルではバージョンが3進んでしまったら、
もうセキュリティ保証が切れてしまい、
ネットなども危険になるという
うちのマックくん5.8、今は8まで出ているということは・・・
いまはまだ大丈夫だけど、時間の問題だというので
すぐに、手配して今週中にバージョンアップ予定です
そして、買ってそろそろ2年くらい経つかなぁと思って
2年メンテナンス契約していたiPodを見てもらったら
「あ、契約が今日までですね~ バッテリー交換しておきましょう」と
同じ機種のあたらしいものと買えてくれました
パソコン周りのものについては、あまりのんびりと構えていてはいけない
と、とても反省しました

反省しながらも、映画まで時間があったので
雪道用のランニングシューズを買ってきました

あまり種類がなく、サイズもあとひとつだけだった
でも、ファイターズ感動をありがとうセールをしていたので
ちょっとだけお安くしてもらえてラッキー
これで、雪道も練習しなくちゃね~

夏を喪くす

2012-11-03 19:34:10 | 本のこと
原田マハさんの文庫『夏を喪くす』

 「なんだか、硬いね」ベッドで恋人が乳房の異変に気づいた。
 仕事と恋を謳歌する咲子の人生に暗雲が翳る。夫との冷えた
 関係に加え、急に遠ざかる不倫相手に呆然とする。夏の沖縄
 で四十歳を迎えた女性の転機を描く表題作「夏を喪くす」。
 揺れる女心の決意の瞬間を、注目作家が鮮烈に綴る中編集。


本屋さんをフラフラしていいて、偶然みつけたこの文庫
今まで読んだマハさんの小説のカラーとはちょっと違って
少しグレーな暗い落ち着いた感じ
心に後悔を背負っている、
やるせない気持ちを抱えている
忘れかけていた、ダメで図々しくてどうしようもなく女な感じ
「天国の蠅」、「ごめん」、「夏を喪くす」、「最後の晩餐」
4つの小説の余韻が、気持ちのずっと下の方で続いているようで
なんともいえない読後感の中にひたっています

今日は、少し山の方まで走ってきました
円山は、そろそろ紅葉もおしまいなのかなぁ

ずっと上り坂をゆっくりだけど走っていて
円山公園の中の登山口への下り坂を走りはじめたら

まだ、もうちょっと登っておきたいなと思ってしまって
円山動物園の方に戻って、双子山、旭が丘の方まで走りました

これって、一般住宅なんだよね~ すごいお庭
旭が丘からは、円山に戻り、結局ジャスコ桑園まで
走っているうちに、天気もよくなってきて気持ちよかった

帰って来てから、この前の目薬ポーチを少しアレンジして
ポーチを編んでみました
 
表メリヤス、裏メリヤスの練習になったので
今度は指なし手袋に挑戦する予定

るり姉

2012-11-02 20:05:49 | 本のこと
椰月美智子さんの文庫『るり姉』

 十代の三姉妹が「るり姉」と読んで慕うるり子は、母親の妹
 つまり叔母さん。天真爛漫で感激屋で、愉快なことを考える
 天才だ。イチゴ狩りも花火も一泊旅行もクリスマスも、そし
 て日々のなんでもない出来事を、るり子と一緒だとたちまち
 愛おしくなるーー。「本の雑誌」2009年上半期エンターテイ
 メント・ベスト1に輝いた傑作家族小説。ラストの静かな感動
 が胸いっぱいに広がる。


椰月美智子さんといえば、2年前に読んだ「しずかな日々」
衝撃的でもなく、でも心がふわっと暖かくなる小説だったので
とてもいいイメージで読みはじめて、そのまま読了
るり子さんのことを語る、姪っ子たちやお姉さん、
いまの旦那さんカイカイのるり子さんを思う暖かい気持ちと
それぞれの、ふっと笑えるような楽しい性格が垣間見えて
るり子さん、元気でいてと願いながらも読み続けました
読み終わって、ふわっとやさしい気持ちになったのは、
やっぱり「しずなか日々」と一緒だったなぁ

この前の北広島ロードレースでお土産にもらったかぼちゃ
わたし、実はかぼちゃがあまり得意じゃなくって
天ぷらは好きなんだけど、家で天ぷらは揚げないしさ
かぼちゃ好きなまつこさんにあげようと思ったのだけど
すぐに渡したら、重いよね、帰るときに渡そうと思って忘れてしまったの
ま、ハロウィンもあるし、たまにかぼちゃ料理でも作ってみるか
なんて思って、簡単でおいしい、かめきちパパのカボチャのレシピを参照
かぼちゃのベーコン挟みソテーを作ってみました
粉末のパプリカがなかったので、本物のパプリカを添えてお弁当に

かめきちパパのお料理は、ホント簡単でおいしい
北広島産のかぼちゃも、とっても甘くて、大満足でした~