香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

平成30年もおしまい

2018-12-30 23:49:59 | なんでもない話
1ヶ月以上、ブログを放置
本の記録と、人に見られてもいい日記ブログ
なーんの意味もないんだよね
しかし、ちょっとした自分の居場所だしね。。。

1ヶ月ちょっと前になるけれど
江別にできた蔦屋書店に行ってきた



12月はとっても寒い日々が続いた中
自宅から車で1時間近くかかったかなぁ





3棟に分かれて、それぞれにテーマがあり
すごいたくさんの本と、珈琲とか飲みながら読書できる環境に
近くにあってほしいと!と身悶える
土日は、かなり混み合っているので平日に行ってみたいけど
蔦屋休暇なんて、取れるかしら。。。

そこで発売されていることに気づいて買った本が
宮部みゆきさんの杉村三郎シリーズ5作目
『昨日がなければ明日もない』



『希望荘』以来2年ぶりの杉村三郎シリーズ第5弾となります。
中篇3本を収録する本書のテーマは、
「杉村vs.〝ちょっと困った〟女たち」。
自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、
自己中なシングルマザーを相手に、杉村が奮闘します。


3つの事件全体が、結構ダークだったけど
特に1番目の「絶対零度」は、きつかった
登場人物がシリーズものなので、親しみがある分
暗くてきつい事件を読んでいる気持ちが和らぐけど
宮部さんの現代物は、面白いけどきついなぁと
改めて思った本だった

新聞広告で知って電子書籍で読んだ
東山彰良さんの『夜汐』



文久三年。やくざ者の蓮八は、
苦界に沈んだ幼馴染み・八穂を救うため、
やくざの賭場から大金をせしめた。
報復として蓮八に差し向けられたのは、
凄腕の殺し屋・夜汐。
京で新選組の一員となり、
身を隠すことにした蓮八だが、
ある日八穂からの文を受け取る。
帰ってきてほしい……その想いを読み取った蓮八は、
新選組から脱走することを決意。
土方や沖田からも追われながら、
八穂の待つ小仏峠に向かうべく、必死で山中を進む。
だが、夢で蓮八に語りかけ、折りに触れ彼を導くのは、
命を狙っているはずの夜汐だった――。


東山さんの作品は、直木賞の「流」以来
歴史小説も書くんだなぁと思っていたら
初めて書く歴史小説だった
幕末の時代、どうしようもないことだけど
切なくて悲しかった

本屋の平台にずっと乗っていて気になっていた本
森口裕子さんの『行方』



公園から忽然と姿を消した三歳の琴美。
両親は必死に捜すが、一向に見つからない。
――22年後。自堕落な生活を送る幸子のもとに、
一通の手紙が届く。
差出人は、消息不明の妹を捜し続けている男だった。
同じ頃、浜名湖畔で楓は父親の誠司とペンションを営んでいた。
ある日を境に、誠司に対して不信感を抱く楓。
父は何か秘密を抱えて生きているのではないか。
交わるはずのなかった人生が交錯したとき、
浮かびあがる真実。切ない想いが胸を満たす長編ミステリー。


突然、娘がいなくなってしまった母親の気持ち
静かに耐えて受け止める父親の姿に
ずっと胸が痛かったし、切なかった
どんな理由があろうと、犯罪は身勝手なものだと思う

12月は、どなたも忙しく過ごしているでしょうが
わたしの仕事も、相変わらずに増しての状態だったのに
中旬には、風邪をひき1日寝込み
21日の会社の忘年会で、牡蠣のコースを食べて
牡蠣を食べたほぼ全員があたってしまうという災難
あたったことで、厄を落として
来年は、良い年であること間違いなし

好きな言葉
良いお年をお迎えください

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2 コメント

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こんにちは (鈴木)
2018-12-31 18:28:22
初めてコメントします
私も読書は大好きです
今までの人生も何度か読書に救われています
辛い時期、仕事が行き詰まる時に救われています
本当によい本に出会えると為になり参考になります
返信する
鈴木さん ()
2019-01-01 23:19:31
コメントありがとうございます

そうですね、
わたしも、心に残る本の言葉や情景に
幾度も救われました。
これからも、良い本に巡り会いたいですね
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