香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

夏なのに

2020-07-12 20:28:30 | 本のこと
暑い日が少しあっても、すぐに涼しい日々
それでも、北海道は雨の被害が無いので贅沢は言えない
テレビで雨の被害を見ると、心が痛い
ただただ祈るだけ そしてちょっとの寄付

7月になって、厚真町にハスカップを買いに行ってきた



去年の長沼のハスカップ畑に比べると大規模
そして、ハスカップの実もとても大きい



生のハスカップの美味しさを大人になってから知ったけど
少し癖になる

この頃は心身ともの仕事に追われている感じで、あまり走っていなかったけど
少しの距離でもいいから、走った方が気持ちを切り替えられると思い
平日に少し早起きして、久しぶりの北大の大野池まで走ってみた





今年も大野池の蓮の花を見ることができて大満足
ただ、その日はグッタリとして、あくびばかりの体たらく

土曜日は、滝野霊園の頭大仏のラベンダーを見に行ってきた







ラベンダーの満開まではもう少しだったけれど
滝野の清々しい空気と、風とラベンダーに心が洗われたような気がした



自分へのお土産に持ち帰ってきた寄せ植え

今日は建築士の試験日
会社の人達や、講師をした学院の人達の健闘を祈って
北大Jog



3日前よりたくさんの蓮の花が咲いていた
みんなの花も咲きますように

読み終わった本
丸山正樹さんの
『デフ・ヴォイス』『龍の耳を君に』



『デフ・ヴォイス』
今度は私があなたたちの“言葉”をおぼえる
荒井尚人は生活のため手話通訳士に。
あるろう者の法廷通訳を引き受け、
過去の事件に対峙することに。
感動の社会派ミステリー。


『龍の耳を君に』
手話通訳士の荒井尚人は、コミュニティ通訳のほか、
法廷や警察で事件の被疑者となったろう者の通訳をする生活の中、
緘黙症の少年に手話を教えることになった。
積極的に手話を覚えていく少年はある日突然、
殺人事件について手話で話し始める。
NPO職員の男が殺害された事件の現場は、
少年の自宅から目と鼻の先だった。
緘黙症の少年の証言は果たして認められるのか? 
ろう者と聴者の間で苦悩する手話通訳士の優しさ、
家族との葛藤を描いたミステリ連作集。
書評サイトで話題を集めた『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』に連なる、感動の第二弾。


『龍の耳を君に』を先に読んでしまって
すぐに『デフ・ヴォイス』を取り寄せて読んだ
自分が知らなかったろう者のこと、事件のこと
たくさんのことを考えさせられた

坂木司さんの『鶏小説』



おまえの羽はどこにある? 様々な岐路で迷い、奮闘するすべての人へ―‐
似てるけど似てない俺たち。思春期のゆらぎと成長を描く(「トリとチキン」)。
死にたがりだった漫画家が描く、エピソードゼロとは?(「とべ エンド」)。
肉と人生をめぐるユーモアと感動に満ちた短篇集。


あっという間に面白く楽しく読了

柚月裕子さんの『凶犬の眼』



『孤狼の血』続編!
悪徳刑事・大上章吾の血を受け継いだ日岡秀一。
広島の県北の駐在所で牙を研ぐ日岡の前に現れた最後の任侠・国光寛郎の狙いとは?
日本最大の暴力団抗争に巻き込まれた日岡の運命は?『孤狼の血』続編!


久しぶりのハードボイルドだった(笑)

最後に住野よるさんの
『青くて痛くて脆い』



『君の膵臓をたべたい』著者が放つ、青春小説!
人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学一年の春、僕は秋好寿乃に出会った。
周囲から浮いていて、けれど誰よりもまっすぐだった彼女。
その理想と情熱にふれて、僕たちは二人で秘密結社「モアイ」をつくった。――
それから三年、あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。
そして、僕の心には彼女がついた嘘がトゲのように刺さっていた。
傷つくことの痛みと青春の残酷さを描ききった住野よるの代表作。


読み終えてやはりそうかと、若さの残酷さにちょっと心が参ってしまった
映画化されるんだなぁ 映画にしたいと思う、いい本だものね