香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

みんなのミュシャ

2020-02-11 19:54:16 | なんでもない話
なんだか仕事が忙しくて、必死になって働いていた日々
仕事とオフの切り替えをうまくやって
頑張って働いて、楽しく過ごしたいんだけど、なかなかうまくは行かないよなぁ

そんな中、すごく時間をかけて読んだ
今回の直木賞受賞作
川越宗一さんの『熱源』



樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。
開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、
天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、
やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。
一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。
ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を
話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、
苦役囚として樺太に送られる。
日本人にされそうになったアイヌと、
ロシア人にされそうになったポーランド人。
文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、
樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。

史実に基づいた小説なので、心に重いものを抱えながらも
なんとか幸せにと願いながら読み進めたのだけど
登場人物が多く、なんだかまだ頭の中でとっ散らかっている感じ
もう少し、じっくりひとりひとりの物語を読んでみたかったというのが本音
悲しくて、辛い思いがいつまでも心に残る小説だった

先月、Fランの企画で餃子ランがあって参加
ただし、ランは一人で短く、宴会だけの参加
月寒の餃子のはなやで総勢14名
4400円飲み放題付きで、すごい量の美味しい料理を楽しんだ
オードブル
サラダ
餃子1回目
麻婆豆腐
あれ?これなんだっけ 食べてないかも
餃子2回目も食べれず
あんかけご飯ももちろん食べられず
デザートもパスしたけど美味しそう

あまり走らなかったので、完食できず
お腹がはちきれそうになって帰った

今日は、せみこさんと一緒に芸術の森へ
『みんなのミュシャ』展



千葉雄大くんのナレーションを聴きながら
ゆっくりたっぷり堪能できて、幸せだった
ミュシャの作品だけではなく、ミュシャの影響を受けたデザイナーや漫画家の作品も展示
大好きな、松苗あけみさんや山岸涼子さんの作品まで見ることが出来た
ミュシャの数々のデッサンも展示してあり、なんだか興奮してしまった



家を出る時はしんしんと結構な雪が降っていたのだけど
芸術の森に着いたときには晴れて気持ちの良い休日
南区は、中央区や西区より確実に雪が少なかった

ミュシャ展をみ終わって、近くの山小屋咖哩Vegeでスープカレーランチ
そして、冬の滝の霊園へ
驚いたことに、結構、観光客がいた
晴れていたので、寒かったけど、やっぱり雪は少ない


雪の中、安定のモアイ像たち


そして、大仏様
青空の中、きりりと凛々しいお姿

帰り道、勘で行ってみたcafe川沿ブレス



パスタやパンのランチ、ケーキや珈琲も多くあり
広くて落ち着いて雰囲気の良いカフェだった



雑貨も置いてあり、ずっといれる感じのお店見つけた!

今日が休みで、明日は月曜日じゃなくて水曜日なんだと思うと
なんだか元気が出ちゃうな