香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

無事退院

2018-03-11 21:30:28 | なんでもない話
入院していたApple Watch、なんの修理もせず退院
原因は分からず。。。ちょっと不安

先週は毎日目が回るようなせわしなさで
仕事をしている間はあっという間に時間が過ぎてしまい
体がへとへとになった
水曜日、夕方仕事を抜けてきたえーるで3kmだけ走って
また戻って働いて、
金曜日、復活した大好きなお店に大好きな人たちと飲みにいって
笑って喋って
土曜日は、絶対したくない休日出勤
でも、電話が来ないって素晴らしい
サクサクと仕事が進み、予定より1時間早く帰れて
なんだか気持ちがスッキリ
そして、今日はエスマラソン部の練習会で
長沼の馬追山をトレラン
KAZU隊長の元、登り始めてすぐに凄い心拍数で
大丈夫か?と自分で自分が心配になったけど
ゆっくりまったり登って走ってくれたので
すっごく楽しかった
雪解けが進み、山の下の方はズボズボと足が埋まり
最後尾を走っていたら、両足が埋まり右足がつるという体たらく



お天気もよく、下に降りてきて一般道を走ったけど
長沼はもう雪が全然なくって、すっごく走りやすい
馬追の名水で汲んだ水でKAZU隊長が珈琲を淹れてくれて
それがもうもう、めちゃくちゃ美味しかったのだ
わたしも、キャンプとかでお湯を沸かせるやつ欲しいなぁ

長沼温泉でお風呂に入り
KOHARUさんオススメのタンドリーレストラン アサ



ナンで食べるカレーは久しぶり
長沼スペシャルで本日のアスパラキーマカレーにして
ココナツナンと隊長のチーズナンをシェアして満腹
ナンのお代わり自由だったけど、もうお腹パンパン
美味しかったなぁ。今度、母と長沼に行った時にも行ってみよう

長沼までの車中は、ERIちゃんが一緒だったので
なんだかとても楽しく充実した休日だった
今週もハードになりそうだけど、頑張れそうだよ

読んだ本

朝井まかてさんの
『雲上雲下』



「草どん、語ってくれろ」
どこからともなく現れた子狐は、目の前にいた草に話しかけた。
物語をせがむ子狐に、草どんは重い口をひらく……。
子狐に山姥、乙姫に天人、そして龍の子。
民話の主人公たちが笑い、苦悩し、闘う! 
「俺たち、本当に存在しているんですか?」
やがて物語は交錯し、雲上雲下がひずみ始める。
物語が世界から消えてしまうのか?
不思議で懐かしい、ニッポンのファンタジー。


おとぎ話を信じる、大切にする気持ち、世界が愛おしい
聞いたことのあるお話が絶妙な形で語られる
いつの間にか引き込まれてしまっている
大切にしなくてはならないこと、懐かしい気持ち
不思議な気持ちになる本だった
とても好きな本だった
朝井まかてさんの小説は、いつもちょっと切なくて
でも、前向きになれる、好きだなぁ

石田ゆり子さんのエッセイ
『Lily -日々のかけら-』



女優・石田ゆり子が日々、
大切にしているのは、とてもささやかなこと。
心地よい空間に身を置く。
からだの声をきく。人と比べない。
変化を恐れず、切り口は新しく。
ユーモアを忘れず、いまを楽しむ……。
あたりまえかもしれないけれど、
そんなささやかなことの積み重ねが
〈いまの石田ゆり子〉を作っています。
10代のころからとことん自分と向き合い、
もがいたなかで得た、石田流哲学&美学。
それは老若男女問わず、誰にとってもなにかしら支えとなる、
心地よく生きる技が潜んでいます。
大好きなものなどについて綴った21編のエッセイ、
正直に語ったロングインタビュー。
美の秘訣やお気に入りレシピ、
硬軟とりまぜた103のQ&Aほか、全編撮り下ろし、書き下ろし。
同居人(猫)・ハニオとタビの成長日記のおまけつきの、
石田ゆり子のカケラがたっぷり詰まった、
やさしくて、とびきり楽しい1冊です。


石田ゆり子さんのエッセイは大好きなので
新刊は迷わず買って、寝る前に少しずつ読んでいた
宮本輝さんの「錦繍」が好きな本だということは知っていたけど
特別な本なんだなぁとわかり、少し嬉しかった
戻れるとしたら、幾つの時に自分に戻りたい?という質問に
戻りたくない、今の自分がいいっていうゆり子さんもいいな
インスタもフォローしているから、タビハニと雪ちゃんの写真は
なんだか懐かしい感じがしちゃう
ホント、優しい気持ちになるエッセイだった