香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

中原の虹

2010-02-01 21:23:36 | 本のこと
浅田次郎さんの『中原の虹』

ドラマ「蒼穹の昴」が始まってから少しづつ読んでいました
小説としては「蒼穹の昴」、「珍姫の井戸」の続編
全2作を読んでいないと面白さ半減でしょうね
このシリーズは実在の人物が半分くらい登場するし
架空の人物もモデルがいたりするし、歴史の流れが良くわかって
日本の幕末から明治にかけての時代、となりの中国では
こんなことがおこっていたんだなぁとすごく勉強になりました
今からたった150年位しか前じゃないんですよね
今作では春児(チュンル)と春雷(チュンレイ)、玲玲(リンリン)の
3人の貧しい健気な兄弟が再会できたことが嬉しかった
西太后、光緒帝の悲しい親子の死は辛かった
張作霖(チャンヅオリン)たち馬賊の男らしさに胸が痛かった
革命をめざす人、亡命をした人、歴史を記憶する人
小説に出てくるすべての人たちが生き生きと心の中でまだ生きています
浅田次郎さんは、この小説を書く為に小説家になったとのことです
わたしは、この小説を読む事が出来て本当に良かったと思います
続きをあと1、2年後から書き始めるそうなので、楽しみです

2月になりました~

今年はオリンピックはありますが、28日間しかありません

今日は晴れていたけど、寒~い1日でした
2月らしい天気ということかな

気持ち切り替えて、笑顔で頑張らなくっちゃぁ