先日わかりやすい入門書で「王妃マリー・アントワネット」を読んだ
以前からフランス革命前夜や王妃の華麗なる生涯と処刑の日のことなどを知りたかったから
読んでいくと、当時の民衆の王政に対する怒りと財政赤字や不況の状況が
今の日本や世界の状況に似ていなくもない
かたや、北アフリカのイスラムの国々の民衆の怒りが、
バスティーユ要塞を陥落させた当時のフランス民衆とも重なってくる・・・
彼女はプチ・トリアノンで天衣無縫な生活をして生きて来たが、とても知性を感じる
子供思いであったことも幽閉生活の中で書かれているし、相当なグルメであった
お菓子も大好きでクグロフ(グーゲル・フブフ)は大好物と書かれている
3月1日から、丸の内の三菱一号館で「ヴィジェ・ルブラン展」が開かれている
マリー・アントワネットの側近の女流画家として数々の肖像画を残したひと
なかなかいい企画だと思う
是非、5月8日までに観に行こうと思う
それにしても、後世にまで伝わる逸話を残す人物になりたいものですね・・・・
東京遊覧ご堪能ください。
人間は知ってる範囲でしか想像できないものネ。