紫舟-2
2010-09-01 | 紫舟
読売新聞の「輝く女性」というコラムに彼女の記事が出ていた
若いころは全然売れないため、精神的に不安定となったが、
逆に強くするためには「自分の力を信じること」だと気づき
古典を年に10回開いたり、デザイン事務所に自作の作品を送ったりした
その地道な努力を重ねた結果、次第に仕事が来るようになった という
また、クライアントからの注文が抽象的な場合は、相手と会って
十分コミュニケーションをとってから方向性にブレがないか確認する
そして想像力 を駆使して、何百種類もの書体を何度も書くという
一つの作品のためにこんなに努力しているとは夢にも思わなかった
もっとすごいのは、作品に集中しすぎてしまうので、
書いた直後に作品の良しあしを判断せず、翌日冷静に判断するという
だから、型にはまらず、表情や感情を持つ文字が完成するという
一つのことだけに熱中することができるプロはすばらしいと思った
だからこそ 心 がこもっていて、訴えたいことが我々に伝わってくる・・・・・