先回書いたラブラドライトの不思議な現象は、その後も続きました。
2008年7月下旬には、入浴後に明かりのついたリビングでリラック
スしながらラブラドライトを手に握っていると、目を閉じた状態で
赤、青、紫などの鮮やかな色が順番に、まるで信号の色が変わるよ
うに一色ずつ見えたのです。明るい状態でこれらの光を見たのはこ
れが初めてだったので、ひときわ印象に残る出来事でした。
さらに8月中旬頃には、夜ベッドに入って明かりを消すと、青紫と
緑(エメラルドグリーン)のかすかな光が頭上にやってきて、くる
くる回ったり、自由にうごめいたりするのが見えるようになったの
です。私は何がなんだかわからないまま、ただその美しさに見とれ
たり、感動したりしていました。とてもとても弱い、蛍のそれより
も淡い光なのですが、薄いシフォンのような質感がオーロラにちょ
っと似ている、とも思いました。(オーロラを実際に見たことはな
いのですが、いつかのテレビの映像を思い出したのです。)
こんなふうに、私の不思議な光を見る力は、少しずつ伸びていきま
した。これは、スピリチュアルな領域で「第三の目」(サードアイ)
と呼ばれるところが、活性化してきたということでしょうか。
* * * * * * * * * * * *
ところで、パワーストーンに興味を持ち始めた頃の私は、「天使」
に対して特に関心はありませんでした。(「天使」についてどう思う?
と強いて聞かれたら、「嫌いというわけではないけど、どこか少女
趣味っぽいイメージがある」、などと答えていたかもしれません。)
そこへいきなり、この不思議な光の一件が起きたわけで、その時の
私には、この出来事にどんな意味があるのか、皆目見当がつきませ
んでした。
でも、その意味がはっきりとはわからなくても、それが自分にとっ
て何か重大なことに違いない、という予感はありました。
そもそもパワーストーンにひかれるようになったのも、自分がこの
人生においていちばん大切にしたいこと、目指したいことは何なのか
が知りたい、という漠然とした願望があったからだと思います。
もちろんそれまでにもいろいろな夢や目標を持ってこなかったわけでは
ありませんでした。一度会社に勤めてからまた勉強したくなって大学に
編入したり、日本語教師として海外で仕事をしたりといったふうに、目
標を立ててそれを実現することもいくつか経験していました。
それでも、自分の人生において一番大切なこと、このことのために生き
たい、そんなふうに思えることはまだ他にあるのでは?それを私は忘れ
てしまっているのでは?なんとなくそんな気がしていたのです。
もしかしたら、今度の不思議な光の訪れは、その、大切な目標を伝えて
くれるメッセージなのだろうか?いつしかそう思うようになっていました。
でも、今の私にはそのメッセージを読み取る力がまだない…。なんとかし
てメッセージの内容を知ることはできないだろうか。いいや、それより何
より、あの光の正体が何者なのか、どうしても知りたい!
私の中で、そんな思いが日ごとに強くなっていったのです。
(次回へつづきます)
2008年7月下旬には、入浴後に明かりのついたリビングでリラック
スしながらラブラドライトを手に握っていると、目を閉じた状態で
赤、青、紫などの鮮やかな色が順番に、まるで信号の色が変わるよ
うに一色ずつ見えたのです。明るい状態でこれらの光を見たのはこ
れが初めてだったので、ひときわ印象に残る出来事でした。
さらに8月中旬頃には、夜ベッドに入って明かりを消すと、青紫と
緑(エメラルドグリーン)のかすかな光が頭上にやってきて、くる
くる回ったり、自由にうごめいたりするのが見えるようになったの
です。私は何がなんだかわからないまま、ただその美しさに見とれ
たり、感動したりしていました。とてもとても弱い、蛍のそれより
も淡い光なのですが、薄いシフォンのような質感がオーロラにちょ
っと似ている、とも思いました。(オーロラを実際に見たことはな
いのですが、いつかのテレビの映像を思い出したのです。)
こんなふうに、私の不思議な光を見る力は、少しずつ伸びていきま
した。これは、スピリチュアルな領域で「第三の目」(サードアイ)
と呼ばれるところが、活性化してきたということでしょうか。
* * * * * * * * * * * *
ところで、パワーストーンに興味を持ち始めた頃の私は、「天使」
に対して特に関心はありませんでした。(「天使」についてどう思う?
と強いて聞かれたら、「嫌いというわけではないけど、どこか少女
趣味っぽいイメージがある」、などと答えていたかもしれません。)
そこへいきなり、この不思議な光の一件が起きたわけで、その時の
私には、この出来事にどんな意味があるのか、皆目見当がつきませ
んでした。
でも、その意味がはっきりとはわからなくても、それが自分にとっ
て何か重大なことに違いない、という予感はありました。
そもそもパワーストーンにひかれるようになったのも、自分がこの
人生においていちばん大切にしたいこと、目指したいことは何なのか
が知りたい、という漠然とした願望があったからだと思います。
もちろんそれまでにもいろいろな夢や目標を持ってこなかったわけでは
ありませんでした。一度会社に勤めてからまた勉強したくなって大学に
編入したり、日本語教師として海外で仕事をしたりといったふうに、目
標を立ててそれを実現することもいくつか経験していました。
それでも、自分の人生において一番大切なこと、このことのために生き
たい、そんなふうに思えることはまだ他にあるのでは?それを私は忘れ
てしまっているのでは?なんとなくそんな気がしていたのです。
もしかしたら、今度の不思議な光の訪れは、その、大切な目標を伝えて
くれるメッセージなのだろうか?いつしかそう思うようになっていました。
でも、今の私にはそのメッセージを読み取る力がまだない…。なんとかし
てメッセージの内容を知ることはできないだろうか。いいや、それより何
より、あの光の正体が何者なのか、どうしても知りたい!
私の中で、そんな思いが日ごとに強くなっていったのです。
(次回へつづきます)