天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

4月のギャラリー展示 ~ アドロニスの本を中心に

2021-04-03 21:27:49 | ブックレビュー

以前から度々、書いているのですが……

 

わが家が昔、たばこ屋をしていた頃、使っ

ていたショーウインドーが、玄関脇に残っ

ています。

 

その小さなスペースに、「展示」と称して

自分の蔵書などをディスプレイして楽しん

でいます。

 

最近は、月ごとにテーマを決めて、展示内

容を入れ替えることにしているのですが…

 

4月は、アドロニスのメッセージを収録し

た本をメインとして置くことにしました。

 

今日の写真は、そのディスプレイです。

 

アドロニスというのは、シリウスの意識体

として知られていますが……

 

この本は、その「アドロニス」のメッセー

ジを伝えるチャネルとして活動しているブ

ラッド・ジョンソン氏と、多次元コンタク

ターのシャラン氏の対談という形をとって

います。

 

正式なタイトルは、下記の通りです。

 

『第6密度の使者 アドロニスチャネリン

グ シリウスメッセージ』(VOICE)

VOICEブック "第6密度の使者 アドロニスチャネリング シリウスメッセージ" (voice-inc.co.jp)

 

今回、この本を選んだ理由は、「シリウ

ス」に関連したものであること。

 

2012年12月21日という日は、私たちの地

球にとって、一つの重要な変革の始まり

であったと言われていますが……

 

その変革は、「シリウス」のエネルギーと

深い関わりがあるとの指摘があります。

 

それで今、改めて、あの日を振り返りつ

つ、「シリウス」について考えてみようと

思い立ったのでした。

 

2012年12月21日という日について、すで

に意識されている方も、今ここで初めて知

ったという方も……

 

もし何か惹かれるものを胸に感じたなら、

この本を一度手に取ってみてください。

 

今、私たちが地球にいることがいかに凄い

ことであるのか。

 

そして、これからの地球がどうなっていく

のか。

 

アドロニスのメッセージから、そのヴィジ

ョンがより鮮やかに描けるようになること

でしょう。

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COVID-19と虫歯対策(3)

2020-05-23 17:40:01 | ブックレビュー
また一週間以上、空いてしまったけれど…

気を取り直して、前回までの話を続けま
す。

新型コロナウイルスで社会活動の抑制を余
儀なくされる中……

できるだけ虫歯の悪化を防ぐため、素人と
してできることは何かないかと、模索する
中で、

小峰一雄著『自然治癒力が上がる食事』
(YUSABUL)

という本に行き着き、知り得たあらましを
お伝えしようとしています。

すでに2回、アップしているのですが…


実は、前回(5/15)の記事の最後の部分
に、重大な書き間違いがありました。

「その厄介なDFTを引き起こす…」

と書いてしまったのですが、これは、

「その厄介なDFTの逆流を引き起こす…」

と書くべきところでした。

まさに、まったく「逆」の意味になってお
りました。

間違ったことをお伝えしてしまい、大変申
し訳ありませんでした。(この箇所は、本
日、訂正しました。)

それで、このDFTですが(Dentinal Fluid
Transport)、日本語では「象牙質内の液
体移送システム」と呼ばれているそうで
す。

DFTは、歯のヒビの修復、黒ずみの改善、
歯周病の予防などの働きをしてくれる重要
なしくみで……

歯の内部から外部へと液体がしみ出すのが
正常な流れなのですが、何らかの要因によ
ってそれが逆流し、虫歯や全身の病気の原
因になってしまうことがあります。

その「逆流」のスイッチになる要因が、本
書には5つ挙げてあり……

そのトップが「砂糖の摂取」になっていま
す。

なぜ、砂糖を摂るとDFTの逆流が起こるの
か。

本書には、次のように説明されています。

みなさんの中にも「甘いものを食べると虫
歯が痛む」という経験をしたことがある人
もいると思いますが、これこそ砂糖がDF
T逆流のスイッチを入れたからにほかなり
ません。本来、歯の内側から口の中へと流
れ出ている液体が、砂糖の摂取をきっかけ
に逆流を始めます。すると口の中の細菌が
歯の中に入り込み、歯の神経を刺激するの
です。(本書、23頁。)

これを読んで、ああ、なるほど、と思いま
した。

私の経験からも、甘いお菓子などを食べた
時、歯がしみたり、痛みを感じたりしたこ
とがよくあったからです。

そして、本書では、虫歯予防の重要な方法
として、「シュガーコントロール」(砂糖
を摂る量を減らすこと)、または「シュガ
ーカット」(砂糖をまったく摂らないこ
と)を勧めています。

「砂糖をまったく摂らない」のは、(料理
の調味料として使われていたりするので)
無理かも知れないけれど……

スイーツなど、間食として食べていたもの
をやめれば、摂取量を抑えることはできる
のでは?

そう考えた私は、早速「シュガーコントロ
ール」を開始しました。

それで親知らずの虫歯の進行が少しでも食
い止められるなら……そんな一心でした。

それから、かれこれ一月。

幸い、痛みは出ていません。

それに、歯がしみることも、以前よりは減
っているようです。

本当に進行が抑制されているかは、歯医者
さんに診てもらわないとわかりませんが…

自分の感覚では、悪化は抑えられているよ
うに思われます。

私は元々、甘いものは好きなほうで、ケー
キやクッキーをおやつに食べるのが生活の
楽しみの一つだったので、……

それを我慢できるかなと、最初はちょっと
自信がありませんでしたが、……

実際、始めてみたら、ほとんど苦労せずに
「シュガーコントロール」ができていま
す。

不思議なもので、しばらく食べないでいる
うちに、体が慣れたのか、別段、甘いもの
を欲しなくなりました。

そして……

「シュガーコントロール」には、もう一つ
うれしい効果があるのです。

それは、お肌がきれいになること。

本書の著者である小峰一雄氏は、次のよう
に述べています。

シュガーコントロールやシュガーカットを
実践すると、虫歯が予防できるだけでな
く、「肌がきれいになった」「疲れにくく
なった」と、良いほうに体調の変化を感じ
る方が多くおられます。その結果、砂糖が
体に悪いと実感し、そのままシュガーコン
トロールを続ける人も多いのです。砂糖が
身心に及ぼす影響は大きく、私は長年の経
験から、女性の患者さんの肌を見ただけ
で、甘党かどうかすぐに分かります。
(本書、32頁。)

砂糖を摂らない人の肌は、「赤ちゃんのよ
うな透明感とみずみずしさ」があるのに対
し、甘党の人の肌は「乾燥してかなり荒れ
て」いるのだそうです。

小峰先生のクリニックでは、希望者に、シ
ュガーカットのBefore and Afterの写真を
撮って、その変化を実感してもらっている
とか。

私の肌はというと……


確実にシュガーコントロールの成果だとは
断言できませんが……

肌の手触りが以前よりもっちりとしてきた
し、シミが若干薄くなってきたように思い
ます。

さらに……

顔に、非常に細くて透明な「産毛」が生え
てきたのです。(光が当たるとキラキラし
て、きれい!)

顔の産毛は、スキンケアやメイクには邪魔
になる面もありますが……

本来、生えているはずのものだとすれば…

今まで生えることができない状態であった
のに、シュガーコントロールのおかげで体
調が整ったことで生え始めた、という可能
生もあるのでは?

この推察が正しいのかどうか、素人には何
とも言えませんが、もう少し肌の状態を長
期的に観察してみたいと思っています。


本書には、この他にも、歯と全身の健康・
病気予防に関する貴重な情報がたくさん収
められています。(どの歯を抜くとどんな
臓器に影響が及ぶか、ということ、など
など。)

関心がおありの方は、ぜひお手に取ってみ
られることをお薦めします。

新型コロナウイルスをめぐる状況も、日々
変化し、新しい展望が見えてきていますね。

遠からず、心に負担を感じることなく歯科
を受診できる日が来ることでしょう。

一日も早く、そんな日が訪れますように!

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COVID-19と虫歯対策(2)

2020-05-15 22:58:28 | ブックレビュー
先回の話を続けます。

かなりひどくなってしまった親知らずの虫
歯。

なんとか進行を遅らせる手はないかと、藁
にもすがる思いで読み始めたのは、

小峰一雄著『自然治癒力が上がる食事』
(YUSABUL)

という本でした。

そうしたら……

初っ端から、今、まさに自分が知るべきこ
とが書かれていて、驚きました。

それは、「象牙質内の液体移送システム
(Dentinal Fluid Transport)」(以下、
DFT)と呼ばれるものが存在すること。

つまり、私たちの歯の象牙質の中には、隅
々まで液体が流れているというのです。

そして、このDFTが、歯のヒビの修復、黒
ずみの改善、歯周病の予防のために働いて
くれているのだそうです。(本書、18~
19頁より)

えっ、ヒビの修復?
そんなことができるの?

初耳でした。

さらに読み進めると……

虫歯にも自然治癒の可能性があることが紹
介されているではありませんか!

そんなことがあり得るなんて。

にわかには信じられない思いでしたが、本
にはその根拠が詳しく書かれていました。

そもそも、一般に、虫歯ができ始める箇所
は歯の表面であると思われていますよね。

表面のエナメル質が、虫歯の原因菌の出す
酸によって溶かされることから始まるのだ
と。

ところが、著者の小峰氏によれば、虫歯の
中には、歯の内部から始まる症例も多く見
られるそうです。

そして、そのような歯の内側から進む虫歯
の原因と考えられるのが、DFTの逆流で
す。

DFTが逆流すると、「口の中に無数にいる
細菌が歯の中に入り込み、虫歯をつくり、
ついには体内に入り込んで全身の病気を引
き起こしてしまう」というのです。
(本書、20頁)

その厄介なDFTの逆流(5/23訂正)を引き
起こすスイッチとして挙げられている要因
が5つあります。

そのトップに、「砂糖の摂取」とあるでは
ありませんか。


今日も一旦、ここまでにします。
続きはまた後日に。

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COVID-19と虫歯対策(1)

2020-05-13 20:21:33 | ブックレビュー
一月以上、更新の間隔が空いてしまいまし
た。

新型コロナウイルスの影響で、職場の学校
の授業は現在、全てオンラインに。

当初、対面授業の予定だったコースも急遽
計画変更となり……

教材作成、業務連絡メールのやり取り等、
しばらくはバタバタの日々でした。

そんなわけで、ブログを書くための、気持
ちのスペースが作れませんでした。

それに、今、こんな時期だからこそ、発信
する意味のあることって何だろう……そう
いう迷いもあったりして。

まあ、でも、それはここを覗きに来てくだ
さる人に選んでもらえばいいとして……

最近の在宅中心の生活の中で、気付いたこ
とをちょっと書いてみます。

実は、一月ほど前から、砂糖の摂取量を減
らしています。

理由は、虫歯対策。

私は親知らずが4本ともまだ残っているの
ですが……

左上の1本が重度の虫歯になっており、か
かりつけの歯医者さんから、抜歯をすすめ
られているのです。

現在のところは、かすかに沁みる時がある
程度で、痛みは全くありません。

でも、もし、今のこの状況下で痛みが出た
ら……?

歯科は治療の性質上、感染のリスクが高い
と聞いています。

自分は毎日、一応検温もしているし、体調
も異常はないのですが、無症状でも感染し
ている可能性はゼロではないんですよね。

万一、我慢できないほどの痛みが出てしま
ったら……

歯医者さんに、感染のリスクを冒して治療
をお願いするしかありません。

そんな事態は避けたい。

そのために、何かできることはないだろう
か。

そう思った時、2月に買ったまま、手をつ
けずにいたある本のことを思い出したので
す。

それは、
小峰一雄著『自然治癒力が上がる食事』
(YUSABUL)
というもの。(今日の写真の本です。)

何かヒントがあればと読み始めてみると…


ちょっと長くなったので、今日はここまで。

続きは追って、アップします。
(また一月も空けないようにしなくちゃ
ね。)
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『驚天動地』再読

2018-08-11 02:02:52 | ブックレビュー
残暑お見舞い申し上げます。

長らくのご無沙汰となってしまいましたが、いかがお過ごし
ですか。

私は、参っております。この暑さに。

個人的には、生まれてから経験する最も暑い夏になりました。

そして、まだ当分、終わらない。

ふー。

皆様も、どうぞお体、お気をつけくださいね。



さて、そんな、読書にはおそろしく不向きな環境の中、深夜
の、ほんのわずかな涼を感じる時間帯にだけ、本を読んでい
ます。

昨日ちょうど読み終わったのは、『驚天動地』というタイト
ルのもの。(写真の本です。)

量子物理学者のアミット・ゴスワミ博士に、ヴォイスの喜多
見龍一氏がインタビューした内容をまとめたもので……
(「ヴォイス」はスピリチュアル関連のワークショップ開催、
出版、グッズ販売を行っている会社です。)

実はこの本、以前にもこのブログで紹介しているのですが…
(2015年5月4日付、「奇妙なエネルギーの球体」の謎、氷解)

なぜかもう一度読み返してみたくなり、手に取ったのです。

そして、本書の中に登場する、ゴスワミ博士のいう<可能性
領域 domain of possibility>というのはまさに、「空(く
う)」とか、「ワンネス」などと表現されているのと同じも
のを指していると考えていいはずだ。

そんなことを思いながら読んでいました。

この、<可能性領域>はすべての存在の源であり、あらゆる
ものが生じる可能性を含んでいます。

いわゆるスピリチュアルの世界に関わるマスター、ヒーラー、
チャネラーのいう、「空」「ワンネス」を、科学者であるゴ
スワミ博士の視点で見ると……

<可能性領域>と表現されるというわけですね。

そして、<可能性領域>は意識そのものだと博士は言います。
(本書、21頁。)

私たちの存在する現実世界は、すべてこの、<可能性領域>
から生み出されると考えられるのです。

このことが事実であると、証明する手立てがあるかどうかは
わかりませんが……

もし<可能性領域>というものが本当に存在するのだとした
ら……

この領域のことを知っているかどうかは、私たち自身の本質
に関わる、最も重要な分岐点であるに違いない。

そう確信しています。

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『プルーフ・オブ・ヘヴン』~ 脳神経外科医による「死後世界」 のレポート(3)

2017-08-12 22:58:39 | ブックレビュー
Dr. Eben Alexander著、『Proof of Heaven
A Neurosurgeon’s Journey into the Afterlife』Piatkus、
2012


すでに2回、レビューを書いているこの本、カタツムリ
のようにのろのろと、読書進行中です。

現在、15章「The Gift of Forgetting」(邦題「忘却の
恩恵」)をちょうど読み終えたところですが……

この章は、知的なバックグラウンドを持ち、科学的思考
を拠り所にしている方に、特にお薦めしたい内容になっ
ています。

章のタイトルにある「Forgetting」とは何を指すのか。

それは、筆者のEben氏が臨死体験をしている間、この
世界(いわゆる人間界)で身につけた知を一切、忘却し、
人間としてのアイデンティティーを手放した状態にあっ
たことを表しています。

そして、そのような状態であればこそ、人間界を超えた
「Core」の世界で、宇宙の根源的存在(神、創造主など
とも呼ばれる)から伝えられたことを、即座に理解する
ことができたのだとEben氏は考えています。

もしも、私たちが物理的世界でいつもしているような
やり方だけに頼るなら、理解するのに何年もかかって
しまうような概念でさえ、「Core」の世界では瞬時に
把握できるというのです。

このことから、私たちの「脳」の働きについてEben氏
が到達した見解は、現在の科学の常識を覆すものだと
言えるでしょう。

これ以上、ここに具体的に書くことは避けたいと思い
ます。詳細は本書を直接ごらんください。

最後に、私がこの章で一番印象に残った一節を引用し
てみましょう。

The physical side of the universe is as a speck of
dust compared to the invisible and spiritual part.
In my past view, spiritual wasn’t a word that I
would have employed during a scientific conver-
sation. Now I believe it is a word that we cannot
afford to leave out.
(本書、82頁より。)
〔日本語訳〕
宇宙の物理的な側面は、不可視の霊的側面に比べれば
塵のようなものでしかないのだ。以前の私であれば、
″霊性″という言葉を科学的な文脈に使うのは、考えら
れないことだった。だがいまは、無視できる言葉では
ないと考えている。
(エベン・アレグザンダー著、白川貴子訳『プルーフ
・オブ・ヘヴン -- 脳神経外科医が見た死後の世界』
早川書房、110頁より。)


* *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


上に引用した邦訳本、実は数日前に購入したばかり
です。

書店でふと目についた原著をその場で買ったので、
邦訳が出ていることは、少し遅れて知ったのですが
……

できるなら原著で読んでみたいと、最近まで邦訳を
買わずにいました。

でも、読んでいる最中で、意味の取り違えをしてい
ないか確かめたいところがあったので、やはり邦訳
が欲しくなったのでした。

そういうわけで、原著、邦訳とも、まだ全体に目を
通していないので、全体的なコメントはできません
が……

邦訳は、15章について言えば、原著に忠実で、日
本語としても読みやすいと思います。

ただ、原著には、そこにしかない″空気感″という
ようなものがあるのも確かなので、私は引き続き
原著をメインに、必要に応じて邦訳の助けを借り
る方式で読み進めようと思っています。

また、印象に残るところがあれば、レビューを書
きますね。
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『プルーフ・オブ・ヘヴン』~ 脳神経外科医による「死後世界」 のレポート(2)

2017-06-24 19:39:29 | ブックレビュー
読みかけにも関わらず、厚かましくもレビュー(5月4日付)
を書いたこの本。

Dr. Eben Alexander著、『Proof of Heaven
A Neurosurgeon’s Journey into the Afterlife』Piatkus、
2012
(邦訳本:エベン アレグザンダー著、白川貴子 訳、
『プルーフ・オブ・ヘヴン -- 脳神経外科医が見た死後の
世界』早川書房、2013)

のったりスピードで読み進み、まだ半分にも達していない
のですが……

ちょうど昨夜読んだところが、あるいはこの本で最も重要
な部分なのかもしれない、そう感じました。

それは……

12. The Core

原書では、68 ~ 73ページにあたります。(邦訳本は手元
にないので、ページ数不明。)

「The Core」というのは、著者が昏睡状態に陥っている
間に訪れた、全てなるものの源(いわゆる「ワンネス」)
にまみえた場所。

12. The Coreには、そこで著者が経験した、言葉にし難い、
しかし、他の何よりも大切だと捉えていることが書かれて
いる、そう言えると思います。

特に、その後半部分には……

科学とスピリチュアリティー、これら二つの関係について
の、筆者の力強いメッセージが掲げられています。

その内容をここに書くことはできませんが……

自分自身の思考・信頼の最も根本的な部分を科学に置いて
いる、という人には、ぜひ一読をお薦めしたいと思います。

これを一読することによって、自分の信条が変わってしま
う、ということにはならないかもしれません。

それでも、その糸口になり得る可能性はあるでしょう。

また、この問題の重要なキーとして、「体感」というもの
が挙げられます。

筆者が「The Core」で感じたある「体感」。それを味わっ
たことのない相手に言葉で伝えようと、もがき苦悩する心
境が、ひしひしと伝わってきました。

個人的には、私にも似たような心境になった経験がありま
す。

私の場合は、筆者のようにはっきりとした臨死体験をした
わけではないのですが、ある不思議なエネルギーを体感し
たことがあるのです。

それはいわば、私がこのブログを書くための礎というか、
出発点といえる出来事でした。

この経験については、このブログの「がんに「ありがとう」」
のカテゴリーの記事に書いてあります。

ご興味と、お暇のある方は、よろしかったらご一読ください。
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『プルーフ・オブ・ヘヴン』~ 脳神経外科医による「死後世界」 のレポート(1)

2017-05-04 20:29:35 | ブックレビュー
ブックレビュー:
『Proof of Heaven A Neurosurgeon’s Journey
into the Afterlife』
(Dr. Eben Alexander著、Piatkus、2012)
※以下に邦訳本の情報あり。

昨夜、一つうれしいシンクロニシティーがありました。

フジTVの「世界の何だコレ!?ミステリー」で、死後
世界がテーマの内容をやっていたのですが……

その中に登場した一つの体験談。

それを記した本を、ちょうど読んでいるところだったの
です。

その本(今日の写真の本)の著者は、米国の脳神経外科医、
Eben Alexander氏。

彼は2008年11月、細菌性髄膜炎に脳を侵され、大脳皮質
の機能が失われた状態に陥ったのですが……

その状態で、「死後世界」と思われる世界へ入った経験を
記憶しているというのです。

それは脳がつくりだした幻覚ではないかとの反論もあり得
るでしょうが……

脳神経外科の専門家の見地から、当時の自分の脳の状態で
は、幻覚を見ることは不可能だった、と彼は主張していま
す。

とすると、彼が見たのは、本当に死後世界の光景だったの
でしょうか。

この問いかけに対しては、もちろんいろいろな考え方がある
でしょう。

それはやはり幻覚に過ぎないと思う人も、多いのかもしれま
せん。

でも、そういう人にこそ、この本を手に取ってもらいたい、
著者はそう願っているのではないでしょうか。


私自身は、死後世界はあると考える立場ですが、自分で実際
に行ってみた経験はありません。

だからこそ、なのでしょう。

死後世界がどんなところなのか知りたいと、常日頃思ってい
て……

ある日、書店の棚にこの本を見つけたときは、胸が高鳴って、
すぐに手に取ったのです。

その時買ったのは、原書の英語版でした。

実は、後になって、邦訳が出ていることを知ったのですが……
(エベン アレグザンダー著、白川貴子 訳、『プルーフ・オブ・
ヘヴン -- 脳神経外科医が見た死後の世界』早川書房、2013)

今、がんばって原書を読んでいます。
(読むスピードが、無茶苦茶遅いです。)

でも、苦痛ではなく、楽しんでいますけれどね。

今読んでいるところは、まだまだ序盤で、彼が死後世界と思わ
れる領域に入り込んだところです。

「天国」の美しい描写が登場するのは、これから。

連休の間に、ぜひともそのシーンを満喫したいと思っています。
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「ダメな人間」はいません ~ 映画「ビリギャル」原作本を読んで

2017-02-20 18:00:19 | ブックレビュー
ブックレビュー:
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて
慶応大学に現役合格した話』
(坪田信貴 著、KADOKAWA、2013年12月)

概要が一目でわかるという点では文句なしのタイトルです
ね。(ちょっと長いけれど……。)

新作ではないのですが、この本をもとにした映画「ビリギ
ャル」を昨年末にテレビで観たのをきっかけに、読んでみ
ました。

慶応に合格した「ビリギャル」こと「さやかちゃん」が、
受験勉強を始める前の状態に、まず度肝を抜かされました。

本の中には具体的にいろいろ書いてあったけれど、私が一番
驚いたのが、さやかちゃんが東西南北をちゃんと理解、把握
していなかったという話。(本当かな~?)

そんな状態から1年余りで偏差値を70前後まで上げて、慶応
に合格してしまうとは……すごいとしか言いようがありません。

もともと、勉強に向いているタイプだったのかもしれません
が、努力して集中し続けたことは、称賛に値すると思います。

私も、同じくらいのことをするのは難しいでしょうけれど、
見習いたいです。

指導した塾の講師、坪田先生も素晴らしい。プロフェッショ
ナルとして、レベルが高いと思います。

本の中には具体的な勉強方法や教材名が書かれているので、
実際に受験を控える人にも参考になることはありそうです。

実は私も以前、塾の講師をしていたことがあり、現在の仕事
は留学生のための日本語の授業なのですが、同じ教師という
目線からもいろいろなことを考えさせられました。

その中でも、特に印象が強かったのは、さやかちゃんが学校
の授業中に寝るようになったときのことです。

これは、受験勉強が大詰めになった段階で、志望校に合格する
ため、学校の授業よりも塾の勉強のほうに時間を割かなければ
ならなくなり……

睡眠時間も削って勉強するため、寝られる時間が学校しかない
という状況になってしまい、止むに止まれずそうしていたそう
なのですが……

授業を担当していた学校の先生も、これには困ったことでしょ
うね。

さやかちゃんのお母さんからも、事情を説明され、寝かせてや
ってほしいと懇願されては……。

もちろん、生徒の受験を応援したくない教師はいないので、そ
れがさやかちゃんのためになるなら、そっと寝かせておいてや
りたいと思う先生もいたことでしょう。

ただ、クラス全体のことを考えると、ことはそう単純にはいき
ません。

例えば、クラスに40人ほどの生徒がいたとして、その中のたっ
た1人でも授業中に居眠りを始めたなら、たちまちその場のエ
ネルギーは変わってしまいます。

だらーんとした空気に、クラスのみんなのモチベーションは
確実に下がります。

教師の心も、密かに傷つきます。

私が昨年の秋学期、実際に担当していた日本語のクラスでは、
居眠りではないのですが、自分のレベルより下だという考えの
ため、授業をろくに聞いておらず、宿題もほとんどやってこ
ない学生がいて……

その学生の姿勢がクラス全体に与えた影響は大きかったと思う
のです。

さあ、やろう、という雰囲気のときに、冷や水を浴びせられる
ような気が、授業中に何度したことか。

このことを思うと、先生とさやかちゃんのクラスメートたちが
ちょっと気の毒になります。

それでも、物凄い高みを目指してがんばっているさやかちゃん
のことを理解して、見守ってくれたみんながいたからこそ、さ
やかちゃんは慶応に合格できたのでしょうね。

結末がハッピーなサクセスストーリーなのは、読んでいて確か
に救いがあるけれど、その中にはいろいろなことを感じされら
れる要素が、多分にふくまれています。

私は今回、教師の視点で読んでみて、さやかちゃんの居眠りの
部分が一番、心に響きました。

単純に、いい、悪いと評するのではなく、起こったことをその
まま、感じて受け容れようという気持ちになったのです。

教師として。

そうそう、坪田先生も、こんなことをおっしゃっています。

「ダメは人間などいません。ダメな指導者がいるだけなのです。」

いいえ、先生。「ダメな指導者」も、どこにもいませんよ。

もとより、「人間」もいません。

だって、私たちは、観察する「意識」なのですから。
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2013年:「覚醒期」の始まり

2014-11-09 13:31:02 | ブックレビュー
ブックレビュー:
『反転の創造空間《シリウス次元》への超突入!』
(半田広宣+中山康直 著、ヒカルランド、2014年2月)

1年と2ヶ月ぶりのブックレビューです。

実はこの本、地元の、めったに行かない大型スーパー
に行ったついでに、ふらっと覗いた本屋さんで何気なく
手に取ったものだったのですが……

思いがけない収穫でした。

著者は、半田広宣(はんだ こうせん)さんと
中山康直(なかやま やすなお)さん。

お二人は、

半田さん ⇒ 冥王星からのOCOT情報
中山さん ⇒ 水星からのMANAKAリアリティー

という情報源と、長期に亘りコンタクトを取り、得た情報
の研究に取り組んできたそうですが……

それらの情報によると、今まさに地球が、非常に重要な
転換点を迎えているのだといいます。

それが始まったのが、2013年。

この年は、実に26,000年を一つのサイクルとした「時間
意識の振動の周期」(本書、363頁)の、新たなスタート
地点となっている、というのです。

「時間意識の振動の周期」?

そう言われても、何のこと?って言いたくなりますよね。

半田さんによれば、OCOT情報はこう伝えてきているそう
です。

・時間には2種類の存在形態がある。
・その2種類というのは、
① アウグスティヌスが言ったような「永遠の今」「永遠の
現在」としての時間
② 科学が考えているような「継起する瞬間」「継起する現
在」「流れ行く現在」としての時間
・(人間の)意識自体はこれら2種類の時間のどちらをメイ
ンとするかで、6,500年ごとに反復している。
(本書、363頁より)

この6,500年が4つで一つのサイクルを形成しているため、
それが一回りすると、ちょうど26,000年になるというわけ
なのです。

そして、2013年を起点に始まったのは、①の、時間を「永
遠の今」と感じる意識の時代なのだとか。

この時代のことを本書では「覚醒期」と表現しています。

つまり、私たちはすでに、「無時間世界」(本書、365頁)
への目覚めの時代に突入しているということになります。

このサイクルの起点のタイミングは、26,000年に一度し
か訪れないわけですから、まさに地球にとって「大変革」
の時期と言ってもいいでしょう。

この説は、マヤ暦の終焉、アセンションといった別の表
現で伝えられたことと、根本的に同じことを指している
のではないでしょうか。

そんな大変な時期にこの星に生を享けたということ。

それはきっと、すごいことに違いありません。

だって、誰だってこんなエキサイティングな時代を経験
したいと思うでしょうから。

おそらく、この時代に地球に生まれることを希望する魂
は引きもきらないはず。

その競争(?)を突破して、今、こうして地球に生きてい
ることの意味の重さ。

それに改めて気づかせてもらい、心から感謝の思いが
湧いてきたのでした。


この調子で続けると、この本の大切な内容を全部書い
てしまいかねませんので、このあたりにしておきましょう。

もっと知りたい、そう思われた方は、ぜひ直接手に取っ
てみてくださいね。
コメント (2)
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