天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

残り香のない服

2013-09-28 14:57:08 | 香り
あまちゃん、とうとう今日で終わっちゃいますね。

朝の楽しみがなくなって、かなしい……。

でも、この半年間、ほんとうに楽しかった。

ありがとう!


さて……

今日の空は青いあおい、秋の空なのに、日射し
はまだ夏のよう。

でも、空気がからっとしていて気持ちいいですね。

今日は仕事がお休みなので、普段着の洗濯をし
ました。

物干し台に、洗いあがったカットソーを干している
と、ほのかなラベンダーの香りがしました。

以前(2011年7月28日付)にも書いたことがありま
すが、私は肌に触れる服の手触りにこだわりたく
て、普段着はいつも付け置き洗いをしています。

そのために使う洗剤を、最近変えました。

それまで使っていた洗剤は、たいていのスーパー
やドラッグストアに置いてあって、一般によく使わ
れているおしゃれ着用の液体洗剤でした。

私は肌や呼吸器などが特に敏感なほうではない
せいか、その洗剤でこれまでに体調が悪くなった
ことはなかったのですが……

洗いあがりの香りが強い、そう感じていました。

きっと、香料は合成のものを使っているからでし
ょう。

香り自体は、合成のものでも、いい香りと感じら
れる場合もあると思いますが、合成のものは、
天然の精油などに比べると、一般に香りが長く
残るようですね。

そういえば、最近、洗剤や柔軟剤の香りで頭痛
がしたり、気分が悪くなったりという健康被害に
ついてよく耳にしますが……

敏感なタイプの方は、合成香料などの化学成分
に反応が出るのでしょうね。

それも、すぐには香りが消えないので、厄介で
す。

それに比べて、今私が使っている洗剤(写真の
もの)は、合成香料を使わないドイツのメーカー
の製品で、香料としてラベンダーの精油を使っ
ているそうです。

それで、干した時にはほのかに香りますが、乾
くまでには香りがなくなって、残りません。

最初は、ちょっともの足りないかな、という気も
したのですが、今は、こっちのほうが気持ちい
いかも……と感じています。

実はこの洗剤、時々オーガニックコスメを買い
に行くあるお店で、プレゼントとしていただいた
もの。

もし、これをもらっていなかったら、今も前と同
じ洗剤を使っていたかもしれません。

お店のプレゼントのおかげで、知らなかったも
のに出会えて、世界が広がりました。

もちろん、合成香料を攻撃したいわけではあり
ません。

私も、これまで数え切れないくらいお世話にな
ってきましたから。

でも、今まで合成香料の洗剤しか使ったことが
ない方も、もし気が向いたら、合成香料を使わ
ない洗剤というのを、ぜひ試してみてください。

今まで無意識にかいでいた香りが、かなり強い
ものだった、そう感じるかもしれません。

そうしたら、その香りで頭痛がする人がいても
不思議じゃない、そう思えるかも。

そして、残り香のない服をまとって、秋の空気
の香りを、めいっぱい胸に吸い込みたくなる、
かもしれません。


ご参考までに……

SONNET ナチュラルウォッシュリキッド
(写真の製品)
全成分:界面活性剤 33.24% 〔純石けん分
(脂肪酸カリウム*)、ヤシ油由来のアルコール
の硫酸塩、オリゴ糖界面活性剤〕、エタノール
(植物性アルコール)、香料(ラベンダー*)、
水    *有機認定あるいは野生採集

迷惑メールとの日々

2013-09-21 22:43:33 | Weblog
あさっては祝日(秋分の日)だけれど、私は出勤日。

しかも、新しくやってきた留学生との、初めての授業
の日。

今からちょっとドキドキしてます。


ところで……

最近、ちょっとした変化がやって来ました。

何かというと、PCの迷惑メールがほぼなくなったこと。

実は、この1年あまり、英語圏の発信元からどんどん
送られてくるスパムメールに悩まされる状態が続いて
いました。

多い時には1 日に100件ほども来て、消去するのが大
変だったのですが……

1週間ほど前から、それがほとんどゼロになったので
す。

それは、何のことはない、スパムメールをブロックする
機能をちゃんと設定することができたから。

つまり、PCオンチでちょっとめんどくさがり屋の私、ロ
ージーであるがゆえに、問題解消に1年もかかってし
まったわけです。

なんだ、そんな馬鹿げた話、そう思われる方もいらっ
しゃるでしょうね。

確かに、馬鹿げているかも。

でも、今振り返ってみると、この期間は私にとって無意
味ではなかったなあと思うのです。

むしろ必要だったのかもしれません。

それはどういう意味でか、というと……

一言でいえば、「そのまま受け容れる」というのはどん
なことか、スパムメールは、それを感じ取る絶好の機
会になったと思うのです。

もちろん、最初は「迷惑千万」と思ったし、送ってくる人
たちを憎らしく思い、仕返しをしてやりたいとも思ってい
ました。

でも、いつの頃からか、そんな気持ちが少しずつ変わ
り始めたのです。

まず、自分の周りの3D現実のすべては、自分の意志
・意図の反映だということは、いろいろなソースからの
情報に触れる中で、頭では理解できるようになってき
ました。

ということは、スパムメールだって例外じゃない、それ
は私の一部なんだ、そんな考えが毎日、少しずつ少し
ずつ身体に沁み込んでいったのです。

一気にではなく、本当にゆっくりと。
(一気に変わることだってもちろんできるでしょう。でも、
ゆっくりペースが私、ロージーの持ち味ですから。)

時には、100通を超えるメールを削除しながら、

「このメールを送った人、どんなこと考えてたのかな。
今日のランチ何食べようか、それとも、今度のデート
に何着て行こうか、そんなこと思いながらキーをたた
いてたかもね。」

こんなふうに空想してみたりもしました。

そうしたら、だんだんと、スパムメールの送り手の人
たちに親近感を持つという、どうにも奇妙な心理状態
に至り……

この送り手が自分であっても、何も不思議はないよう
に思えてきたのでした。

というより、自分に関係ないことではないのだと、心底
実感できるようになった、そう言ったほうがいいかもし
れません。

これは他人事ではなく、自分の問題なのだから、否定
することはできない。

ならば、そのまま受け容れよう。非難も嘲笑も復讐も
棚上げにして。

どうぞ、送りたければ送っておいで。宇宙はあなたが
そうする自由を保証しているのだから。

(でも、他のことを選びたければ、いつでも選びなおせ
るし、私はそれを勧めたいけどね。)

まあ、こんな具合の心境になってきて……

そんな折、ふと気づいたら、スパムメールをブロック
する機能が、ちょうど使いこなせるようになっていた
のでした。

この機能を使えるようになるために要した時間が、私
にとっては、長くも短くもない、ちょうどいい時間だった
のでしょうね、きっと。

宇宙はいつも、だれにとっても、完璧な采配を与えて
くれる。

その確信が、ますます強くなったのでした。

『古事記』を深読みすると…

2013-09-04 21:26:03 | ブックレビュー
ブックレビュー:
『深・古事記 神〔かん〕ながらの道』
(真名〔まな〕著、三楽舎、2013年3月)

先回のレビュー(8/30付)で取り上げた坂本政道氏の著作
(『高次意識トートが語る ベールを脱いだ日本古代史』)、
さらに本書と、この夏は日本古代に関連する本を立て続け
に読みました。

この二書は、対象としている時代が重なっていることに加
え、情報の収集方法もチャネリングを用いているという点
が共通していますが……

その内容というか……スタイルには大きな違いがあります。
(どちらがいい、悪い、という意味ではなく、違いがある、と
いうことです。)

坂本氏の本の場合は、高次意識を持つ生命体「トート」が、
自らの視点で捉えた歴史的事実を伝える形で話が進行して
いき、その中で「卑弥呼」の正体(出自)や邪馬台国の場所
などについての情報が明かされます。

さらに、邪馬台国からヤマト政権へ至る時代の歴史が改ざ
んされ、その時代に生きた多くの人々が今なお封印されて
いるという事実を伝え、その封印を解くという課題が私たち
に残されていると訴えています。

それに対し、『深・古事記』では、そういう歴史的事実の考察
ではなく、もっと象徴的な捉え方をしています。

例えば、坂本氏の本では、「高天原」は「朝鮮半島南部のこ
と」だとしています。(『高次意識トートが語る ベールを脱い
だ日本古代史』139頁)

一方、『深・古事記』ではどうかというと、「高天原」とは、
「【いのち】の根源のところ、宇宙生成の根本理想があると
ころ」をいい、「特定の物理的で地理的な場所のこと」では
ないと言っているのです。(『深・古事記』56頁)

要するに、『深・古事記』における『古事記』は「単なる歴史
書ではなく、お伽話でもなく、それを超えた【預言書】であり、
これからの現実的人生の【指南書】ともいうべき内容を含
有」(同上、6頁)しているというわけです。

その内容は、『深・古事記』というタイトルにふさわしく、深
みがあって実に含蓄に富んだものになっています。

例えば、天照大神が「天の岩屋戸」に隠れたのには、ちゃ
んとしかるべき理由があって、そのためにあえて【みかし
こみ】ということをなさったのだといいます。

(【みかしこみ】とは、「あらゆる物事の責任を、他者や他
の物事になすりつけることなく、自己の問題として素直に
引き受けて、ただひたすら自らの中にこそ全責任ありとし
て、逃げることなく深く見つめること」、同上、174頁)

だから、一般に受け取られているように、スサノオノミコト
の乱暴な行いに腹を立てて隠れてしまったのではないと
いうわけです。


『深・古事記』の全体を貫いている最も重要な要素は何か
といえば、それは、著者、真名氏がこれまでの著作で訴え
てきた「空(くう)」、即ち、「一なる意識」という、私たちの本
質である、そう言っていいと思われます。

この「空」への理解が全くない状態で、『深・古事記』を読
みくだくのが難しいと感じられるならば、まず下記の三部
作から取りかかってみる手もあるでしょう。

『空 舞い降りた神秘の暗号』
『空 天翔(あまか)ける歓喜の弥栄(いやさか)』
『空 豊穣の狩人』
(いずれもMana著、三楽舎)