天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

ビル・エバンスの気持ち

2009-09-27 23:34:12 | ロージー・セレクション
「好きで好きでたまらないこと」を見つければ、生きるパワーも
きっと倍増するはず。

そんな思いで始めた新カテゴリー、ロージーセレクション(6月
25日付)でしたが、あれからなかなか続きが書けないままにな
っていました。

これではいくらなんでも「コレクション」と呼ぶには無理があり
ますよね。

そこで、今日は意を決して第2弾をアップしたいと思います。

さあて、何を取り上げましょうか。(といって迷えるほど話題豊
富なわけじゃないけれど……。)

先回、チャオチャオのために歌う話の中でジャズのことを書いた
ので、今日もその流れでいきますか。

私の中では、ジャズって、好きな人は心底好きで、とことん詳し
い、スタイルにこだわる、そんなイメージがあります。

たとえば、好きなプレーヤーのアルバムは当然全部所有してい
て、アドリブの部分まで口ずさめるほど聴き込んでいる、というよ
うな具合に。

私ははっきり言ってそんなすごい愛好者じゃありません。

でも、ジャズのピアニストを一人選べと言われたら、即座にこの
人、と答えるでしょう。

それは、ビル・エバンス。

なぜでしょう。自分でもうまくは説明できないですね。たとえば
オスカー・ピーターソンも文句なく素敵だし、エロール・ガーナー
だって彼ならではの雰囲気があると思うけれど……。

やっぱり、ビル・エバンスのスタイルが「性に合っている」という
言い方が、一番しっくりくるような気がします。

こんなふうに書くと、彼の作品をいかにもたくさん聴いている
ようにきこえてしまうけど、なんのなんの。

私のビル・エバンス好きを決定づけたのは、たった1枚のアル
バムだったのでした。

そのタイトルは、“Waltz for Debby”(写真はそのカバー。)
piano:Bill Evans
bass:Scott LaFaro
drums:Paul Motian
このトリオによる演奏です。

このアルバムは1961年にニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガ
ードというライブハウスで録音されたものですが、実はエバン
スは生涯このアルバムが嫌いだったという噂話があるとか。
(『名演!Modern Jazz』講談社、1987、14頁)

その理由は、聴き手であるお客のおしゃべりやグラスの音な
どの雑音に腹を立てていたから、という説がありますが……

一曲目の“My Foolish Heart”の出だしのあの落ち着きと清明
さは、「いらだち」という感情の対極にあるような気さえするので
す。

私はおそらく、この一瞬だけで心を持っていかれてしまったの
かも。

その他の収録曲も好きです。曲名をリストアップしてみると……

① My Foolish Heart 4:56
② Waltz for Debby (take 2) 7:00
③ Waltz for Debby (take 1) 6:46
④ Detour Ahead (take 2) 7:35
⑤ Detour Ahead (take 1) 7:12
⑥ My Romance (take 1) 7:11
⑦ My Romance (take 2) 7:13
⑧ Some Other Time 5:02
⑨ Milestones 6:37
⑩ Porgy (I Love You, Porgy) 5:57

なんと、おもしろいことに、同じ曲が2回収録されているのが3曲
もあるんです。

こんな形式のアルバムって、珍しいんじゃないでしょうか?(ジャ
ズに詳しい方、教えて。)

2曲目から7曲目まで、同じ曲が2回ずつ繰り返されるわけです。
ふつうなら飽きがきそうですよね。

でも、私は不思議とこれが、全然気にならなくて、かえって心地よ
く耳に入ってくるのです。

さて、果たしてこんな心地よさを与えてくれる演奏を収めたアルバ
ムを、ビルはほんとうに嫌いだったのでしょうか。

そんなことを時折思いながら、私はこのアルバムを聴いています。

そうそう、こんな試みはどうでしょう。

テイク1とテイク2を聴き比べながら、ビルがその時どんな思いだ
ったのか、どんな感情を抱いてピアノのキーをたたいていたのか
を想像してみるのです。(テイク1とテイク2の演奏時間の微妙な
違いにも注目して。)

ちなみに私がWaltz for Debbyを目を閉じて聴いてみたときは、
テイク2の冒頭で赤い色が見えた後、テイク1の終わりまで、濁
った淡いオレンジと薄紫色が見えていました。でもこれがビルの
気持ちを表しているのかどうかは、なんとも言えません。

エネルギーが読める人なら、ビルの気持ちの動きも、すぐわかる
かもしれませんね。

もしそれがわかる方がいたら、ぜひともコメントをください。


そうそう、ビル・エバンスのアルバムといえば、ソロで出してい
る“ALONE”もおすすめ。

秋の空気が、とても似合いそうです。

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Rosy Sings for Chao-Chao

2009-09-20 21:50:38 | 動物
ちょっと長くごぶさたしてしまいました。

昨日から、いわゆるシルバーウイークに入り、久しぶりに
のんびりなさっている方も多いのでは。

私も最近、少しあわただしかったので、今日は一日家で
ゆっくりして、ほっと一息つけました。

暑さも和らいで、どこか旅行にでも出かけたい気分にな
りますね。

残念ながら私は、今回は行けそうもないのですが。

その代わり、普段あまり相手をしてやれないチャオチャ
オ(猫です)と思う存分遊ぼうと思っていたのに……

気まぐれ性のチャオチャオは、今日は一人になりたかっ
たらしく、二階の物置部屋に入ったまま、出て来ようと
しないのです。

猫って、やっぱり、ねえ……。

でも、最近、チャオチャオと「感情の交流」ができている
かな、と感じるひとときがあるんです。

それは、毎晩寝る前に必ず、チャオチャオのために一
曲、歌をうたってあげること。

もうかれこれ一月以上は続けているのですが、このご
ろではチャオチャオも、私が寝る支度をすませて近づい
ていくと、「またか」というそぶりをちらつかせるようにな
りました。

そうしながらも、案外まんざらでもない様子で、リラック
スしてゆっくり歌を聴こう、という姿勢をとるのです。

私はその期待に応えるべく、少ないレパートリーの中
から、その日の気分に合わせて厳選した一曲を、チャ
オチャオのために、心をこめて歌っています。

どんな歌をうたうと思いますか?

意外だと思われるかもしれませんが、実は私はジャズ
が好きで、以前、ジャズボーカルの教室に通っていた
ことがあるんです。(ほんの短期間ですけどね。)

そのときにレッスンした曲も歌うし、韓国で仕事をした
ことがきっかけで、韓国語の歌もほんの少しだけれど
覚えました。

それで今は、英語、日本語、韓国語の歌を順番に歌
うことにしています。

最近歌ったのは、

”Fly Me To The Moon”
「楓」(スピッツ)
”My Memory”(「冬のソナタ」の挿入歌)
「思い出のサンフランシスコ」
「霧雨で見えない」(ハイ・ファイ・セット)

など。

チャオチャオにしてみれば、毎日毎日有無を言わさず
訳のわからない歌を聴かされるという被害をこうむって
いるわけです。

気分の乗らないときなどは、「ウルサイなあ」なんて思
っているのかもしれません。(とんだ被害ですよね。)

でも、ときには、「ああ、これは喜んでくれているな」と
感じるときもあります。

そんなときのチャオチャオは、しっぽの振り方が勢い
よくなり、こちらを見つめる目が「満ち足りた」気分を
漂わせるのです。

こうしてチャオチャオと向かい合っている瞬間、私たち
はきっと、素敵なエネルギーの交換をしているのだと
思います。

そのときの「場」の空気は、いつもとても温かく、心地
よく感じられます。

そしてときどき、お互いの間の「エネルギーの流れ」
が見えるのです。それは、白っぽい無色透明の、ごく
ごく小さな粒が振動しながら飛んでいく、そんな感じ
です。

ひょっとしたらこれが、アトキンソンのいう例の、「念
の微粒子」なのかもしれない、そんなふうに思った
りするのでした。(「念の微粒子」については4月5日
付当ブログをご覧ください。)

あなたとペットとの間には、どんな「いつもの、アレ」
がありますか?

せっかくの連休、あなたとペットが極上の時間をともに
過ごせますように!


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 


今日の写真は、チャオチャオの寝姿です。

……なんてわけありませんよね。

本当は、母がどこかへ旅行したとき買って来た、お土産
の人形です。

でも、チャオチャオにとてもよく似ていて、ご近所の人も
「そっくりね!」とびっくりしていました。

母はもうご満悦。(里親バカ、相当入ってます。)
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浴室の「天使」

2009-09-06 23:03:00 | 天使
あなたがどこにいようとも、あなたの守護天使はずっとあなた
から離れることなく、見守りつづけてくれている…。

先回(9月1日付)、そう書きました。

すなわち、「天使」のような霊的存在には「場所」の制限はな
い、ということです。

だから、私が空で目にするあのエネルギーの球体も、どこま
でも私についてきて、決して視界から消えることがないので
す。

もちろんそれは、空だけではありません。屋内でも、私はと
きどきそれを見ることがあります。

ただ、屋内には空と違い、バックにさまざまな物があって見
づらいせいか、今のところ、常に目にするというところまでは
いっていません。

でも、背景になる壁が白いときなどは、空に見えるものをそ
のまま小さくしたようなエネルギー体が目視できることもあ
ります。

その目撃記録の一つを「新学期の教室にて」(4月16日付
当ブログ)に書きましたので、関心がおありの方はどうぞご
一読ください。


背景が「白い壁」だと見やすい、ということは、自宅が洋風
建築だと目撃チャンスが多そうですね。

私の家の母屋は古い和風なので、壁らしい壁がほとんどあり
ません。

それで、例の球体を見るには向いていないところがほとんど
なのですが、ただ一箇所、絶好の目撃ポイントがあります。

それは、浴室。

うちの浴室の壁は真っ白で、模様が何もないので、お風呂に
入るたびにエネルギーの球体を見ることができるんです。

壁が白いということだけでなく、バスタイムは霊的存在の観
察にはもってこいのチャンスだと思いますよ。

ゆったりと湯船につかってリラックスしながら、何分間でも
じっと見ていることができますから。

私も毎晩の入浴時には、浴室の中のエネルギーの状態をし
っかりと見るようにしています。

そうすると、例の球体だけでなく、他にもいろいろなエネルギ
ーの動きが見えてきます。

ものすごい速さで振動したり、ほんの小さな光の粒がはじけ
るように光ったり……。(懸命に目を凝らしていなければ見え
ないほど、かすかなものではありますが…。)


実は最近、バスタイムに新しい「発見」があったんです。

それは、夜、寝室に現れるあの「青紫と緑の光」(当ブログ
1月2日・1月18日付参照)が、浴室にも現れるのがわかっ
たこと。

それまでは、明かりを消した暗い部屋でしか目撃したことが
なかったのです。

ところが……

浴室は壁が白いため、青紫と緑の色が見分けやすいんです
ね。ごくごくうっすらとしているものの、たしかに寝室に現れる
あの二色の光だと気づいたのでした。


この光がほんとうに守護天使のそれだとしたら……

天使と一緒のバスタイム。そう考えただけで楽しくなりません
か?

裸を見られるのが恥ずかしい?

そんなこと気にしなくて大丈夫。天使はあなたが赤ちゃんだっ
たときから、いつもあなたを見て、すべてを知っているのです。

くつろぎのバスタイム。リラックスしながら、浴室内のエネルギ
ーの変化を感じてみましょう。

それはもしかして、肉体を持たない、霊的存在かもしれません。

でも、怖がらなくて大丈夫。あなたのそばにはいつも天使がいて、
守ってくれているのですから。
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「天使」と「場所」

2009-09-01 22:31:05 | 天使
今日からもう9月なんですね。

私、ロージーは、去年(2008年)の9月8日に自分の守護天使の
存在を意識するようになったのですが……
(このことについての詳しい話は、当ブログ2009年1月1日~
「見知らぬ光の訪れ」をごらんください。)

あれからもう1年経つと思うと、感慨深いものがあります。

その間、仕事や私生活の物質的な面ではとくに変わりはありま
せんでしたが、自分のスピリチュアルな面においては、今生で
最も劇的な変動があったと思います。

何よりも、自分自身が肉体だけの存在ではなく、霊的な存在で
もあり、しかも、天使という、肉体を持たない霊的存在にいつも
守られ、愛されているのに気づいたことは、今までで一番しあ
わせなことだった、と言えるかもしれません。

そのきっかけになったのが、守護天使のものと思われる、エネ
ルギーの球体が見えるようになったことです。

それは去年の8月のある日、ふと見上げた空にあるのを見つけ
たのですが、ほとんど透明で、その内部が目にも止まらぬ速度
で動きつづけている、なんとも不思議な存在でした。

その正体が知りたくて、あるヒーラーさんの助けを求めた結果、
それが私の守護天使だと教えられたのです。

以来、空を見ればその守護天使のエネルギー体が見えなかっ
たことは一度としてありません。雨の日でも夜でも、その存在は
ちゃんと目に入るのです。

そのおかげで、どんなときでも天使と一緒なのだ、そう確信でき
るようになりました。

いつもどんなときにも自分を見守ってくれる天使がいる、なんて
素晴らしいことでしょうか。

そして、これはもちろん私一人のことではありません。

人間として生きている人すべてに、一人残らず守護天使がつい
ているといいます。

一人でも多くの人にそのことを信じてもらいたい、そして、天使に
愛されているしあわせを感じてほしい。

まさにこのことが、私がこのブログを書いている最大の動機なの
です。

こんな願いを持って、この8ヶ月間ブログをやってきましたが、そ
の間にも、新しい自分なりの発見がたくさんありました。


たとえば、最近、こんなことが……

私にはかねてから、とても不思議に感じられることがありました。
それは、例の天使のエネルギー体が、いつも私の視線を向ける
先に現れるということでした。

それは常に、私が目を向ける位置に瞬時に移動するのです。
本当に、寸秒の遅れもなく。

さらに、私の視点の移動にともなって移動する際、瞬間的にエネ
ルギー体が二つ(またはそれ以上)同時に存在するのが見える
のです。

どうしてそんなことができるのでしょう。肉体を持つ人間の感覚
では、とても説明がつきません。

ところが、今ちょうど読んでいるニール・ドナルド・ウォルシュ『神
との対話③』の中に、こんな内容があったのです。
※『神との対話』三部作については、当ブログの5月5日付けで
紹介しています。

この本の中でウォルシュ氏は「神」にさまざまな質問を投げかけ
ているのですが、第3章では「死」を迎えた魂がどうなるのか、
という問題についてたずねています。

そのウォルシュ氏の質問に対し、「神」はこう答えているのです。


「自己」(肉体が臨終を迎えた魂のこと、ロージー注)はあらゆる
場所を飛びまわれる。文字どおり、空中から部屋を見下ろす経
験もする。それから、あらゆる場所のあらゆるところに、いっぺん
に存在する。どこかに視点を定めたいと考えると、たちまちそう
なる。(中略)
誰かが部屋に入ってくる。魂が、「誰だろう?」と思えば、そのと
たん、その人物の正面に、あるいは隣にいる。こうして、ほんの
短い時間に、魂は思考と同じスピードでどこにでも行けるのだと
いうことを学ぶ。(中略)
もし子供のことを考えたとすれば、子供がどこにいようと、たちま
ち魂は子供のそばにいる。こうして魂は、どこへでも行きたいとこ
ろに思考のスピードで行けるだけでなく、いっぺんに二つの場所
にいられることも学ぶ。それどころか、三つの場所でも、五つの
場所でも同じだ。
魂は困難も混乱もなく、いくつもの場所に存在し、観察し、そこで
行動できる。それから、焦点を定めるだけでひとつの場所に戻り、
自分と「再合体」する。
(ニール・ドナルド・ウォルシュ『神との対話③』、サンマーク出版、
2002、105~106頁)


これで、謎が解けた気がしました。

肉体を持たない霊的存在であるという点では、私たちの「魂」も
天使も同じであるはずだからです。

ということは……

あなたがどこにいようとも、あなたの守護天使はずっとあなたか
ら離れることなく、見守りつづけてくれているのでしょう。

だから……

淋しいとき、悲しいとき、心細いとき、憂うつなとき、あなたの天
使を思い浮かべてみてください。(もちろん、うれしいときも!)

天使は必ずあなたの心の声を聞いていて、あなたに必要な
サポートをくれるでしょう。

あなたがそれを受け取るよう、心を開きさえすれば。
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