天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

リラさんのメモリーデー

2015-08-06 17:53:27 | 人物
去年の今日、リラさんが光に還っていきました。

長くこのブログを読んでくださっている方の中には、リラさん
のことをご記憶の方もいらっしゃるでしょうか。

私はリラさんと、病気療養という体験の中で知り合いました。

もう、17年も前のことになります。

その時罹っていた命に関わる病を、強靭な精神力で乗り越
えたリラさん。

でも、その後も別の病が、リラさんの身の自由を奪うことに
なったのです。

その過程がどれほどの苦痛をともなうものだったのか、今の
私には想像することさえ困難です。

(その体験を、「苦痛」という一言で置き換えてしまうこと自体
も、本当はしたくありません。そんな一面的な表現は当たら
ないと思うから……。)

そんな、何もわかっていない私が、今ここで書いていること
を、リラさんは何と言うでしょうか。

「わからないなら、わからないなりに、黙っていなさい。」

ひょっとしたら、そんなふうに言うかもしれないけれど…

それでも、これだけは言わせてください。

あなたがリラさんとして体験したことは、その強さがあった
からこそできたこと。

他のだれでもない、あなただけの経験なのだと。

そしてその経験は、宇宙のすべての記録の貯蔵庫に収められ、
決して消滅することはないと。

だから、あなたが宇宙から完全に忘れ去られてしまうことなど
あり得ない。

その経験の記録は、宇宙のすべての存在によってシェアされ
るのです。

リラさん、あなたは、肉体の死がすべてを完全に消滅させて
しまうと信じていましたね。

果たして、その信念は正しかったのでしょうか?

いいえ、答えは「ノー」のはず。

あなたはきっと、魂の新しいステージに進み、あの固かった
信念から解き放たれているでしょう。

新しい魂の旅が、あなたを待っています。


<リラさんについての過去の記事>
ガンに「ありがとう」のカテゴリー
「リラさんが立った」事件(2012年9月1日)
リラさんの新作切り絵~紅葉と舞妓さん(2012年9月15日)
リラさんのこと(2014年8月10日)
同調せず、光へ還す(2014年8月13日)
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同調せず、光へ還す

2014-08-13 20:25:54 | 人物
リラさんの訃報を知ったのは4日前のこと。

実はその数日前から、体調がどうもすぐれません
でした。

まず、お通じの調子がよくなく、ややひどい便秘で
お腹が苦しくて……腸がピクピク痙攣しているよう
でした。

それに加え、胸の辺りが妙に重苦しく、先回(8月
10日)の記事にも書いたように、ときどき心臓が
変に揺らぐ感じがします。

もともと便秘気味ではあるのですが、それにしても
急にそれがひどくなり、心臓のほうは特に持病も
ないのに何故……

そう自問したとき、はたと、思い当たりました。

これは、リラさんのエネルギーの影響なのでは?

確かに、ここ数日間、リラさんのことが私の中で
一番の重みを持っていたし……

お腹が一番苦しくなったのが、今から思えば、ち
ょうどリラさんが亡くなったまさにその日だったの
です。

気管切開をし、呼吸器をつけていたリラさん。

ご家族の願いもむなしく、元の生活に戻ることは
とうとう叶いませんでした。

私にとっても大切な友だちだったリラさんが、も
うこの世界にいないなんて……

最期はどんなに苦しかっただろう、そして、どれ
ほど無念だっただろう……

そんなふうに思いながら、自分でも意識しないう
ちに、リラさんのエネルギーに同調していたので
はないかと思われるのです。

量子物理学の世界の言葉でいえば、リラさんと
私のエネルギーの間に「量子のもつれ」が起こ
った、と表現できるでしょうか。

こういう状態を、「憑依(ひょうい)」と呼ぶことも
あると思いますが、私はこの言葉は使いたくあ
りません。

なぜかと言えば、「憑依」というと、取り憑くほう
の主体性だけが強調されているように感じるか
らです。

もっとわかりやすく言えば、「お化け」とか、「幽
霊」とか、そういう存在に取り憑かれるという、
よく言われるパターンがありますよね。

でも、実際は、憑かれる側がそのエネルギーに
同調しなければ憑かれた状態にはならないはず。

つまり、憑かれる側も、(意識的にせよ、そうで
ないにせよ)その状態を自ら選んでいるという
ことだと思うのです。

それならば……

もしこの、エネルギーの同調を止めたければ、そ
のことを自分ではっきりと意識し、宇宙にそれを
示すことだ。

そう思いました。

リラさんと私は、他のすべての存在と同じく、「大
いなる源」から生まれているという意味では、もと
もとは一つです。

でも、根源からの分離の旅の途中で、私たちの間
にはいろいろな意味での「違い」が生じているので
す。

当然、エネルギーの周波数も同じではありません。

どちらがいい、悪いということではなく、違っている
ということ。

それが当然で、波長を無理やり合わせることは、
自然ではないのです。

そう考えて、夜の祈りの後で、この同調を解く試み
をしました。

その時、宇宙に向かって宣言したのは、次のこと
です。

「リラさんのエネルギーを尊敬していますが、それに
同調はしません。」

そう宣言した後、自分の胸とお腹を取り巻くライト
ボディの辺りからリラさんのエネルギーをつまんで
取り出す動作をし……

そのエネルギーを手放し、それが光に還るところを
心に思い描きました。

それを数回繰り返したところ……

翌朝目覚めると、前夜まであった胸の重苦しさが
なくなっているのがわかりました。

お腹のほうも、普段の調子を取り戻しつつあるよう
です。


リラさんは今、魂の旅の、次のステージに進もうと
しています。

実は、リラさん自身は、死後の世界の存在を信じて
いなかったのですが……

きっと今ごろは、自分の予想を覆す状況に接して、
驚愕したり、感激したりしているだろうなあ。

これから、どんな旅をつづけることになるのかと、
わくわくしているかもしれません。

好きなこと、やりたいこと、精一杯できますように。

応援してるよ、リラさん!

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リラさんのこと

2014-08-10 23:04:35 | 人物
リラさんが逝きました。

数日前のことです。

ここ数日、ときどき心臓が変に揺らぐのは、そのせい
なのか……。

今、胸にぽっかりと、穴が開いたような感じがします。

どうにも、塞ぎようのない穴。

ならば、今のこの感覚をしっかりと覚えておこうと思い
ます。

リラさんと出会えた証しに。



リラさんのこと、このブログを時々見てくださっている
方なら、ご存知でしょうか。

もしご存知なければ……

ガンに「ありがとう」のカテゴリー
「リラさんが立った」事件(2012年9月1日)
リラさんの新作切り絵~紅葉と舞妓さん(2012年9月15日)

これらの記事をご覧になってみてください。

リラさんのこと、あなたにもぜひ、知ってほしいから。
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つぼつぼさんの地震予知

2013-02-12 17:26:50 | 人物
今月6日に発生したソロモン諸島の地震。

あれからほぼ一週間が経ちました。

あの地震で亡くなられた方もあり、被災者の数も6000人に及ぶと
推定されています。

亡くなられた方々の魂の移行は、必ずや愛のうちに遂行されたこと
でしょう。

被災者の方々の生命の安全と、心のケアが最高・最善の形でなされ
るよう、お祈りします。


ところで、あの地震の前日のことですが、つぼつぼさんに会って、話
をする機会がありました。

つぼつぼさんのことは、前にもブログに書いていますが、とても素敵
な感性を持った友だちで、絵(特に江戸期のもの。蕭白や芦雪など)
が好きな通人です。
(つぼつぼさんについて、詳しくは2012年3月28日、11月6日の記事を
ごらんくださいね。)

そのつぼつぼさんが、言いました。

ソロモン地震の起きた日の前日の朝、家で寝ていたら、地下でマグ
マが動いてるのがわかったと。

それで、これはまた日本で大きな地震が起こるかもしれないと思っ
ていたら、日本じゃなくてソロモン諸島だったと。

これは……地震予知ですよね!

地下のマグマの動きがわかるなんて……つまりこれはエネルギー
に対する感度が非常に鋭いということですね。

う~ん、と思わずうなってしまいました。

私はその朝、出勤しなかったので、ゆっくり寝ていたはずだけれど、
な~んにも気づかなかったなあ。

そういえば、以前聞いた話では、つぼつぼさんはスプーンを曲げた
ことがあるそうです。(実際に曲がった後の実物を見せてもらったの
ですが、力ずくで曲げるのはとても無理だとわかりました。)

足立育朗さんの『波動の法則』によれば、スプーン曲げは、
「ギマネ波」
という波動が働いて起こるのだそうです。

「ギマネ波」というのは、中性子、陽子、電子を、クォークに戻す作用
がある波動で、スプーン曲げができる人は、(多くの場合)意識しない
まま、この波動を使いこなせるようになっているのだと考えられます。

実はこの作用は、テレポーテーションにも不可欠なものだといいます。

しかし、現在の地球の科学による宇宙(自然界)のしくみの理解度は
まだ、一部を除き、こうした波動の働きを解明するところまでは至って
いないとのことです。(前掲書、145~150頁参照。)

だからこそ、実際にスプーンを曲げられる人というのは、私たちに、宇
宙のさまざまなエネルギーの存在・働きについての示唆を与える役割
を持っていると言っていいでしょう。

つぼつぼさんも、その役割を担っている一人なのだと思います。

お役目ご苦労さま、つぼつぼさん。


なお、足立育朗『波動の法則』、第二作『真 地球の歴史』(共にナチュ
ラルスピリット)をまだお読みでなければ、ぜひご一読をお薦めします。

あなたに、すべてなるものの「存在の意味」について、ブレークスルー
をもたらしてくれるかも知れません。
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リラさんの新作切り絵~紅葉と舞妓さん

2012-09-15 17:32:07 | 人物
9月1日付でアップした、「リラさんが立った」事件、
覚えていらっしゃいますか?

あのリラさんが、切り絵の新しい作品を制作しました!
(今日の写真をごらんください。)

今度のは、京の秋とでも名づけたくなる、紅葉の下に
舞妓さんがいる風景です。

今度のも、ベッドの上で仕上げたとは思えない力作だ
なあと、私は思ったのですが……

リラさんは元来、絵がうまい人なので、自分の作品に
要求するレベルも高くて、この作品の出来に満足して
いないようです。

いくつか気に入らないところを言い連ねて、

「私が職人だったら破っています」(リラさんの言)

ちょ、ちょっと待って!


このブログをいつもごらんくださっている皆さんにお願
いです。

リラさんのこの切り絵の、いいなあと思うところを教え
てくださいませんか?

あなたが感じる、リラさん自身も気づいていない魅力を、
コメント欄にどんどん書いていただければうれしいです。

どうか、よろしくお願いします!!
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「リラさんが立った」事件

2012-09-01 20:47:47 | 人物
昨日母が、ツクツクボーシの鳴いているのを聞いた
そうです。

今までかくれんぼしていた秋が、とうとう姿を現した
ようですね。

そっちがそう出るならと、ゆうべのチャオチャオの
おねんねの歌に、オフコースの「秋の気配」を選ん
でやりました。

そう、潔くね。

でも、この夏を送り出す前に、ロージーの

「感動大賞2012夏」

というのを決めようと思います。

今年はロンドン・オリンピックもあったし、甲子園も
白熱した試合が多かったし、スポーツが大好きな
私としてはドキドキワクワクの連続でした。

ふつうなら、その数々のシーンの中からNo. 1を選
ぶところなのですが……

なんとそれを凌駕する出来事が起こったのです。


それは、「リラさんが立った」事件。

このブログをいつものぞいてくださっている方は、
覚えていらっしゃるでしょうか?

6月17日付で、この3月から入院している友だちの
お見舞いに行ったことを書いたのですが……

その彼女(リラさんと呼んでおきましょう)のところ
に、再び8月15日にお見舞いに行って来ました。

ところがその三日後、リラさんからメールが来て、

「半年ぶりに立ちました」という知らせが!!

エッ、立った? リラさんが?!!

呆気に取られるとはこのことでした。

実は、リラさんは気管切開をしていて、人工呼吸
器をつけています。そのためベッドに横になった
ままの状態なのです。

今回も、そして6月にお見舞いに行ったときもそう
でした。

そのリラさんが立ったとは!

一瞬の驚きの後、歓喜の大波が押し寄せてきて、
胸にこみあげるのを感じました。

メールに添付された写真の中のリラさんは、確か
にベッドの脇でしっかりと立ち、腰に手を当てて誇
らしげな笑みをたたえています。

私がこの夏見た数々の笑顔の中で、一番印象に
残る美しいスマイル!

いったい、どうなっちゃったの?!

よくよく話を聞いてみると、もちろん、立つためのリ
ハビリはずっとやっていたとのこと。(寝ながらの筋
トレ、ストレッチ、マッサージを30分~1時間くらい。)

最近では、ベッドの背もたれを上げた状態で5分くら
い座れるようにはなっていたけれど、立とうとしてみ
たら目眩がして、身体に力が入らず断念したのだそ
うです。

ところが……

今日の写真を見てください。

これは、リラさんが制作した切り絵です。

写真がちょっと鮮明でないのでわかりにくいかもしれ
ませんが、鮮やかな打ち上げ花火と、それを見物
する人たちの様子が、まさに絶妙に「切り取られて」
いますよね。

これがベッドに横になった状態で作られたとは、信じ
られないほどの出来映えです。

もともと絵を描くことにおいては才能を発揮していた
リラさんですが……

入院生活の中で、切り絵という新しいジャンルを試
してみることを思いつき、8月15日の時点ではすで
にいくつかの作品を仕上げていました。

(写真ではご紹介できないけれど、アフリカの野生
動物たちのいる鉛筆立ても、素晴らしい出来でした。)

お見舞いに行く前に切り絵のことを聞いていた私と、
もう一人の友だちのレオさんは、お土産は何がいい
かと相談。

そして、リラさんがもっと切り絵の新作を作れるよう
にと、切り絵の図案集や道具類、カラフルな柄入り
の折り紙を用意したところ……

これが大ヒット!だったらしく、リラさんの創作意欲
がムクムクと湧いてきて、ワクワク感でいっぱいに
なって……

気づいたら立ててしまった、という感じのようです。

きっと、リラさん自身にとっても、あれよあれよとい
う間の出来事だったでしょう。

日ごろいろんな人から、「ワクワクしながら何かを
すること」がどれだけ偉大な力を発揮するかを聞
かされているけれど、リラさんが立ったことは、改
めてこのことを確信させてくれました。

それに加えて、私が今回注目したいことは、リラ
さんが立つ前に、自分が「立てる気がした」という
こと。

つまり、リラさん自身が、無限にある可能性の中
から「立っている自分」という結果を選び取ったと
いうことです。

そしてそれは、切り絵を通して最高の「ワクワク
感」を手にする前の彼女には、できなかったこと
なのです。


以上が、リラさんが、ロージーの「感動大賞2012
夏」を獲得した「受賞理由」です。

リラさん、おめでとう!!!


(8月20付で紹介した私のモザイク処女作も、実
を言えばリラさんの切り絵に触発された面が大
ありなのでした。レベルの差も大ありですが。)


追記:上記の文章は8/28(火)付でアップする予定
でしたが、リラさん自身に目を通してもらうため、
掲載が4日遅くなりました。そのわずかな間に、も
う秋が着々とおのれの領分を確立しようとしている
ようです。その変化の速さを、肌で感じた4日間で
した。

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Wさんとの出会い

2012-03-19 21:51:52 | 人物
きのうは、「人と会って話す」よろこび、しあわせの感覚を満喫
した日でした。

それも、まったく違う二つの場面で。

一つ目は、初対面の人と出会い、打ち解けておしゃべりをする
場面。

名古屋駅で、友人たちとの待ち合わせまであと1時間あったの
で、ひとりでお茶を飲もうと立ち寄ったカフェテリアでのことでし
た。

日曜日とあって、席は満席。注文したパンとコーヒーのトレー
を抱えて立ち往生していると、見ず知らずの女性から、こう声
をかけられたのです。

「お一人ですか。そこの二人用の席が空きましたから、ご一緒
にいかがですか。」

この一言に、まず参ってしまいました。

自分の席を確保するだけでなく、困っている見ず知らずの人の
ことも咄嗟に考えてあげられる心遣い……すごいと思いました。

もし自分が先に空席に気づいていたら、同じように声をかけて
あげることができただろうか……無理だったかも、正直そう思
ったのです。

熊本から、ご親戚に会うために名古屋へいらっしゃっていたW
さん、お声をかけてくださって、ありがとうございました!

おかげで、とても心楽しいお茶の時間になりました。

Wさんは気功をなさっていて、そのおかげか、活気に満ちて、
輝くばかりに美しいお顔をしていらっしゃいました。

そして、気功を通して、見えないエネルギーの力を実感されて
いることから、スピリチュアルな話を気兼ねなく交わすことも
できて、おしゃべりが弾みました。

1時間が、あっという間でしたよ。

実は満席で困っていたとき、

「私はこれからすぐに空いた席がみつかり、お茶の時間を楽し
みます」

と胸の内でアファメーションを唱えていたのですが……

自分が期待していた以上に素敵なことが起こったのでした。

これはもう間違いなく、スピリットガイドさんか守護天使さんが
アレンジしてくれたのだ、と直感しましたねー。

毎度毎度のことだとは思いますが……感謝します!

そして、Wさんにもお礼を言わせてください。

素敵なひとときを、本当にありがとうございました!



さて、今日はこのへんで。

「ふたつ目の場面」の話は、次回に取っておくことにしましょう。
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つぼつぼさんとのティータイム

2010-11-06 17:41:12 | 人物
きのう、仕事帰りに、久しぶりに友だちのつぼつぼさんに
お茶に誘ってもらい、おしゃべりを楽しみました。

美味しいウインナ・コーヒーを飲みながら、ほんの30分足
らずの短い時間でしたが、いろいろなことを話しました。

江戸期の日本画、とくに長沢芦雪が大好きなつぼつぼ
さん。

現在、名古屋城で開催されている展覧会(「武家と玄関 
虎の美術」)で見た芦雪の虎の絵の話になると、目がキ
ラキラ。

好きなもののことを話すとき、ひとはこんなふうにステキ
になるんだ……

改めて、そう思いましたよ。

彼女は、まだ親しくないひとにも、自分から声をかけ、話
をしてみようとする意識があります。

そして、それを実際に行動に移した話も聞かせてもらい
ました。

なんと、20歳ほども年の離れた同性の、あまり親しくない
人と飲みに行き、5時間半も語り合ったとか。

これはすごいではありませんか。

私はどちらかというと自分から働きかけるのは苦手なほ
うなのですが、つぼつぼさんに触発されて、自分もちょっ
と変わってみようかなと思いました。


ちょうど、再来週にまたワークショップに参加する予定が
あります。

そこでグループワークがあったら、友だちを作るいいチャ
ンス。

せっかくの機会を、今度こそ生かせますように。



今回も楽しいひとときをありがとう、つぼつぼさん。


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つぼつぼさんと「上村松篁展」を観て

2010-03-28 22:55:24 | 人物
先週の木曜日、久しぶりに、つぼつぼさんと二人で展覧会へ行っ
てきました。

つぼつぼさんは以前にも、このブログに登場した友だちです。
(2009年2月2日のところをご覧ください。)

先回も見ごたえのある展覧会に誘ってくれたつぼつぼさんですが、
今回も「さすが!」と言いたくなるチョイスでした。


鑑賞したのは、日本画家・上村松篁(うえむら・しょうこう)の
「~生~命へのまなざし」展。(名都美術館、平成22年3月20日
~5月16日。写真はそのチラシです。)

上村松篁は、やはり日本画家の上村松園の長男で、私は名前は
聞いたことがありましたが、作品を間近で見るのは初めてでした。

今回の展示内容はタイトルのごとく、植物、動物を描いたものが主
体になっていましたが、それがほんとうによかった。

今まさに描いている一つひとつの生き物に対する、画家の愛と敬意
のこもったエネルギーが、画面に満ちあふれている、そう感じました。

新しい生命が躍動する、春という季節にぴったりの展覧会ですね。

いろいろな動物、植物が描いてあって、どれもそれぞれ生き生きと
して、すてきでした。

蓮、白モクレン、椿、芥子などの凛とした美しさ。

鹿、うさぎ、真鶴、みみずく、孔雀、金魚たちの、いとおしくなるような
命のかがやき。

つぼつぼさんはとりわけ金魚がお気に入りで、少女のような無邪気
さで、そのリアルで繊細な描写に感嘆の声を上げていました。


そのとき、ふと思ったのです。

つぼつぼさんのこの感受性は、彼女の心の底にしっかりと根を下ろ
した、すべての存在への感謝の念が熟成されたものであると。

彼女の今までの生の経験すべてが、あらゆるものに対して「ありが
たい」と思える、そんな澄みきった感性を育てたのでしょう。

木の芽どきで少しうつうつとしていた私の心も、浄化されたよう。


また、素敵な一日をありがとう、つぼつぼさん。


* * * * * * * * * * * * * * * *


上村松篁展が開催されている名都美術館は、愛知県長久手町に
あります。

(http://www.meito.hayatele.co.jp)

長久手町は、ご存知の通り、2005年に愛地球博の会場となった
ところですね。

名都美術館へのアクセスは、愛地球博のために整備されたリニモ
(リニアモーターカー)を利用するのが便利です。(杁ヶ池公園駅下
車。)

愛地球博に行きそびれた私は、今回初めてリニモに乗りました。

何でも「初体験」というのは、心躍るものです。




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海幸彦くんへのメッセージ~Adriana

2009-02-12 23:42:34 | 人物
おととい、山幸彦くんの高校入試合格の話を書きました。

今日はそのお兄さんである、海幸彦くん(もちろん、愛称)
のお話です。

実は、この兄弟二人とも、私が塾の英語の授業を担当して
いるのです。

海幸彦くんは、英語の勉強に向いている山幸彦くんのお兄
さんだけあって、やればできるタイプなのですが、どうも今
ひとつ、英語を勉強するモチベーションが足りないように見
受けられました。

潜在能力はありそうなので、英語を勉強する動機さえ見つ
かったなら、山幸彦くん同様、グーンとのびる可能性は十
分です。

そこで、彼にやる気を出してもらうために、何かいい方法は
ないかと、日々模索しているのですが、最近、その一つと
して、オラクルカードを使いはじめました。

オラクルカードとは、2月8日のブログにも書いたように、天
使や聖人などの聖なる存在からのメッセージが書かれて
いるカードで、トランプのように数十枚が1セットになってい
ます。

いろいろな使い方ができるのですが、基本的には、トラン
プのカードを引くように何枚かのカードを引き、そこに書か
れたメッセージを受け取ればいいのです。(ちょうど英語
の勉強にもなるし。)


専門的なカードリーディングの方法もあるようですが、私は
全くの素人なので、その時その時の自分に必要なカードを
1枚だけ引くという、一番シンプルな使い方をすることが多
いのですが、本当にピッタリな内容が出ることがあって、驚
いてしまいます。

さて、今日も海幸彦くんの授業があったので、彼にも1枚、
カードを引いてもらいました。

出たのは、Adriana という天使のカード。
そのメッセージは…

“I am leading you toward the answer to your prayers.
Please listen to and follow the steps I am communicating
through your intuition, thoughts, and dreams.”
(「私は願いを叶えるためにあなたを導いています。
あなたの直感、考え、夢を通して私が伝えたいことに
耳を傾け、そしてそれに従ってください」)
(使用したカード:ドリーン・バーチューによる
エンジェルオラクルカードⅡ)

なるほど、確かに直感やひらめき、夢で得た着想は、時と
して自分にとって重要なアイデアになるものです。自分を
向上させたり、革新するためのメッセージを、天使やスピ
リット・ガイドが送ってくれている場合もあるのです。

海幸彦くんには、このカードから読み取れることとして、
直感やひらめきを大切にしてみましょうという話をしまし
た。(まだ高校生なので、あまり天使のことを強調し過
ぎないように気をつけながら。)

このメッセージが何らかのヒントになって、海幸彦くんの
英語学習のモチベーションの炎が点火してくれればと願
っています。


きみにも幸あれ、海幸彦くん。


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


きょうだいって、不思議ですね。

海幸彦・山幸彦くんの兄弟は、とてもよく似ています。

二歳の差があるので、双子ではないのですが、顔はそっくり。
あまり笑わないところ、口数の少ないところ、授業の時間ぴっ
たりに来るところ、などなど、ホントに、双子なみに似ています。

ここまでくるとすごいな~と思ったのは、アルファベットのある
文字の書き方の、特徴的な癖まで同じだったこと!(まさか
二人で示し合わせたわけでもないでしょう。)

生命の神秘を感じてしまいました。
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