天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

あっぱれ!明子さん

2012-11-23 22:13:30 | スポーツ
さっき、テレビで、フィギュアスケートのNHK杯を見ました。

女子シングル(ショートプログラム)は、浅田真央さんが
トップに立ちましたね。

真央ちゃんの演技も、完成度が高くて、とってもキュート
でよかったけれど……

私としては、その後に滑った鈴木明子さんの演技を見て
いて、うれしい驚きがありました。

何と、これまで彼女が公式戦で見せたことのない、新ワザ
をやってのけたのです!

私の記憶が正しければ、鈴木さんはこれまで、ビールマ
ンポジション(脚を背後から伸ばして、頭上に高く持ち上
げる姿勢)でのスピンは、やっていなかったと思います。

でも、今日のショートプログラムで、まさにそれをやって
のけてしまったではありませんか!

それを見た瞬間、思わずうなりましたね。

両手で脚を保持するビールマンスピンではなく、片手で持
つかたちでしたが、脚はちゃんと背後に高々と上がってい
ました。

すごい!

ビールマンスピンというのは、かなりの柔軟性が要求さ
れる技ですから、トップスケーターの中にも、やらない選
手がいます。

柔軟性というのは、生まれつきの体質も関係するでしょう
から、まだ成長期の年齢ならともかく、大人になりきった
身体でビールマンスピンを新たに習得するのは、きっと
かなり難しいことなのではないかと推測します。

そんな大人の、27歳の鈴木さんが、それを見事にやって
みせるとは……

感動しましたねえ。

思えば去年のNHK杯での彼女は、3回転+3回転のジャ
ンプを試合で初めて決めてみせたのでした。

私の中の、「年齢」という名の限界意識をゆさぶるスケー
ター、鈴木明子。

彼女の進化に、目が離せません。


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 


今日の写真は、わが家の庭のドウダンツツジです。

撮影したのは、今日の午後。

本当にきれいに色づいた、いいタイミングで撮ることが
できました。

こうして皆さんに見ていただけて、幸せです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イチゴ」を食べる

2012-11-18 22:23:08 | 食べ物
紅葉がたけなわの今日この頃。

大学の秋学期の授業もたけなわ。

その何やかやに埋没して、しばらくご無沙汰してしまいました。


そういう毎日でも、やっぱり「天高く、馬肥ゆる秋」。

秋の味覚の楽しみは、はずせませんね。

そんな中、数日前にイチゴを食べました。

それも、たった一つだけ。

実はこれ、母が畑でほんの少しだけ種を撒いて、実ったもので
した。

形がすごく綺麗で、傷ひとつなかったので、食べてしまうのがも
ったいなくて、食べる前に、思わず写真を撮ったほど。

味も、甘さと酸味のバランスがよくとれていて、とても美味でした。

思えばこれまで、綺麗で美味しいイチゴを食べる機会は幾度も
あったけれど……

今回は特に、「イチゴを食べる経験」というのをちょっと意識しな
がら食べてみましたよ。

母が育てたものという思い入れもあってのことでしたが、自分の
中ではこれまでで一番真剣に、「イチゴ」というものと向き合おう
としていた瞬間だったかもしれません。

同じ瞬間は、もう二度と訪れないものね。

でもきっとこれからも幾度となく、私は「イチゴ」を食べるでしょう。

そしてその度に、私の中の「イチゴ」たるものに「補遺」が付け加
えられていくでしょう。

「イチゴ」たるものに、私の手が届くその間は。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャオチャオの「チーしました」報告

2012-11-04 17:05:20 | 動物
「時間」というのは、幻想なのだ。

近頃、いろんなソースから、こんなメッセージが発せられて
います。

すべてのものの存在の形態は、実は「点」であるのに、私
たちはその「点」と「点」の間をつなげて、線として捉えてし
まう。

つまり、「今、この瞬間」は「今、この瞬間」でしかないのに、
それが「昨日の午後3時」になったり、「来週の月曜日の朝、
8時43分」になったりする……

ちなみに、「8時43分」は私、ロージーが出勤のために乗る
バスの発車時刻。いつもこの数字に追われているのです。


うちの猫のチャオチャオを見ていると、そんな「時間」とい
う幻想に弄ばれている自分が、可笑しくなったりします。

チャオチャオにとっては、「今」がすべて。

だから、自分が今、何がしたいのか、そのことには本当に
正直で、誠実です。

お腹がすいたらごはん、のどが渇いたら水、というのはも
ちろんのこと、急に外がながめたくなれば、冬の夜更けで
あろうとかまわず、窓の前に陣取って、開けてもらうまで
動こうとしません。

今、窓を開けたら、部屋中寒くなっちゃう、なんてこと、
考えもしません。

考えるのは、「今、何がしたいのか」だけ。

今日も、そんなチャオチャオの本領が発揮される一件が
ありました。

お昼すぎ、仕事部屋でパソコンを打っていると、チャオチ
ャオが戸の隙間に鼻先を押し付けて、

「フーン……」なんて、頼りなさ気な声で鳴くのです。

それで、すぐにピンときました。

チャオチャオは「おしっこ」をしたのです。そしてそれを、
トイレの掃除人①である私に知らせに来たのでした。
(掃除人②は母です。)

チャオチャオは(どこの猫もそうでしょうが)、自分がした
「おしっこ」や「ウ○チ」を自分では片付けることができな
いこと、そして、代わりに私や母にトイレを掃除してもら
わなくてはならないことを、重々承知しているのです。

それで、自分が「おしっこ」をしたことを、「今すぐ」知らせ
なくちゃ、掃除してもらわなきゃ、という一心で、仕事中の
私のところへやってきたというわけです。

(これを名づけて、チャオチャオの「チーしました」報告と
いっています。)

でも、猫のトイレというのは、おしっこを砂で固めるものな
ので、「おしっこ」をした直後に掃除をすると、固まり方が
不十分で、「おしっこ」を吸った砂がバラバラに散らばって、
トイレが悲惨な状態に……

だから、掃除をするのは、少なくとも1時間くらいは待った
ほうがいいのですが……

「今」がすべてのチャオチャオには、当然そんな事情は通
用しません。

それがよくわかっているので、怠りなく報告してくれたチャ
オチャオには、「了解。報告ご苦労さま」と一言ねぎらいの
言葉をかけてやります。

チャオチャオのこの、「チーしました」報告があるたびに、
「今」だ、「今」がすべてなのだ、というメッセージを意識さ
せられるのです。

でもやっぱり......掃除はすぐにはしませんけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする