オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

自分時間・あるもの活かしの年に

2013-01-14 14:44:00 | Weblog
針仕事をしてみようかと、
来月から、
刺繍を習うことにしたのですが、
今持っているものの、
あるもの活かしもしてみましょう。

画像のたくさんの着物と帯、
着ることのないものは、
再利用、活かしましょう。

これまで、
帯でランチョンマット作ること、
切って端を内側に入れて絎けるだけ。
これしか出来なかった・・・
これを
アホのひとつ覚えと申しますが、
今年は脱皮、進歩させたいものです。

綸子の羽織など、
軽くて柔らかい絹の手触り、
お針仕事、ちくちく縫って、
着るものに変身させてみましょうか?

持っていても、
使わなければ、
活かさなければ、
どんな高価なものも、
持ってあの世には行けない。

たくさんの着物と帯が、(山のように!)
今、
手元にあります。


いえ、いえ、
帯や着物だけでなく、
大好きな漆器、
お椀もお盆も銘々皿も、
それに、
たーくさんのお膳が、
倉庫で眠っています。

昔の日本は、
テーブルを囲んで、
食事をするのではなく、
ひとりひとり、
お膳でいただいていた。
祝宴もお膳が並び、
その漆のお膳は、
器一式と共に木箱に収めて、
お蔵に仕舞われていました。

今や、
その脚付きのお膳は、
骨董店でも扱いにくいようで、
お椀などの器だけ販売し、
格安で売られています。

もう、
何年も前のこと、
お馴染みの骨董店で、
他の漆器を買ったとき、
「良かったら持って帰って下さい」
と!

えええ?
「タダで?ホントにいいの?」
って、

その頃、
ちょうど使う予定もあったので、
ハイハイ喜んで!!
いただいて帰ったのですが・・・・・

何度か使ったものの、
その後は、
出番なく眠っております。

どないかせなあかんわ。

活かしてこその値打ちやもん。

日本が誇る伝統工芸の漆芸、
蒔絵や沈金の美しい絵柄や、
梨地、螺鈿細工、象嵌、
シンプルに金の縁取りだけとか、
デザインだけでなく、
機能性にも優れた漆器。

軽くて使いやすくて、
温かみがあって。
料理が映えます。
使うごとに、
器に感謝の気持ちが湧きます。

昔の暮らしは、
モノを大切にしていたし、
漆器は、
使った後、ぬるま湯で洗って、
柔らかい布で拭いて、
薄紙に包んで、
(専用の晒しの袋に入れて)
軽いので重ねて収納できます。

着物も帯も同じ、
畳んで和紙のたとうに包んで、
重ねて和箪笥に収納できた。

シンプルな昔の暮らしは、
いったいどこへ行ってしまったのでしょう?

ああ、
悩ましい・・・
この着物を帯の山を前に、
昨日帰ってきたヨーコさんと、
あるもの活かしのイメージを膨らませておりました。

いや、
これはブログのお仲間の協力が必要だわ。
もの活かしに優れたお仲間と、
あるもの活かしの、
ステキ空間を創りだしていきましょう。

お膳も愛のお裾分け便するよーーん。
いっぱいあるから。