・新型インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯
・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型
・・・・・
・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了
・・・・・
・第30週(7月26日~ 1日) ・沖縄1位継続
・定点最小値到達
・第31週(8月 2日~ 8日) ・沖縄1位継続
・第32週(8月 9日~15日) ・沖縄1位継続
・第33週(8月16日~22日) ・・・・・今週・・・・・
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(5週移動平均)%
27週 28週 29週 30週 31週 32週
A(H1)pdm 68 74 62 55 45 40
A(H3) 12 15 17 25 40 45
B 20 11 21 20 15 15
ここのところA香港型が頑張りだしてきており、32週ではついに新型をぬきました。
その分B型、新型の割合が減ってきています。
・定点状況推移(5週移動平均)
27週 28週 29週 30週 31週 32週
2010年定点データ 0.05 0.04 0.04 0.03 0.03 0.03
2009年比較データ 0.26 0.22 0.21 0.21 0.29 0.45
昨年は春からの新型の流行の為、31週は5週平均で上昇に転じているが、今年は
新たなウイルス君はいないので、例年並みのタイミングで上昇に転じると思われます。
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第48週(11月23日~29日) 39.63人 190801人 189万人
(第48週がピーク)
2009年 ・・・・ 2010年
・第30週( 7月26日~ 1日) 0.02人 112人 (0.12万人)
(定点患者数がボトム)
・第31週( 8月 2日~ 8日) 0.03人 142人 (0.16万人)
・第32週( 8月 9日~15日) 0.04人 162人 (0.18万人)
・患者報告数の予報です。
・22日 0.005人 0.03万人
・第33週( 8月16日~22日) 0.03人 164人 0.18万人
・23日 0.005人 0.03万人
・第34週( 8月23日~29日) 0.03人 165人 0.18万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2079.2万人 100人中16.3人
(2009年第28週以降の合計です。)
内、新型インフルエンザの累積患者数 2074.9万人
・累積患者数の予報。
・第33週( 8月22日) 2079.2万人 100人中16.3人
・第34週( 8月29日) 2079.4万人 100人中16.3人
・入院状況
・重症化 1561人( 8月15日現在) 重症化率 0.0075%
・死亡(含む疑い例) 202人( 8月15日現在) 致死率 0.00097%
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第30週( 7月26日~ 1日) 0.03人 0.02人 +19.6%
・第31週( 8月 2日~ 8日) 0.02人 0.03人 ー21.8%
・第32週( 8月 9日~15日) 0.03人 0.04人 ー13.0%
今回の定点合計報告数は162人で、当ブログ予報は141人でした。
今回予報誤差はー13.0%になります。
09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.3%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は1800人程で、
4割ほどが新型と思われます。
報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が6割程度で、
新型が4割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。
ちなみに季節性のA香港型がわずかながら新型よりも優勢になりました。
新型インフルの累積患者数2074.9万人で、100人に16.3人が感染しました。
そのうち未成年者は1514万人で、100人に62.2人が感染したことになります。
成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。
(累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)
第32週は定点0.04人で、上昇継続になりました。
第32週は台風の影響などがあり、気温低下でウイルス君が
元気に感染を広げた模様です。
当面は、ボトム0.02人.上限が0.04人でのアップダウン状況継続かと
思いますが、昨年は新型の流行の為、31週は5週平均でも上昇に転じています。
今年は新顔のウイルス君はいないため、その影響はありませんがそうはいっても
ぼちぼち上昇に転じるタイミングかとも思われます。
ところで、香港の第32週はA香港型のウイルス検出数が新型をかなり上回った
模様ですが、日本ではまだまだドングリの背比べ状況です。
香港と日本、似てはいますが全く同じという訳ではなさそうです。
今回は47県のうち前回より6県多い18県が上昇になりました。
沖縄は相変わらずの1位継続です。
PS
海上保安庁のヘリ墜落事故。
当初は「廃船の調査」とかで公表されていたけれど、本当は「司法修習生への
デモフライト」の最中の事故らしい。
事故の夜中に保安庁の偉いサンたちが集まって「ひそひそ」。
「デモと事故は関連性がないから、デモの件は伏せておこう。」ということにした。
「事実を隠そうとした。」のは、毎度おなじみの「組織防衛」ですね。
これは「相撲協会」から「海上保安庁」まで、「組織」というものが持つ悪習ですか。
もうひとつ面白いのは、「なんで隠し通せなかったか。」というところ。
偉いサンたちは「隠せる」と読んだのに、できなかったのです。
厚生省さん、他人ごとではありませんよ。
会議を開いたら、ちゃんと議事録を残しましょう。
「議事録なしなら隠せる。」という思いは、ハイリスクな考え方ですよ。
・感染状況の経緯
・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型
・・・・・
・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了
・・・・・
・第30週(7月26日~ 1日) ・沖縄1位継続
・定点最小値到達
・第31週(8月 2日~ 8日) ・沖縄1位継続
・第32週(8月 9日~15日) ・沖縄1位継続
・第33週(8月16日~22日) ・・・・・今週・・・・・
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(5週移動平均)%
27週 28週 29週 30週 31週 32週
A(H1)pdm 68 74 62 55 45 40
A(H3) 12 15 17 25 40 45
B 20 11 21 20 15 15
ここのところA香港型が頑張りだしてきており、32週ではついに新型をぬきました。
その分B型、新型の割合が減ってきています。
・定点状況推移(5週移動平均)
27週 28週 29週 30週 31週 32週
2010年定点データ 0.05 0.04 0.04 0.03 0.03 0.03
2009年比較データ 0.26 0.22 0.21 0.21 0.29 0.45
昨年は春からの新型の流行の為、31週は5週平均で上昇に転じているが、今年は
新たなウイルス君はいないので、例年並みのタイミングで上昇に転じると思われます。
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第48週(11月23日~29日) 39.63人 190801人 189万人
(第48週がピーク)
2009年 ・・・・ 2010年
・第30週( 7月26日~ 1日) 0.02人 112人 (0.12万人)
(定点患者数がボトム)
・第31週( 8月 2日~ 8日) 0.03人 142人 (0.16万人)
・第32週( 8月 9日~15日) 0.04人 162人 (0.18万人)
・患者報告数の予報です。
・22日 0.005人 0.03万人
・第33週( 8月16日~22日) 0.03人 164人 0.18万人
・23日 0.005人 0.03万人
・第34週( 8月23日~29日) 0.03人 165人 0.18万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2079.2万人 100人中16.3人
(2009年第28週以降の合計です。)
内、新型インフルエンザの累積患者数 2074.9万人
・累積患者数の予報。
・第33週( 8月22日) 2079.2万人 100人中16.3人
・第34週( 8月29日) 2079.4万人 100人中16.3人
・入院状況
・重症化 1561人( 8月15日現在) 重症化率 0.0075%
・死亡(含む疑い例) 202人( 8月15日現在) 致死率 0.00097%
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第30週( 7月26日~ 1日) 0.03人 0.02人 +19.6%
・第31週( 8月 2日~ 8日) 0.02人 0.03人 ー21.8%
・第32週( 8月 9日~15日) 0.03人 0.04人 ー13.0%
今回の定点合計報告数は162人で、当ブログ予報は141人でした。
今回予報誤差はー13.0%になります。
09年の第34週から今までの平均予報誤差は±22.3%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は1800人程で、
4割ほどが新型と思われます。
報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が6割程度で、
新型が4割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。
ちなみに季節性のA香港型がわずかながら新型よりも優勢になりました。
新型インフルの累積患者数2074.9万人で、100人に16.3人が感染しました。
そのうち未成年者は1514万人で、100人に62.2人が感染したことになります。
成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。
(累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)
第32週は定点0.04人で、上昇継続になりました。
第32週は台風の影響などがあり、気温低下でウイルス君が
元気に感染を広げた模様です。
当面は、ボトム0.02人.上限が0.04人でのアップダウン状況継続かと
思いますが、昨年は新型の流行の為、31週は5週平均でも上昇に転じています。
今年は新顔のウイルス君はいないため、その影響はありませんがそうはいっても
ぼちぼち上昇に転じるタイミングかとも思われます。
ところで、香港の第32週はA香港型のウイルス検出数が新型をかなり上回った
模様ですが、日本ではまだまだドングリの背比べ状況です。
香港と日本、似てはいますが全く同じという訳ではなさそうです。
今回は47県のうち前回より6県多い18県が上昇になりました。
沖縄は相変わらずの1位継続です。
PS
海上保安庁のヘリ墜落事故。
当初は「廃船の調査」とかで公表されていたけれど、本当は「司法修習生への
デモフライト」の最中の事故らしい。
事故の夜中に保安庁の偉いサンたちが集まって「ひそひそ」。
「デモと事故は関連性がないから、デモの件は伏せておこう。」ということにした。
「事実を隠そうとした。」のは、毎度おなじみの「組織防衛」ですね。
これは「相撲協会」から「海上保安庁」まで、「組織」というものが持つ悪習ですか。
もうひとつ面白いのは、「なんで隠し通せなかったか。」というところ。
偉いサンたちは「隠せる」と読んだのに、できなかったのです。
厚生省さん、他人ごとではありませんよ。
会議を開いたら、ちゃんと議事録を残しましょう。
「議事録なしなら隠せる。」という思いは、ハイリスクな考え方ですよ。