水についてのとある実験の話
都内ならば当たり前のように飲料水と生活水の線引きができており、特に、震災後にうちなんかでも相当数の水がストックしてある。
田舎育ちであるから、当初、水道水が飲めないことにとても違和感を持っていたが、今となっては当たり前のことになっている。
ある音楽雑誌で読んだのだが、
水には結晶がある。当然だろうが、雪の結晶のようなイメージだ。
で、東京の水、田舎の水、深層水などそれぞれ形状が違うみたいなのだ。
いわゆる飲料水の類であれば、それなりの綺麗な形をしているようなのだが、東京の水の
結晶は歪んでいるそうだ。
そこで、ある実験が行われた。
水に音楽を聞かせるというものだ。
・東京の水にモーツァルトを聴かせる
・田舎の水にロックを聴かせる
というものだ。
結果は、東京の水の結晶が綺麗な形になり、田舎の水は歪んだらしい。
もっと凄いなと思ったのが、水にショパンの別れの曲を聴かせたら・・・
水が分離したらしい。
にわかに信じがたい内容であったが、あながち嘘でもないのかなとも思っている。
信じるか信じないかは貴方次第である!ってのじゃなくて
僕自身のエピソードではあるが、20代の頃にショパンの別れの曲を知って、
クラシックギターで練習した時期があった。
結構、難しくてそこそこ練習してた。エリッククラプトンの曲が弾ければなんとなく弾けるかなって感じだったけど、毎日、毎日練習してたら・・・彼女と別れた(笑)
因果関係は当然分かる術もないが、後にその話を知って納得した。
地球の殆どが海。人間の70%が水分だとするとなかなか興味のある内容ではあった。
だから、ロックが悪いとかクラシックが良いとかではなくね。
でも、胎教にクラシックが良いというのは頷ける。
昔から、文明の発達には欠かせない水。
水のある所に文明は育つとも。
先進国では当たり前に生活の一部ではあるが、発展途上国ではまだまだ水の確保や衛生面では問題が山積みである。今や、経済大国となった中国でさえ、水の問題はかなり大きい。飲料水と下水のインフラだ。
そう考えると、一昨年、出会った投資家の言葉は裏付けがあったんだと思う。
ただ、そこに投機的なマネーが入ってくると、めちゃくちゃなことになるんだけど。
東北の地震でも、水の重要性は特に感じた人も多いんじゃないかな?
水がなければ死んじゃうし、トイレも流せない、お風呂も入れない。
深刻な問題だ。
当たり前だと思っているこことが当たり前じゃない状況に陥った時、本当に大切のものが見えてくるというのは何事においても言えることだ。
昔の仲間が、水に関わる仕事をしていて、ある意味、命を預かる仕事であるし
その使命感たるや半端じゃできないと思う。
それが儲かるとか儲からないとかそういう問題ではなく、それに携わる使命感というものと、充実感というものをどう感じているかだと僕は思う。
僕の中で宝くじテストっていうのがあって
宝くじでもなんでもいいんだけど、一生困らないお金を手にしたらどうする?
って問いかけを時々するんだ。
大抵の人はこう言うよ
「仕事辞める」って
だから良い悪いではなく、僕はなるほどと思う。
僕はきれいごとではなく辞めないけどね。もっともっと、僕を信じてくれているお客さんに対してできることが増えるなって思うからね。