本日はエルトン・ジョンとレオン・ラッセルの2010年のコラボ・アルバム、The Unionでも。
大物シンガー・ソング・ライター同士のコラボとあって力が入り過ぎかと思いきや両人ともリラックスしてレコーディングに臨み、出来上がった作品は両者のファンにとっては快作となったのでは... (その様子は付属の "Making Of"なる DVDでよく見て取れた。)
作品的には、60年から70年代にかけてアメリカのディープ・サウス中心に流行ったR &B、カントリー、ブルースなどが混ざり合ったごった煮サウンド、スワンプ・ロックがベース。
特にレオン・ラッセルの作品は1970年のデビュー・アルバムから75年のライブ・アルバムや76年のスタジオ・アルバム、Willo’ The Wisp(邦題は確か鬼火だった)あたりまで追いかけて聴いていたので、久々に彼のボーカルに懐かしさを感じた。
ただ二人の大物が絡むと言ってもこの手のアルバムはラジオで頻繁にオン・エアーされるようなキャッチーな曲が収録されていない地味系なのであまり売り上げに期待が持てないと思いきや、なんと全米アルバム・チャートと3位にランクされるヒット作となった。
因みに、レオン・ラッセルはこの後アルバム制作活動を続けるも残念ながら6年後の2016年に病気で死去。
Never Too Old (To Hold Somebody)って歌っていたのにね…..
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