CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

気分を変えて

2022年03月23日 | JAZZ・FUSION

本日はフュージョン系のアーティストでも。

80年代になってアルファ・レーベルのヨーロッパ進出のため海外でも通用するバンドのレコード制作が企画された。

とは言え、彼の地では一般的にはまだまだ日本の文化が現在のように認識されていたわけではなく、まだまだ中国と混同されることもあった。70年代中頃にサディスティック・ミカ・バンドが既にロンドンで公演を行なってはいるが、ほんの一部の新し物好きに興味を持たれたぐらいで、まだまだ日本のアーティストが海外に進出とはならない時代だった。

日本語が理解できなくともエキゾチックな響きを感じる人々が多ければ良いのだが、やっぱり世界共通で理解できるインスト系のカシオペアが先陣を切ることに。

それが1982年に出たライブ・アルバムで、ミントのジャムに引っ掛けて最高な(Mint)コンディションのジャム・セッションと言うことでMint Jamsと名付けられた。

オーバー・ダブ無しで最後のクライマックスを除けば観客の反応をほぼカットされた音源はあたかもスタジオ録音のようなクオリティーの演奏で本当に驚かされる。

その後の活躍もあって海外にも多くのファンがいるとの事。

本人達にはその気が全くなかったと思うが、もしネイティブ・クラスの歌の上手い歌手をゲストに迎えキャッチーなメロディーの歌物を2曲ほど収録すればかなりいけたのではないかと思う。

みなさん本当にお若い。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sakaki45)
2022-03-24 00:14:45
カシオペア、当時はあまり意識してなかったのですが、
改めて聴いてみると、なるほどシティポップのファンが好きそうな音をしてるなぁと。
実際、YouTubeの「ミントジャムズ」のコメントは英語だらけです。

日本人アーチストの海外進出は、当時はなかなか難しかったと思います。
それを考えるとデビュー時から海外でライブを行って絶賛されたYMOは凄かったという事ですね。
Unknown (博士)
2022-03-24 16:15:46
いつもコメントいただき有り難うございます。

そう言えば、YMOも同じアルファ・レーベルで、その2年前にソリッド・ステート・サバイバーでアメリカに進出してますね。

コメントを投稿