ウッ! ハッ! ウッ! ハッ!
助手:博士、日曜日の朝から何やってんですか?
博士:最近疲れ易くてのう、どうも体のバランスが狂っているんじゃないか? そこでちょっと呼吸を整えてみようかと…
助手:それって、中国5000年の伝統から生まれたアレ、チ〜コウ(気功)ですか?
博士:いや~ ちょっと違うかもしれんのう。
取り出しましたるは、1974年のディスコ・サウンド、Chinese Kung Fu。冗談とも言えるようなバンド名Banzaiiを名乗るフランス出身のバンドがディスコ・サウンドの殿堂フィラデェルフィアで録音した作品。何故か初期のジャンボ鶴田の登場曲でもある。
5000年の伝統なる形容はちょいと少々大袈裟。ただ、アメリカナイズされてはいるが当時香港で大量生産されたカン・フー映画なるものの香りは感じる。
博士:ウッ! ハッ!の規則正しい掛け声による緊張と緩和が体により良い刺激を与えるのじゃ。
それじゃみなさんご一緒に!
ウッ! ハッ! ウッ! ハッ!
B面に収録されたディスコ・ヴァージョンの方がベースが効いていてお気に入り。
「あれ?ジャンボ鶴田の入場曲って『ジンギスカン』だっけ?」
と思ってしまいました。
自分にとってのジャンボ鶴田のテーマ曲は、
『ローリングドリーマー』の「ウハ!」ですね。
晩年の『J』を思い浮かべる人が多いでしょうけど。
登場曲に世代が異なる、つまりジャンボ鶴田氏長年に渡ってマット上で活躍した証ですよね。
それにしても昨今のプロレス技はかなり過激になっていますね。昔なら、脳天から竹割りから河津落としを繰り出し、16文キック連発で3カウントでしたっけ。