CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

我が家の古~いCD

2024年05月20日 | Bowie, T.Rex, Hoople and Glam.

1972年のデビッド・ボウイの5枚目のアルバム、Ziggy Stardustは重要なアルバムと認知され過去何度も再発されている。

CDに関しては1984年にRCAから初めて発売された。マスター・テープの音源をデジタル化しカセット・テープに落としそれをCDにトランスファーしたものらしい。ちなみにデジタル技術黎明期だった80年代は取り敢えずやっつけ仕事のCD化てな事で、音質のよくないCDも多々見かけた。

1990年に入るとアメリカのRykodiscがRCAからマスター・テープを借りてリマスターを行い、ボートラが6曲追加されたRyko/EMI盤の登場となる。

1999年に再度リマスターされたCDが登場。またアルバム30周年記念として2002年にリマスター、そして2012年にも40周年記念盤としてまたまたリマスター盤が登場。

これだけ新規にリマスター盤が登場するともう何が何だか…

個人的には1990年のRyko盤が迫力を求めた音圧重視のリマスターとは一線を画した抑え気味の丁寧なリマスターが施されていて悪くないと感じる。また年を経るごとに劣化するマスター・テープのことを考えると、まあプラシーボ効果なのかもしれないが、後年のリマスター盤よりもまだテープ劣化による歪みが少なく原音により忠実な感じがするのだが…

盲目的に最新リマスター盤を賞賛するのではなく、たまには昔買ったCD聴いてみると音が案外良かったなんて発見があるかも。

それに古いCDを買取屋に持って行っても、レアなものでない限り1枚10円ぐらいだからね。

1990年のスターマンと2002年のスターマンの音源を比べると、ほぼ同じような波形で1990年のほうが若干絞り気味。2002年盤は早くフェード・アウトする。

どちらの音も悪くないと思う。



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