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月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.334 ゴダイゴ50周年

2025-08-23 00:25:42 | アラカルト

今更ですが、来年、ゴダイゴがデビューして50周年になるそうです。記念のサイトも立ち上がっています。

ゴダイゴ50周年記念

正式には、来年が50周年なのですが、すでに50周年記念のライブツアーが開催されています。

 

ゴダイゴというと、『ガンダーラ』や『モンキーマジック』といった『西遊記』関連の曲や、

銀河鉄道999』や『ビューティフルネーム』といったヒット曲を思い浮かべます。でも一時期はホーンセクションを使用したりと、

プログレ的なアプローチがあったりもします。またミッキー吉野さんは、GSではゴールデンカップスでも活動しています。この後は、ミッキー吉野グループとして

活動して、それが発展してゴダイゴになったといいます。その時には、成毛滋さんもメンバーだった事もあるようです。

 

そして11月に地元でライブをすることを知り、コロナ以降、行く事がなかったライブへ行く事にしました。確かにメンバーは年を取りましたが、

ライブを見る機会が無かったゴダイゴのライブですので、楽しみたいです。

 

個人的には、やはりミッキー吉野さんのキーボードを見てみたいですね。2000年代に入ってからのゴールデンカップスの再結成ライブは見に行きましたが、

それ以来のライブになりますので。ただ、PANTAの晩年にミッキー吉野さんとの関りが深かったので、映像ではよく見ていました。

夕刊フジでのイベントでの、ゴールデンカップスのライブにPANTAがゲストで歌った映像は、最近亡くなったエディ藩さんも演奏していまして、

ちょっぴり、しんみりとなります。

 

 

PANTAとミッキー吉野さんの日本ロックの対談のダイジェスト版。なかなか面白かったです。

 

 

 

そしてPANTAの生前最後の演奏にも、ミッキー吉野さんは参加していました。だから今回、地元で行われるライブを見たいと思ったかもしれませんね。

 


NO.333  坂本九『心の瞳』

2025-08-12 08:15:47 | 隠れた名曲

2025年8月12日は、1985年に起きた日航機墜落事故から40年になる日です。その飛行機に乗っていて亡くなったのが、坂本九さんです。

その日は部活の合宿中で、顧問の先生から事故の事を言われ、ショックを受けたのを覚えています。

 

坂本九さんは、本当に笑顔が素敵な方で、その笑顔を見ているだけで、心が和むような感じがしました。勿論、人柄も良く、

坂本さんを悪く言う様な人とか、いなかったと思います。その歌声も、『上を向いて歩こう』や『見上げてごらん夜の星を』といった

曲を聴けばわかりますが、人を和ませてくれますね。聴いていて、とても心地よく感じます。まだ43歳で亡くなってしまうなんて、早すぎます。

 

1985年は、長年属していた東芝からファンハウスへと移籍した年でした。そこからの第1弾シングルが『懐かしきラブソング』で、これが遺作となってしまいます。

 

 

そのB面に収録されていたのが『心の瞳』です。家族の事を歌ったもので、坂本さんは凄く気にいっていたみたいです。発売前に家族に「いい曲だ」と

聴かせていたぐらいです。今までこういう事は無かったといいます。もし事故に巻き込まれていなかったら、コンサートのラストで歌われる事になっただろう、

そんな素晴らしい曲です。坂本さんの葬儀の時には、長女の大島花子さんがこの曲をピアノで弾いていたといいます。

 

 

実は事故の当日、NHKFMでの公開収録がありまして、後日放送されています。自分もエアチェックして録音してあるのですが、

そのカセットは、どこかに紛れてしまっています。その時に放送されたものがノーカットでYoutubeに上がっていました。

恐らく唯一の『心の瞳』のライブ演奏だと思われます。

 

 

後日談としては、この放送を聴いて感銘を受けた方が、『心の瞳』を合唱曲としてアレンジして、演奏したという事です。

それから合唱曲として有名となり、教科書にも掲載される事になったそうです。絆の輪が広がっていく、いい話ですね。

 

 

そして坂本九さんの三十三回忌に、『心の瞳』のシングルが発売されます。九さんの歌声のバックには、妻の由紀子さんや娘たちのコーラスが加わります。

合唱曲バージョンも加えられたシングルが発売されたのは2017年ですね。いつまでも歌い続けてもらいたい、そんな曲です。

 

 

 

 

 


NO.332 『シン・ハママツ計画』ミッション追加。更に演奏するゆるキャラ

2025-08-03 00:11:21 | アラカルト

NO.308NO.313で紹介した、『シン・ハママツ計画』、少々新しい動きがあったので書いてみます。

夏休み期間限定で、新しいコラボパネルが設置等があります。まぁ誰得ですが。

シン・ハママツ計画2025

 

浜松市のゆるキャラである家康くんと直虎ちゃんが、エヴァンゲリオンの着ぐるみを着ているようなものですが、集客に繋がるかは疑問です。

後、公式サイトは不親切で、設置場所の住所等の記載がないですね。地元の人なら兎も角、遠方から来る人にとっては困りものではないかと。

 

 

 

そして、エヴァンゲリオンの人気キャラの渚カヲルの等身大フィギュアと、地元産の天竜杉を使用したピアノの設置。

天竜杉ピアノENSCHU E121DA MONDEは、見かけ上は安っぽい感じがしますが、実は地元産に拘った一品です。

実際に触って演奏も可能ですが、自分が見に行った時には誰もいなくて、演奏が聴けませんでした。

DA MONDEは、遠州弁の『だもんで』(~だからという意味)からです。

 

 

 

なお、製作したのは、比較的新しいメーカーの遠州楽器制作株式会社さん。開発者の熱い思いとピアノの音色については、こちらから。

 

 

市役所の初号機立像に関してですが、土日祝日の午前10時から午後4時まで、2階から見る事が出来るようになりました。(平日は不可)

2階の違ったアングルからの撮影は、雰囲気も変わりますね。

 

 

 

そして余談というか、あまりゆるキャラには詳しくないので調べてみたら、こんなキャラがいる事を知りました。

青森のゆるキャラの『にゃんごすたー』。設定としては、亡くなった猫がリンゴ畑に埋葬され、そこから転生したという感じ。

元ネタは勿論、リンゴ・スター。ドラムの演奏を得意としますが、これが侮れないものだったりします。

たまたま見つけた『アンパンマンのマーチ』の演奏を聴いてびっくりしました。最後まで聴いたら呆気にとられる事、請け合いです。

 

 

にゃんごすたーが得意としているのは、X-JAPANの『紅』ですが、YOSHIKI本人の前でも演奏したことがあり、本人はバカ受けでした。

 

 

他にも演奏するゆるキャラっているのかなと探してみたら、セッションしているものもあったりしました。演奏って出来るものなんですね。

 

 

そしてジャズピアニストの、ジェイコブ・コーラーとセッションもした事もあります。ジェイコブのチャンネルでは『トルコ行進曲』、

にゃんごすたーのチャンネルでは『紅』を聴く事が出来ます。どちらも素晴らしいですね。

他にもないかちょっと調べてみようかなと。

 

 

 

 

 


NO.331 ハルク・ホーガン死去

2025-07-25 14:40:10 | 墓碑銘

こう立て続けに大物の訃報が続くと、気分が萎えてしまいます。

世界的にもトップレスラーとも言えた、ハルク・ホーガンが亡くなりました。71歳でした。

プロレスラー ハルク・ホーガンさん死去 71歳 日本でも活躍

 

金曜夜8時と言えば、「太陽にほえろ」でもなく、「金八先生」でもなく、「ワールドプロレスリング」一択だった自分としては、

スタン・ハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアントと並んで、ハルク・ホーガンは好きな外国人レスラーでした。

アントニオ猪木さんに鍛えられたともいえ、時にはタッグを組み、時にはベルトを争うような存在にも育っていったのが印象深いです。

「猪木失神事件」と言われたIWGPの決勝戦は、強烈な印象を残していますね。

 

 

映画「ロッキー3」でのサンダー・リップス役で出演以降、名前も売れていき、遂にはアメリカのトップレスラーになろうとは、想像だにしませんでした。

近年は名前も聞く事は少なかったですが、トランプ大統領の応援演説とかしていたのですね。年をとったとしても実に堂々としていました。

 

実はハルク・ホーガンは、ベースを嗜んでもいたりしました。実は12インチシングルを発売したこともありまして、入手もしています。

中身はピクチャーレコードで、日本で活躍していた時の雄姿を見る事が出来ます。

 

 

 

そこでは、ホーガン自身がボーカルとベースを披露しています。そしてこのレコードを捜そうと思った目的は別にあります。

バックで演奏しているのが、ジョニー吉永さん、ルイズルイス加部さん、そしてチャーのJL&C(ジョニールイス&チャー)だったりするからです。

バップレコード時代、こういう仕事がいくつかあったようですね。

 

 

 

 

 

余談ですが、こういった汚れ仕事と言われる中にも、忌野清志郎さんがボーカルで、JL&Cがバックを務めていたという、

「県立地球防衛軍」のアニメの主題歌があったりしますので、侮れませんね。

 

 

少々、横道に逸れましたが、ご冥福をお祈りします。


NO.330 オジー・オズボーン死去

2025-07-23 23:51:46 | 墓碑銘

この間、渋谷陽一さんが亡くなられたので、色々調べて記事を書こうとしていましたが、オジー・オズボーンが亡くなったというニュースを聞いて、

こちらを取り上げる事にしました。76歳でした。

オジー・オズボーン死去

 

今更、詳しくは書きませんが、1960年代にブラックサバスを結成、メタルシーンに絶大なる影響を与えてきました。

個人的に好きなのは、月並みながら『アイアンマン』ですね。嘗てプロレス界で革命的なタッグチームと言われたロードウォリアーズが

テーマ曲として使用してきました。初めて見た時の衝撃は凄かったですね。

 

 

NO.112で紹介した映画「ランディ・ローズ」。オジーのバンドの加入が、ランディの飛躍のきっかけになりましたね。

この映画でも、オジーはインタビューに登場していましたね。

 

 

晩年は、難病との闘いで辛いと思われましたが、亡くなる直前には、ブラック・サバスとしてのラストライブを熟しています。

この時のライブは、後日、映画化の話もあるようなので、楽しみにします。

なお、「BACK TO THE BEGINNING」のイベントには、メタリカ、スレイヤー、パンテラといったグループも参加してます。

何だか取り留めのない文になってしまいました。ご冥福をお祈りします。