CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ギターは引っ込み、キーボードが前面に

2022年11月20日 | DEEP PURPLE-RAINBOW関連

1972年に出た第二期パープルの3枚目のアルバム、Machine Headが世界的に大ヒット。

鉄は熱いうちに打てって事で、すぐさま次作のレコーディングをスタート。ちょうどパープルが日本でのライブを行なった1972年8月前後の期間がレコーディングに当てられたそうだ。

完成したのが1973年に発売された、Who Do We Think We Are(邦題は紫の肖像ってなってるけれど、直訳すれば俺たちが何者かって考える? 即ち波間で産まれ漂うバブルのように、そんなに大した者でもないって言ってるのかな?)

(UK盤は黄色がベース)

(USと日本盤はブルー)

当然、前作の大ヒットを受けて方向性としては前作を踏襲するものとなったが、当時リッチー師匠とイアン・ギランの仲が悪かった事から、この作品ではリッチー師匠完全にやる気無くしたみたいで、前作のような永遠に心に刻まれるギター・フレーズが聴かれなくなり、インパクトに欠ける演奏となった感があった。

その負のベクトルを解消するためにも、ジョン・ロードが頑張ってキーボード引きまくる事によって何とかバンド・メンバーを鼓舞したような… ギランのボーカル快調だし。

出来としては、Machine Headが無ければよく出来たハード・ロック・アルバムって感じで、シングル・カットされたWoman From Tokyoは日本に対して感謝の意を込め日本公演後にレコーディングされたものであろう。

ただ歌詞を今一度読むと、これって何となく日本滞在中に招聘サイドから連れて行かれたナイト・クラブかなんかで美形のホステスさん相手に会話した印象を曲にしたって気もするが...

つまり北島サブちゃんが歌う函館の様な、ご当地ソングって感じですかね。

まあサブちゃんの場合、函館だけでなく尾道、薩摩、伊予、その他諸々と大勢いらっしゃいますが、二期パープルはTokyoだけだから律儀って言えば結構律儀なんですね。


11月の雨

2022年11月20日 | American Hard Rock

80年以降のロックはあまり聴かずよく知らないけれど、いくつかのバンドは結構インパクト感じさせられCD購入まで至った。

中でもガンズ・アンド・ローゼスは個人的に結構いけてる存在のバンドだった。

その彼らが1991年に一気に2枚のアルバム、Use Your Illusion-IとIIを発表。

本日はそのうちの1枚、Use Your Illusion-Iでも。

中でもやっぱり印象的だった曲は、November Rainですかね。

二つのパートに分かれ、後半のパートには重厚なストリングスがリード・ギターと絡んでエンディングを盛り上げた。

ここの所快晴が続き日中は結構暖かかったけれど、来週ぐらいから天気は下り坂になり雨になるのかな?

11月の雨って寒さを呼び込み、一気に冬が訪れるようなイメージが...

November Rainで季節は変わる。