本日はボブ・ディランの1976年のアルバム、Desire。
ディランの曲ってメロディーやアレンジがシンプルなので歌詞の聞き取りが出来ない私などはどれも同じに聞こえる時もある。
その中でもこのアルバムは結構バラエティーに富んだ構成で分かり易い。
中でも大きなアクセントとなっているのが哀愁が感じられる音色を生み出す新人バイオリニスト、スカーレット・リビエラとディランの歌唱に負けじとコーラスを付けるカントリー・シンガーのエミルー・ハリスの御両人ですかね。
特にディランさん、独特の節回しでその場その場で歌い方全く変えちゃう場合もあるからオーバー・ダブじゃなければ彼の歌唱や演奏に合わせるのは中々骨が折れるのではないかと想像したりして。
歌唱に関して言えば、即興でコーラス付けられるのは長年付き合いのあるジョーン・バエズぐらいだと思っていたけど、なかなかエミルーさん、やるな~と思った次第で…
本日は2003年に出たSACDで鑑賞。これ買ってからもう20年近く経つと思うと光陰矢の如しを改めて実感。
SACDは情報量が多いので再生音の質が向上してるはず。
間違いない!
多分...
知らんけど。