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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

満月の夜に浮かれ出す

2022年01月25日 | AMERICAN ROCK/POPS

日本では知名度が高くはないけれどアメリカじゃロック殿堂入りのスター・ミュージシャン。

そのトム・ペティが1989年に出した初ソロ・アルバムが、Full Moon Fever。

彼のトレード・マークとも言えるリッケンバッカー。ロジャー・マッギンの様に12弦弾きまくりバーズのFeel A Whole Lot Betterをカバー

声に特徴のある少々ねちっこさのある歌唱は今まで通り変わらない。

今回トラベリング・ウィルベリーズ繋がりでELOのジェフ・リンがトムと共作した作品を提供、更にでプロデューサーにも名を連ねている。

ウィルベリーズやハートブレイカーズから豪華ゲスト陣参戦

その分今までよりちょっと軽快でポップな味付けで満月の夜でなくとも心はウキウキ。 

ところで今まで気が付いていなかったのだけれど、LPでSide-1の最後に当たる5曲目のRunnin' Down The Dreamが終了した後にAttntion CD Listenersってことで10数秒ほどアナウンスが収録されている。

LPやカセットでこのアルバム聴いている人はLPを裏返したりカセットを最後まで巻き上げたりするのでCDの6曲目に当たるFeel A Whole Lot Betterを聴くには少々時間がかかるって事で、CDリスナーにもその間を体験してもらいたいって事からか6曲目はこのアナウンスが終わるまで今暫しお待ちくださいって言ってるようですね。


スコットランドのブルー・アイド・ソウル

2022年01月25日 | R&B

アメリカのミュージシャン顔負けのファンキなーR&Bバンドのアベレージ・ホワイト・バンドがスコットランドから登場したが、彼の地の代表的のブルー・アイド・ソウルって言えばやっぱりこの方々かな?

そう四人組男性ボーカリストのWet Wet Wet。

80年代半ばあたりからその名を知られ80年代末から90年代に大活躍。

ヨーロッパ出身だからなのか、本場アメリカの同業者と比べると黒っぽさとか泥臭さはさほど感じられず、スタイリッシュで洗練された都会的なボーカルが披露される。

アメリカのミュージシャンかと思えるようなファルセット・ボイスを巧みに使ったAngel Eyesをラジオで初めて聴いた時はかなり印象に残った。

そしてビートルズのカバー、With A Little Help From My Friendsが巷に流れる頃には彼らにさらに興味を持つことに…

さらに時は流れ、1994年ヒュー・グランントが主演を務めた映画のサントラに彼らがカバーしたLove Is All Aroundが起用され大ヒットした。

これがダメ押しとなって、遂にその頃出ていた彼らシングル盤をコンパイルした編集盤、End Of The Part Oneを買ってみることに。

中々良いと思った。結構CDを車に中に持ち込んでよく聴いた。

英国を含むヨーロッパでは結構人気を博した彼らだったが、アメリカや日本では何故かそれ程知られていなくマイナーな存在だったような…