日本では知名度が高くはないけれどアメリカじゃロック殿堂入りのスター・ミュージシャン。
そのトム・ペティが1989年に出した初ソロ・アルバムが、Full Moon Fever。
彼のトレード・マークとも言えるリッケンバッカー。ロジャー・マッギンの様に12弦弾きまくりバーズのFeel A Whole Lot Betterをカバー
声に特徴のある少々ねちっこさのある歌唱は今まで通り変わらない。
今回トラベリング・ウィルベリーズ繋がりでELOのジェフ・リンがトムと共作した作品を提供、更にでプロデューサーにも名を連ねている。
ウィルベリーズやハートブレイカーズから豪華ゲスト陣参戦
その分今までよりちょっと軽快でポップな味付けで満月の夜でなくとも心はウキウキ。
ところで今まで気が付いていなかったのだけれど、LPでSide-1の最後に当たる5曲目のRunnin' Down The Dreamが終了した後にAttntion CD Listenersってことで10数秒ほどアナウンスが収録されている。
LPやカセットでこのアルバム聴いている人はLPを裏返したりカセットを最後まで巻き上げたりするのでCDの6曲目に当たるFeel A Whole Lot Betterを聴くには少々時間がかかるって事で、CDリスナーにもその間を体験してもらいたいって事からか6曲目はこのアナウンスが終わるまで今暫しお待ちくださいって言ってるようですね。