本日はレインボーの1976年の2作目、RIGINGでも。
過去記事見たらかなり昔にこのアルバムについて何やら書いてるけれど、まあ久々なので再登場は良しとする。
前作からベース、キーボードそしてドラムスのメンバーを入れ替えた。特にドラムスにジェフ・ベック・グループからコージー・パウエルを引き抜いた事から彼の手数の多い怒涛のドラミングでサウンドが重くなり引き締まった感が…
当時リッチー師匠、ボーカルのロニーそしてコージーによるハード・ロックの三頭政治なんて呼ばれていたね。
(横並びした御三方が三頭政治の主役)
そういえば三頭政治って共和政ローマ末期のシーザーがいた頃って確か中学校か高校の世界史で習った筈なのにその辺りの記憶は既にぶっ飛んでいて忘却の彼方へ。
調べてみると、役職が定まった三頭政治はシーザーが暗殺されたのち発足したオクタヴィヌス、アントニウスとレビドゥスらによる第二期からだったとか…
三頭政治って安定している様に見えて御三方の力関係がいつも同じレベルでないと安定しない。三人の内二人が手を組めば一人は失脚する運命に。そして最後は残った二人による頂上決戦に至る事になり、その勝者による独裁政権が始まり共和制ローマは帝政ローマへと。
歴史は繰り返すは金言で、レインボーの三頭政治もいつしか崩壊しリッチーによる帝政レインボーへの道を辿る事になる。
なるほど勉強になりました。
そう言えば、80年代ジャイアンツが監督、助監督とヘッドコーチの三人が主となって采配を振るうトロイカ体制なんてものあったね。
オイラとしてはトロとイカの方が好ましいんだけれど…
オォ〜 三頭政治の逆トライアングルが見える