goo blog サービス終了のお知らせ 

CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

追悼

2021年02月25日 | JAZZ・FUSION

つい先日2月9日、チック・コリア氏がお亡くなりになられたと言うことで、その面影を偲ぶべく遅まきながらも取り出したる一枚。

リターン・トゥ・フォエバー名義のRomantic Warriorでも。

(ジャケのデザインが秀逸)

1976年の作品で高速ギタリスト、アル・ディ・メオラが前々作より加入したことから次第にロック色も強くなり、プログレ・ロック系フュージョン・サウンドとでも言うべきか…

とにかくメンバーそれぞれの疾走感を伴った高度な演奏技術には今更ながら圧倒される。

栄光のロック70年代は遠くなりにきり。

 


これ結構好きです。 その7

2021年02月25日 | BRITISH ROCK

1975年のレオ・セイヤーの2作目のアルバム、Just A Boy。

前作に収録され大ヒットが期待されたThe Show Must Go Onは、カバーしたスリー・ドッグ・ナイト(全米4位)に美味しいところゴッソリ持って行かれたものの、何とかその爪痕は充分に残せた。

奇をてらった道化師の化粧と衣装をまとったデビュー作のイメージを消し去り、今度は素顔と歌唱力で勝負!

そしてこのセカンド・アルバムはアメリカでのチャートで16位と大健闘。

(One Man BandとSide-2のGiving It All Wayはザ・フーのボーカリスト、ロジャーが彼のソロ・アルバムでカバーされた)

ただここでの個性的でかつ圧倒的なレオの歌唱を苦手にする人がいるかも知れないけれど…

まあ個人的には、孤独、悲しみやフラストレーションなど負の要素を含む歌詞を激唱にてさらけ出す手法は溜め込まずに案外いさぎよさを感じさせ、これもありかと思う。

この後アメリカに進出してマーケット受けするため歌手として洗練されていくわけであるが、その一歩手前の過渡期のこのアルバム、結構ガツンときてお気に入りです。

(なかなか味のある本人によるイラスト)