CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

なんとなく独り言、その5

2017年12月16日 | PROG ROCK
尖がっているといえば、第2期ムーディー・ブルースが世に出した7部作の頃を思い出す。

なにやら、惑星の図鑑などを持ち出して営業会議されているみたいですが、ホント、尖がり度抜群です。

デニー・レインがボーカルととっていた第1期の頃は普通の英国製ビート・バンドであった。

以前書いた事があるのだが、1965年のロック・コンサートの模様を映したビデオをユー・チューブでたまたま遭遇したところ、なんとあのキーボードのマイク・ピンダーがバンドのフロント・ラインに躍り出て激しくタンバリンを叩く姿に度肝を抜かれた。

ところが2期の頃になると、彼はメロトロンの前に鎮座して演奏を淡々と行う静のイメージに変わった。

確かに、プログレ・バンドとして再生を成し遂げたムーディーズにとっては、プログレ期の尖った作風から考えて、その様になったのも肯ける。

ただSEを含むオーバー・ダブを重ねた複雑になった楽曲を、5人組みのバンド(実際のところ、ライブ・コンサートの場合はレイ・トーマスは時折披露するフルート、タンバリンやハーモニカぐらいで、バンドの演奏に厚みを加えるには至っていないため実質4人での演奏)によってライブで再現するのはかなり難しかっただろう。

だから彼らの場合、スタジオ録音盤を聴いていた方がストレスがない。

ところで、彼らの多くの楽曲の中から個人的に好きな曲の一つに、ベーシスト、ジョン・ロッジ作のCandle of Lifeという曲が1969年に出たアルバム、To Our Children’s Children’s Childrenに収録されている。(この曲結構シンプルなので、1974年の日本公演で演奏されるのではと思いきや、当時コンサートに出かけた知人によると、残念ながら演奏されなかったとの事)

例によって下手な英語で翻訳を試みるも、結構抽象的で私の頭では何言ってるのかよく理解できない。

Something you can't hide
隠しきれない何かが
Says you're lonely
君は孤独だと語る
Hidden deep inside of you only
心の奥に深く埋もれている
It's there for you to see
君に見えるようにとそこにある
Take a look and be
しばらく眺めてごらん
Burn slowly the candle of life
命のろうそくをゆっくりと灯そう

Something there outside
外側にある何かが
Says we're only
私たちが孤独だと語る
In the hands of time falling slowly
ゆっくりとこぼれ落ちていく与えられた時
It's there for us to know
私たちに見えるようにとそこにある
With love that we can go
私たちが前に進むための愛をもって
Burn slowly the candle of life
命のろうそくをゆっくりと灯そう

So love everybody
And make them your friend
So love everybody
And make them your friend

まあ、そんな堅い歌詞の内容は横に置いといて、ムーディ・ブルースの美しいメロディーをシンプルに楽しもうではありませんか。

此処では、キーボードのマイク・ピンダーが印象的なピアノとメロトロン演奏して大活躍!

タンバリンの乱れ打ちでなくてよかった~