CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

なんとなく独り言、その3

2017年12月14日 | URIAH HEEP
ユーライア・ヒープといえば、ジャケのデザインや悪魔、魔の饗宴とか略奪などおどろおどろしい単語がアルバムや曲のタイトルに出てくるので、どうしてもアンダーワールドのハードロッカーというイメージを抱く事が多い。

ギャー! でた~! (ファースト・アルバムのジャケ)

しかしアルバムの中に、ひょっこりと場違いとも思える美しい曲たちが登場する。これらの曲が、アンダーワールドのイメージを中和する役目を果たしているのではないかと。

1972年の5枚目、Magician’s Birthdayではケン・ヘンズレー作の美しいピアノ・バラードのRain (これは、へンズレーのソロ・アルバム、Proud Words On A Dusty Shelf、邦題:誇り高き言霊にも自らボーカルで同曲が収録されている)、


そして1973年、Sweet Freedomではボックス、セインとカースレイク共作のボサノバ・タッチのCircusが、


また1974年のWonder Worldではこれまたヘンズレーのピアノ・バラード The Easy roadなんかがそれに該当する。


イメージだけでヒープちょっと苦手な人は、このあたりを聴けばちょっと評価変わるかも。

まあ、おどろおどろしいイメージは横に置いといて、ユーライア・ヒープが奏でる美しいメロディーを楽しもうではありませんか。

とまたまた前回とよく似た締めを採用する。