国友一貫斎については、全く知らない人物ですが、
江戸時代にすごい逸材がいたと言うことを知りました。
滋賀県のJR長浜駅下車。
「国友鉄砲の里 資料館」にくわしく展示されているらしいですよ。
日本に無かった、「ネジ」を発明したり
懐中筆(今の万年筆みたいなの)
反射型の望遠鏡を見よう見まねで作ったり、
おもちゃの空気銃を分解して手本にして、実用化したり、
江戸期において、数々の発明をした人物です。
その時代では珍しい太陽の黒点を連続観察などをしています。
月のスケッチもびっくりするぐらいの観察力なのです。
ものつくり日本の底力が江戸時代から脈々と繋がっているのですね。
「江戸の科学」の講義は、知らないことだらけの楽しい授業です。
「起立!」の礼で授業が始まり、
おわりも「起立!」で、授業が終わります。
私は通信大学に籍を置いているのですが、
このようなきちんとした礼が、今さらながら新鮮で気持ちが引き締まります。
知らないことを知ることができるし、こころは自由だし、
長く学生を続けたい理由もこんなところにあるのかもしれない。