落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

歌太郎・松之丞の品川宿を行(1)・「居残り連」からスタート

2014-08-29 17:11:32 | 落語会

JR品川駅に午前11時30分に集合して北品川にあります「居残り連」を3人は目指します。

品川駅周辺は再開発で新しいビルに囲まれています。でも第1京浜を抜けると急に木造のレトロな住居があらわれます。見上げて歩くビル群を後方に感じながら「旧東海道」の表示が目に飛び込んできます。

そこに「居残り連」のお店があります。北品川駅からも2分ほどの所です。築70年の木造2階建ての建物の床はワックスで磨かれていて黒光りしています。細い階段を上がると窓から景色が開けてきます。

その昔この傍まで海があったことを感じながら隣家の蔵や窓辺に生い茂る葡萄の実に目をやります。

「居残り連」で「居残り佐平次」との関連をネットで調べながらランチメニューを注文します。歌太郎さんの「唐揚げスパゲッテー」のボリュウムのあった事!

スパゲッテーを完食した後に次のお店は「天麩羅・三浦屋」を目指しますと伝えた時に2人は驚ろいて「スパゲッティーを食べる前に言ってよ」と。

昼食で2食食べる経験も私は始めてです。が「天麩羅・三浦屋」で名物の特製・天丼を注文しました。天麩羅にかかった、たれの独特な甘さと衣の軽さも手伝ってボリュームのある天丼を、とても美味しく完食。本当に満腹です。

それでもこのお店で地ビールの「品川縣ビール」に目が止まり飲んで見ました。日本最古の酵母を使ったモルトの風味とフル―ティー感が初体験の味です。

2食も完食して「旧東海道」の道を昔の旅人の気分になって歩きます。

気分は弥次・喜多道中のように。