落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

円笑・喜多八の対決

2013-07-31 18:48:33 | 落語会

8月7日「水」午後6時30分開演の「笑福亭円笑の会」のご案内です。

会場はお江戸日本橋で開演いたします。

上方で江戸落語家として活躍しています笑福亭円笑師匠が今回「人気作家が落語の世界に登場!!」します。

「池波正太郎作:大川の隠居(鬼平犯科帳より)を柳家喜多八」

    の対決

「松本清張作:女義太夫を笑福亭円笑」・・女芸人の恋と芸に生きるかの葛藤を描いています。

落語会初のこの試みを楽しんでください。

なお他に桂三若・古今亭志ん吉・笑福亭明光が出演いたします。

お申込み:090-2445-4335菊池

 

 


三人のゆるーい落語会が始まります

2013-07-31 18:37:46 | 落語会

柳家ろべえ・瀧川鯉八・立川談吉の3人による「キクチがまいります!旗揚げ公演」が決定いたしました。

古典の柳家ろべえ・新作の瀧川鯉八・古典と新作の両方に取り組む立川談吉の3人による落語会です。

それぞれ所属団体・スタイルの違う3人がゆるーく長く続けていきます。毎回テーマなどは決めずに本当にゆるーい感じで落語を楽しんでいただきます。

でもこの落語会の裏コンセプトは3人の笑いを全国にお届けすることです。日本中いきますと3人は意欲満々です。

そして落語会を希望しているかたの所に「キクチがまいります!」。

キクチが落語会運営等のご指導をさせていただきます。とまあこんな訳で「キクチがまいります!」という3人の会の名前がついたのです。

今後、3人による落語会開催をご希望の方の所に、「キクチがまいります!」

「ゆるーい3人の落語会」のご案内

☆10月6日「日」午後2時開演(会場1時30分)

☆演者各1席+お楽しみ

☆会場:駒込ソフィアザール・サロン(JR駒込東口徒歩5分)

☆木戸銭3000円(終演後の懇親会込)

☆定員40名

3人の演者からは「5・7・5」の句によるこの会の抱負を発信してまいります。第1回目の句に婚活希望が書かれたりして・・・こちらも楽しみにしてください。

お問い合わせ:090-2445-4335「キクチがまいります事務局」 

a-ribbon0706@jcom.home.ne.jp

 

 

 


猿わか町夜の景(江戸名所百景・秋の景90)

2013-07-30 23:43:36 | 落語会

浅草寺の裏、言問通りの墨田川よりです。

老中水野忠邦の命により歌舞伎の小屋がここに集められました。南に浅草の見世物、北に吉原、とここの一帯は盛り場とし賑いました。

落語のネタ…「中村仲蔵」


みょうがの花

2013-07-30 11:17:53 | 落語会

お庭のみょうがを「花が咲いてしまいましたが・・・」と戴きました。花の香りもみょうがの爽やかな香りです。

花もそのまま食べれると・・・一緒にいただいたおそうめんを茹でてみょうがも薬味にします。

女4人のそうめんパーティーで季節を楽しみました。


上野山内月のまつ(江戸名所百景秋の景89)

2013-07-30 09:02:44 | 落語会

上野の清水堂の下にあった松から不忍の池・弁天堂をみてその向こうに加賀藩の上屋敷「東大」が見えます。

大胆な構図の見事さで印象に残る風景となっています。今ではこの松を見ることはできません。


王子滝の川(江戸名所百景・秋の景88)

2013-07-30 09:02:01 | 落語会

北区滝野川は板橋区と接した下町の風情です。近くに桜の染井吉野の発祥の染井町・西巣鴨には四谷怪談のお岩さんの墓所や赤穂義士で有名な浅野匠守の正室遥泉院の墓があります。

また鎌倉時代頼朝が挙兵し安房から上総をへてこの地に入り兵を休ませた弁天が祀られていたものにお堂を建てた土地です。

鎌倉にも江の島・銭洗い弁天が祀られ水に関わる場所です。

落語のネタ・・・「鎌倉幕府夜明け前」


滝川鯉八さん

2013-07-29 21:27:36 | 落語会

豪徳寺の境内には招猫堂が建てられています。

招き猫に願をかけ成功した場合は返納するとさらにご利益があると言われています。

沢山の招き猫がここを訪れる人たちを見つめています。

ご利益のお礼として祀られた沢山の猫たちが一心に私達を迎えてくれます。とても熱い視線がまさに集中した感じなのです。

久々の鯉に大感激な猫たち!!


噺家のぶらり旅(滝川鯉八編)

2013-07-29 21:26:17 | 落語会

落語芸術協会所属の滝川鯉八さんが世田谷区豪徳寺(小田急線・豪徳寺下車徒歩7分)を訪れました。

豪徳寺は福を呼ぶ招き猫の発祥の地です。

井伊直孝が猫により門内に招き入れられ雷雨を避けることが出来たことから「招き猫」伝説が生まれました。

また、ここの和尚の法説を聞き大いに喜び後に井伊家の御菩提樹としました。

この日は小雨模様の為か訪れる人もなく木々に囲まれた広い境内は時が止まった静けさで迎えてくれました。

私はここを訪れるたびに、過ぎた時代の景色が木々の向こうに広がって見えてきます。過去から今に繋がって未来に向かっていく静かな喜びを感じるのです。

鯉八さんは社務所で可愛い「招き猫」のストラップを購入しました。

滝川鯉八さんの出演予定:来春3月22日「土」午後12時30分~「なかまち落語会」

 

 


井の頭の池弁天の社(江戸名所百景秋の景87)

2013-07-28 23:17:06 | 落語会

井の頭の池は神田川の水源で、善福寺、石神井三宝の池と並び武蔵野の水源です。

三代将軍家光が井の頭の池を訪ねた時に、江戸市中にここから水を引くように命じたのです。神田上水で江戸っ子の自慢が「神田の水で産湯を使い・・・」はここからきています。


四ツ谷内藤新宿(江戸名所百景秋の景86)と落語のネタ

2013-07-28 23:15:44 | 落語会

甲州街道と青梅街道の交差する場所です。もともと幕臣の内藤家の屋敷の一部だった場所です。

甲州街道は高井戸が第一の宿で、江戸市中から離れていた為に近くに馬を手配する宿を造る必要から出来た場所です。

近くに花園神社があり年の暮れには酉の市で賑います。

高井戸から内藤新宿に伝馬の場所が移転した時に追分団子が移転して現在に至っています。

落語のネタ・・・「おかめ団子」「団子兵衛」


噺家の噺(164)

2013-07-28 21:16:37 | 落語会

1週間の初めはLIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入していきます。私の落語勉強会です。ちょっといい話などを織り交ぜながら・・・

1.前田一知・・・「七度狐」2代目桂枝雀師のご長男です。東京在住で半プロで落語と関わっていると開演直後に説明があります。弟子入りするには年をとっているし・・・でも落語が好きなようでと複雑な立ち位置を話されたいた。

2.桂九雀・・・「金明竹」「帯久」

3.桂坊枝・・・「悋気の独楽」江戸の噺とは展開が微妙に違って楽しめます。テンポよくて聞き入ってしまいます。まくらで上方と江戸のお妾さんの呼び方の違いで笑いをとります。本妻が1号でお妾さんは2号です・・・サゲの部分の3個の駒が印象に残ります。

「池田の牛ほめ」

何回も聞きたい噺です。この明るさに酔いしれます。

今年の前半は1回も坊枝師匠を落語会にお呼びするタイミングがありませんでした。顔全部で笑っている顔を見るたびに引き込まれていきます。まだ今年も半年残っていますのでお呼びしたい!お茶子さんとしてご一緒に上京します坊枝師匠の娘さんにもお会いしたい。

4.柳家さん弥・・・「親子酒」・「おしゃべり往生」・「京見物」

3回連続ネタだし公演の3回目口演です。この3回企画は濃縮した時間のように感じています。演者とともに創り上げていく世界の道筋が楽しいのです。

聞きに来て下さった方々と共感しながら落語会を創っていきたいものです。


お誕生日プレゼント

2013-07-27 17:26:19 | 落語会

7月27日「土」開演いたしました「なかまち落語会77」にご来場ありがとうございました。

「なかまち落語会」75~77回までの3か月連続企画として柳家さん弥さんをお呼びいたしました。

旅ネタで3回の企画という無理なリクエストにさん弥さんは快く答えてくれました。

さん弥さんには、なかまち落語会の方々と演目と同じ「大山詣り」をご一緒してくれました。こちらがお誘いしたにも関わらずとても気を使って楽しませてくれました。

また「なかまち落語会」では毎回出演者に関するお楽しみ抽選会を行っています。今回は7月のお誕生日の方に「白扇」にサインをしてプレゼントしていただきました。白扇には「誠」と一文字大きく書いてあります。(お誕生日の方の好きな一文字です)

心温まる交流ができる「なかまち落語会」をこれからも地域の方々の交流の場にしていきたいと思います。

さん弥さんの旅ネタシリーズは今回で終わりましたが、次回も何か素敵な企画を考えたいと思います。

さん弥さんが今回かけてくれました「東北の宿」もよかったな・・・私が初めて聞いた落語の演目の「壷算」とか・・・「締め込み」も聞きたいし・・・百物語に通じる「ろくろっ首」も夏に楽しめます・・・

どうぞ今回「なかまち落語会」でさん弥さんの落語をお聞きいただけなかった方は寄席でさん弥さんの高座をお楽しみください。

 


両国花火(江戸名所百景98)と落語の噺

2013-07-27 10:29:16 | 落語会

7月27日「土」は両国の花火です。

江戸時代からの風習で、川開きの合図として花火を打ち上げました。

両国橋の下流を浅草横山町の鍵屋弥兵衛が、上流を両国広小路の玉屋市兵衛が担当しました。「タマヤー」・「カギヤー」と観衆は声をあげてその花火を楽しみます。

船からは美味しいお料理に舌鼓をしながら風流に芸人達とこの花火を見る風情は今も昔も変わりません。

私にとっての両国の花火は幼いころの夏の楽しくのどかな思い出です。両国の親戚の家に遊びに行って、いとこ達と花火を見に行くのです。(この頃はこんなに凄い人出ではありませんでした。)

打ち上げ花火から落ちてくるおもちゃが欲しくて花火の落下地点を目指していとこ達と駆けた記憶があります。まさに落語の「片棒」のようです。

落語のネタ・・・「片棒」「たがや」