落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

噺家の手拭で作る小物・2

2014-08-27 00:10:26 | 落語会

「柳亭市弥さん」の手拭は白字に柳の柄が書かれています。藍色と薄茶の2色の手拭柄があります。

文庫本カバーを作りました。「柳亭市弥の落語会」にて進呈しています。

「柳亭市弥の落語会 土曜日ながーい市弥の落語会」は毎月第2土曜日に開催されます。

小田急線経堂駅・農大通り沿いにあります「コジコジハウス」にて開催しています。

毎回3席口演いたします。終演後には懇親会があります。

お問い合わせ:090-2445-4335 菊池


広重の諸国六十余州(25)・信濃 更科田毎月 鏡台山

2014-08-27 00:04:02 | 旅行

長野県更科にある冠着山(かんむりきやま)は通称を姨捨山と言われここから観える田毎(たごと)の月は土佐桂浜、石山寺と並び三名月と呼ばれます。

古今和歌集に「わが心 なぐさめかねつ 更科や 姨捨山に 照る月を見て」

また松尾芭蕉にとっても、この姨捨山から見る月はどうしても観なくてはいけない聖地でした。

「俤(おもかげ)や姨ひとりなく月の友」と句をよんでいます。その旅は「更科紀行」になって伝わっています。この「更科紀行」は美濃から木曽に入って信濃路をたどり江戸にもどる旅です。

千曲川の向うに月がのぼる鏡台山(きょうだいやま)です。


広重の諸国六十余州(24)・飛騨 籠わたし

2014-08-27 00:03:09 | 旅行

現在の岐阜県北部からなる飛騨国は良質の木材が取れました。しかし山深いので橋をかけられない個所が多く「籠渡し」となったのです。

この絵の元は歌川豊広の「浮牡丹全伝うきぼたんぜんでん」です。広重は断崖絶壁に籠渡しの様子が景色を引き気味にして書いています。

いまでもその様は観光地化されていて、見ることが出来ます。