「宝寄せ」ではご来場の皆様に「宝ゆめ」の手拭が配られました。
「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな
「解釈」弘法大師の真言宗的な見地からすれば「長き夜」は悟っていない私たちの状態。仏さまの力によって、目覚めれば悟りの海が開け、ご利益満載の宝船がこちらへ進み、今まさに港へ到着する時の波の音だ。
「宝ゆめ」は1月2日の就寝前に枕の下に敷き幸せな夢、宝に満たされた夢を見られるように願を込めた証です。
「宝寄せ」ではご来場の皆様に「宝ゆめ」の手拭が配られました。
「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな
「解釈」弘法大師の真言宗的な見地からすれば「長き夜」は悟っていない私たちの状態。仏さまの力によって、目覚めれば悟りの海が開け、ご利益満載の宝船がこちらへ進み、今まさに港へ到着する時の波の音だ。
「宝ゆめ」は1月2日の就寝前に枕の下に敷き幸せな夢、宝に満たされた夢を見られるように願を込めた証です。
大田区西六郷にあります「賽幢院本堂」にて第25回「宝寄せ」笑う門には福来る!が開催されました。
昨年の夏口演以来の「宝寄せ」での「受付」のお手伝いはとても楽しみでした。
前回お伺いした時も住職さんといろいろお話をしたこともあってここの落語会は好きな空間なのです。
出演者は柳亭こみち・たけし軍団のグレート義太夫・柳家一琴・春風亭正朝
グレート義太夫さんも「道灌」を高座でかけているようですが今日の高座ではギターをならして歌の漫談です。
声が良くて聞き入ってしまいました。そしてさすが芸人さんです。トークのテンポがいいのです。
前回同様ここでの楽屋弁当は温かくてとても美味しいのです!
★次回の公演
8月28日「金」19時~納涼な噺~おばけは出ない予定です。
林家正雀・林家彦丸・本物のお三味線付き!2000円
連日の5月の夏日に都会の中の人口的な「滝」に涼を求めしばし足を止めます。
水の激しく流れる瀬を「滝つ瀬」といいます。今いう滝は万葉時代は「垂水」といいました。「石ばしる垂水の上のさ蕨の萌えいづる春になりにけりかも」。「たぎつ」と言う動詞は水が急湍をなす意味です。「高山の石本激ち(いわもとたぎち)逝く水の音には立てじ恋ひて死ぬとも」
また「瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末にあはんとぞ思ふ」崇徳院の滝は早瀬(傾斜して流れる滝)です。
滝落ちて自在の水となりにけり・・・「康次」
名は裏見袖ぬれてこそ忍び滝・・・「静塔」
滝のおもてはよろこびの水しぶき・・・「山上樹実雄」
わが胸を二つに断ちて華厳落つ・・・「福田蓼汀」
立食パーティーで一番前の男性がビールが入ったグラスを松之丞さんの高座に「はい!ビール」と。
一瞬ひやっとしましたがそこは松之丞さんです。普通に「ありがとうございます」と一口。松之丞さんはここ数日お腹を壊しておかゆ生活だと知っていたのでこれは困ったと思いましたが無事にスル‐して噺に入ります。
高座から降りる時も松之丞さんの噺に喜んだ方がまたビールを進めましたが困った顔も見せずにまた一口!皆さんの温かな拍手に包まれながら笑顔で会場を後にしました。
ホテルグランドパレスでの立食パーティーで神田松之丞さんに講談をお願い致しました。
立食の会でのパフォーマンスですので、皆さん楽しい私語に花が咲きます。ですから高座に集中してもらうことがとても大変です。
「皆さん聞いてくれるかな?集中してくれるかな?」と言う私の心配に松之丞さんはどこ吹く風で「お任せください!」と頼もしい事。「谷風情相撲」を熱演してくれました。
高座から降りてきたときには大汗!本当に頑張ってくれました。何事も経験ですが聞く体制の出来てない会場ではありましたが噺の勢いでオチまで持ってきてくれました。
皆さんの反応に振り回されると落ち込んでしまいます。聞いてくれる方に集中してお届けすると思わないとめげてしまいます・・・「真ん中の7人の方いいですね!」と大人数の参加者の中で聞き入っている7人の方を巻き込んで力技で決めてくれました。
6月28日「日」午後3時30分開演の「講談と上方落語の会・其の1」の出演者は「神田松之丞さん」と「桂弥太郎さん」です。
上方の桂弥太郎さんには「旅ネタ」での演目を2席口演していただきます。
「東の旅 発端」と「播州めぐり」です。
弥太郎さんいわく「こんな企画を待ってました!とても嬉しいです!」と言っていただけました。
東の旅は「伊勢参宮神の賑わい」という一連の噺です。気の合った二人連れが大阪をたち伊勢参宮街道を宇治山田に至るまでの噺です。
播州めぐりは「西の旅」の噺です。
このほか「北の旅」や「南の旅」の噺があります。
新シリーズの「講談と上方落語の会」は桂弥太郎さんが上京の折に開催致します。弥太郎さんは毎回ネタだしを致します。
神田松之丞さんの演目は当日のお楽しみです。
ご予約:080-4446-9090 菊池
なかまち落語会100回記念公演の出演者は「柳家一琴師匠」・上方から「桂弥太郎」さん・講談の「神田松之丞」さんです。
新しく池上でスタート致します「講談と上方落語の会 其の1」に「桂弥太郎さん」と「神田松之丞さん」のお2人が出演致します。
6月27日「土」の「なかまち落語会」で初顔合わせをして翌日6月28日「日」に二人会へとご縁が繋がりとても楽しみな会がスタートいたします。
新しく「講談と上方落語の会」が池上でスタート致します。どうぞ応援のほど宜しくお願い致します。
★上方の「桂弥太郎」さんのプロフィール
出身地:岐阜県群上市八幡町
血液型:A型
入門年月日:2009年11月8日「桂吉弥師匠」
所属:米朝事務所
★講談の「神田松之丞」さんのプロフィール
出身地:東京都豊島区
血液型:A型
入門年月日:2007年11月「神田松鯉3」
所属:日本講談協会・落語芸術協会
6月28日「日」午後3時30分開演の「講談と上方落語の会 其の1」が開催されます。
出演者は「神田松之丞」さんと上方の「桂弥太郎」さんです。
★会場:石臼挽き手打ち蕎麦・池上にかい坊(池上線池上駅下車1分・池上総合病院斜め前)
★木戸銭:当日3800円・前売り3500円(終演後の懇親会費込)
懇親会:1ドリンクと手打ち蕎麦セットをご用意します。
定員:20名限定です。(先着順)
ご予約:080-4446-9090 菊池
なかまち落語会1~99回までの最多出演者名と回数・ネタを調べてみました。
1.古今亭文菊師匠:15回・・・・ 「なかまち落語会」第1回目の出演者でした。2つ目にあがって半年後から出演しました。二つ目名は「古今亭菊六」さん。2つ目になった年の1年目から毎年「NHK演芸大賞・落語部門」の決勝戦5人のメンバーに残っていました。そして晴れて「大賞」をとった事もとても印象に残っています。
何しろ勉強熱心で「なかまち落語会」で口演した自身のネタをテープに録音していました。当日撮っていました映像も確認をしたいと何度かお渡ししました。「なかまち落語会」で聞いた「権助提灯」が「NHK演芸大賞」の優勝戦の演目になっていてテレビで聞いた時の感動は忘れません。
「権助提灯」・「まんじゅう怖い」「抜け雀」・「初天神」「転宅」・「野ざらし」「やかん」・「のめる」「ミイラ取り」・「そば清」「火焔太鼓」・「豊竹屋」「子別れ」・「短命」「船徳」・「権助提灯」片棒」・「長屋の花見」「明烏」・「つぼ算」「甲府ぃ」・「浮世床」「甲府ぃ」・「代り目」「崇徳院」・「浮世床」「死神」
2.古今亭志ん吉:14回・・・・・前座名の「古今亭志ん坊」さんの時から出演していました。2つ目にあがってから1年間は毎月出演しました。
浅草演芸場の夏の恒例「住吉踊り」の踊りの稽古として落語の合間に皆さんに披露してくれました。身軽にトンボをきっていた光景が思い起こせます。今では貫禄の「住吉踊り」のメンバーに成長しています。
「元犬」「たらちね」・「手紙無筆」「鮑のし」・「道灌」・「桃太郎」「代脈」・「無精床」「水屋の富」・「元犬」「紙入れ」・「かぼちゃ屋」踊り「粗忽の使者」・「代脈」踊りかっぽれ・「まんじゅう怖い」「鮑のし」・「真田小僧」「出来心」・「夢の酒」「熊の皮」・「転失気」「天災」踊りー奴さん・姉さん・「たらちね」「一分茶番」・「金明竹」「岸柳島」
3.林家たけ平:8回・・・たけ平さんと「なかまち落語会」はきっても切れないお付き合いです。たけ平さんが前座時代から応援していますファンの方が「世田谷区中町」にお住まいだった事もご縁の始まりでした。情の深いたけ平さんですので出演の度にご高齢者に温かな思いを寄せてくれます。そんなたけ平さんを応援の為に「なかまち落語会たけ平ファンクラブ」が発足したのです。来春に新真打に昇進が決定されています。
「お菊の皿」・「寄席囃子」「大師の杵」「明烏」・「たいこ腹」「宮戸川」・「辰己の辻占」「竹の水仙」・「幾代餅」・「芝浜」・「片棒」「豊志賀の死」・「らすとそんぐ」「子別れ」
4.柳家さん助師匠:7回・・・今春に真打に昇進いたしました。2つ目名は「柳家さん弥」さん。「なかまち落語会」に出演していただく際に旅ネタでの噺をリクエストした事がありました。その時の誠実さがとても印象に残っています。またさん弥さんとなかまち落語会の皆さんと「大山詣り」に出かけた時も楽しくて大笑いの一日でした。
さん助師匠の真打昇進披露興行も大盛況でした。そして6月11日~20日まで鈴本演芸場夜席で初めて主任(とり)を勤めます。凄い事です!おめでたい事ずくしです。ぜひ鈴本演芸場に足をお運びになってお楽しみください。
「二十四考」・「ちりとてちん」「やかんなめ」・「宿屋の仇討」「東北の宿」・「田能久」「大山詣り」・「親子酒」「おしゃべり往生」「祇園会」・「時そば」「東北の宿」「ちりとてちん」・「初天神」「くしゃみ講釈」
5.三遊亭歌太郎:6回・・・なかまち落語会・第44回目からの出演者です。今では神田・連雀亭で「歌太郎・松之丞二人会」を年4回公演に繋がっています。また平成26年度「NHK演芸大賞・落語部門」の決勝戦に「たがや」で熱演。演目の「たがや」にちなんで「花火」柄の手拭いをプレゼントしました。決勝戦で使ってくれていました。
「こうもり」「夢の酒」・「子ほめ」「転宅」・「蛙茶番」「牛ほめ」・「道具屋」「荒茶」・「たがや」「臆病源兵衛」・「子ほめ」「ろくろっ首」
6.古今亭菊生師匠5回・・・古今亭の大ネタの「火焔太鼓」を別の会で口演してくれた時の印象が今も鮮やかに覚えています。何しろ落語の噺を聞いたことがなかった当時でしたから菊生師匠にお会いするたびに原点に戻れます。なかまち落語会101回目の出演者です。
菊生師匠の古今亭のネタを聞きたいと思っています。
「粗忽の釘」・「時そば」・「試し酒」・「寄合酒」「死神」・「鮑のし」「お菊の皿」
101回公演からまた新たな「なかまち落語会」のスタートです。200回公演を夢のように思えています。
毎月第4土曜日開催の「なかまち落語会」は6月27日「土」の口演で「100回目」を迎えます。
第1回は平成19年4月27日「金」でした。
第1回目の出演者は「三遊亭窓輝」・「古今亭文菊(二つ目・古今亭菊六)」両師匠でした。
まだ当時はお2人とも二つ目でしたので月日の流れを感じます。
会場も今の「藍屋世田谷上野毛店」になるまでに2会場で開催していました。それぞれの会場ならではの思いでが沢山あります。
最初の会場(平成19年4月~平成20年9月)では一番印象に残っているのは「多摩川の花火大会」の日に落語会を開催したことです。終演後に落語会の会場の屋上で花火を皆さんと見たことです。
この日の出演者は「林家たけ平さん」と「桂三木男さん」でした。お客様と飲食をしながら見事な花火に大きな歓声を上げて楽しみました。
2会場目(平成20年10月~平成24年7月)の思い出は舞台のある和室での口演でした。
川崎純情小町がまだ川崎でデビューしていない時になかまち落語会に出ていただきました。2曲を歌って踊っていただきました。(今の川崎純情小町の前身のメンバーです)
その時の出演者は「柳家右太楼(現・燕弥師匠)さんと古今亭志ん吉さん」でしたがお2人ともとても面喰ってしまったようです。
川崎純情小町が正座して右太楼さんの口演を聞いています。右太楼さんが「花魁のまえで口演しているみたい!」と名セリフを語ってくれた事が懐かしくもあります。
1週間の初めはLIVEで聞いた演目と噺家名を記入します。
1.三遊亭歌太郎・・・「子ほめ」・「お菊の皿」まくらの感じからいつもとちょっと違うように感じました。ご本人にその事を伝えましたら「かなり意識してまくらから話のリズムを変えています!」と。自分の型が出来るまで毎回悩むのでしょうね!
2.三遊亭全楽・・・「宿屋の仇討」・「あくび指南」これをご縁に「円楽一門会」の若手の皆様とも交流をしていきたいものです。
3.神田松之丞・・・・「谷風情相撲」ちょうどこの日はお相撲の千秋楽の日です。優勝がかかっている激戦にこの日の演目を聞いて帰宅後にNHKの相撲中継を見た方も多かった事でしょうね。
松之丞さんは、まくらから本題に入る間合いがとてもいいのです。聞く体制を作ります。松之丞さんは、初めて講談を聞く方が多い会場ではとても燃えて頑張るように見えます。
4.柳家花いち・・・・「紙入れ」・「茶の湯」
終演後にご来場のお客様と笑顔で握手。玄関までお見送りをしています。久しぶりに一生懸命にお客様との繋がりを大切にしている若手のやる気を間の当たりに見せてもらえました。
5.柳家喬太郎・・・「たいこ腹」
6.柳家さん喬・・・「締め込み」
7.柳家左龍・・・「棒だら」
8.柳家さん助・・・「家見舞い」
★6月中席 夜の部(6月11日~20日)で10日間主任としてトリを勤めます。
チケットお問い合わせ:090-1736ー7342
かるがもがのんびりとお散歩中です。人間に警戒心などないようです。かるがもは夏の間日本にとどまり繁殖します。夏鴨とも呼ばれています。
都会の道路を親子で横断する何とものどかで可愛い風景がニュースで流れます。かるがも親子の可愛らしさにくぎ付けになります。
夏鴨を追はじと棹を取りなほす・・・「上川井梨葉」
鴨涼し后の宮へ舟御輿・・・・「中川志帆」