「こめや」の看板がかかる茶店が描かれています。この店はかつて実在しています。
軒下に下げ札が数多く描かれています。これは神仏を祭り、参詣する「講」と呼ばれる団体の特約店であることを示しています。
こめやの軒下の右はじの下げ札には「大山講中」と書かれています。
相模国大山の石尊大権現(阿夫利神社)へ参詣する講がここに立ち寄ります。
浮世絵師の歌川広重の描いた「名所江戸百景」は最晩年1856~1858に書いた名所絵の集大成です。
この名所絵を通して落語の噺につなげていきます。
「春の景1」…日本橋雪晴
日本橋川にかかる五街道の起点が日本橋です。魚河岸が並び江戸城と富士の風景が見事です。
日本橋は東の海から昇る朝日を見ることが出来たので名付けられたと言われています。また初富士を拝む場所でもありました。この絵のように早朝から東海道を上る人々が描かれています。
魚河岸・吉原・芝居(歌舞伎)は、日に千両がおちる場所です。
落語のネタ・・・「千両幟」「秋刀魚火事」
大山ケーブルカーの1つ目の駅で降りて「雨降り山 大山寺」に立ち寄ります。
この寺は鎌倉時代に立てられた寺です。国宝の御本尊「大山不動明王及び二童子像」がご開帳されていました。その迫力ある念力に圧倒されます。
ここの境内には落語の「愛宕山」の様な「土器(かわらけ)投げ」がありました。まさに愛宕山の幇間一八の気分です。がけ下の福輪をめがけて土器を投げます。
さん弥さんはとても上手に投げています。こんなに「土器投げ」が難しく真剣にやればやるほど上手に投げられません。余りの不格好さに大笑いです。
「土器投げ」をした場所には「笑うかどには福来る」と書かれていて一八の可笑しさを体験した気分になりました。
[なかまち落語会」の5月・6月・7月に柳家さん弥さんが3回連続で出演いたします。
今回はネタだしです。その演目のうち6月22日「土」午後12時30分からの落語会のネタは「大山詣り」「田能久」です。
「大山詣り」をかけてくれますのでさん弥さんとともに7人のグループで大山詣りをしてきました。
新宿から小田急線に乗って気軽に行かれます。
落語の「大山詣り」の楽しさを感じながら新緑の大山を満喫してきました。
こうして演目の地を散策する会も楽しいものです。落語の世界が膨らんで演目の世界で遊べます。
とても楽しい「大山詣り」になりました。
今日のこの楽しさを6月のなかまち落語会のお客様にお伝えしたいと思います。
1週間の初めはLIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入します。私の落語勉強会です。ちょっといい噺などを織り交ぜながら・・・
1立川談吉・・・「孝行糖」「狸札」「金魚と仔猫」「天災」
①6月15日「土」午後5時開演の「銀座で落後会 昇吉・談吉2人会」
②7月7日「日」午後2時開演の「2つ目チャンピオン大会」に出場いたします。他の出演者は三遊亭歌太郎・林家ぼたん・柳家さん弥・柳亭市弥ゲスト・立川談修師匠 前座入船亭ゆう京
2.春風亭昇吉・・・・「やかん」「稲川」「七段目」
1か月ぶりに高座を聞きます。3席楽しませていただきました。「なかまち落語会」のノートに一筆書いていただきました。
「なかまち落語会」の「な」・・・なかよく 「か」・・・かんどうして 「ま」。。。まちぐるみで 「ち」チ-ムづくり。
真打昇進披露の会場で談修師匠がゲスト出演していただきます「2つ目チャンピオン大会3」のちらしをもって映した1枚です。
ちょうど刷り上ったばかりの7月7日「日」午後2時開演の「2つ目チャンピオンン大会」のちらしなのです。
立川談修真打昇進披露の金屏風が飾られた舞台が私の背にある会場の大きな窓ガラスに映っています。
ちょうど会の終盤で行われた「三本締め」の音頭をとっているときです。
このガラス窓に映った華やかな披露会場の様子が一瞬、1枚の絵のように見えました。
4月27日「土」に行われました「立川談修 真打昇進披露」の時に戴きました、真打披露3点セットです。
「扇」「手拭い」「口上」の3点です。このほか金太郎飴(談修師匠の顔です)がついていました。談修師匠の飴の顔が良く似ています。