「歌太郎・松之丞二人会」の出演者と「宗悦殺し」の舞台を散策してきました。
散策の様子は当日の会で2人のトークがありますのでお楽しみください。
今回の散策には「古地図」と今の地図を見ながら歌太郎さんがナビゲートしながら歩いてきました。
古地図は歩いているうちに段々と理解できるようになってきました。道も古地図に合っていたりと江戸時代の景色を古地図から感じ取れます。
こうして「真景累ヶ淵」の筋書き通りの行程を2時間で歩いた「宗悦」の健脚ぶりに驚ろかされながら、夏の強い日射し受け寄り道しながらも休憩なしで私達も2時間で歩くことが出来ました。(実際、宗悦が歩いたのは12月20日の雪道ですが)
池之端のゴールに着いた時には夢中で歩いた道中の終わりの安堵感にひたりました。
不忍池に吹く風を心地よく感じながら弁財天で寝そべっている老猫の優しい目元に3人とも癒されました。
コンクリートのビルの景色の中から人々の暮らしの中にある坂道や木々を見ながら想いは遥か昔の光景を捜します。
こうして今回、散策したことによってより身近に演目を感じることができました。