更新をさぼっている間に、季節は春真っ盛りである
桜の花はとうに終わってしまったが、当地では藤の満開が近い
先週末、会社の直ぐ傍にある名古屋城の堀端の藤を見に行った
ここに藤棚が作られたのは記憶に残っているが、いつ頃だったのかは定かではない
しかし、作られたばかりの頃にはヒョロヒョロだった藤が、これだけ立派に育っているのを見ると、あれから数十年は経ているのだろう
時の過ぎ行く速さと、それに伴い齢を喰ってしまったことを、感じざるを得ない
ここの藤はそんなに有名ではないから、見物人も居ないだろうと思っていたが、休日だったからか結構多くの人達が、鑑賞しているのには驚いた
会社屋上の盆栽たちも、春を迎え新芽を出してきたり、花を咲かせたりで、毎朝見るのが楽しみである
盛りの鉢を事務所に飾っているが、現在は上の写真の通り
これは、日本桜草で「日の丸」と名付けられた品種である
桜草は、北海道から九州まで全国の山地や河畔の野原に群生するサクラソウ科の植物で、江戸時代から交配により品種改良がなされて、多くの品種が作り出されている
これは、クジャクシダと呼ばれるホウライシダ科のシダで、展開する葉がクジャクが尾羽を広げたように見えることから名付けられたという
冬の間は葉が枯れてしまうけれど、春には一斉に芽を吹いてきて新葉がまことに綺麗なシダだが、園芸店で良く見かける「アジアンタム」の仲間である
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