ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

無事終る

2012-11-19 | 消防団
名古屋市では各区毎に、3年に一度観閲式を行っていて、11月18日当区消防団の連合観閲式が実施された

当日は写真のように朝から晴天に恵まれたが、準備する前日は朝から雨が降り出して、その雨は午後から本降りとなり、開催場所の公園は一面水浸しとなってしまい本番開催が心配されていた

一時は土砂降りに近い降雨の最中にも、いつも僕ら消防団をバックアップしてくれる消防職員が献身的に準備してくれている姿を目の当たりにしているので、本番当日は何としてもグランド状態が開催可能なレベルまで復活するようにと、心中で祈っていた

当日早朝、5時頃に祈りながら現場へ赴くと、残念ながらグランド半分位の面積に未だ水溜りが残っている

グランドに下りて実際に歩いて見ると、水溜りは残っていても田圃のような泥濘状態ではない

開催までには5時間近くあるし、水も現在よりは引くだろう、だから、開催可能と判断した

観閲式プログラムにある分列行進は、ヒョットすると取り止めなくてはならないかもしれないが、それは各消防団がグランドに集まりだす7時半頃にもう一度判断する事にした

7時半を過ぎ、消防団が集まり出した

グランドの水溜りは5時に比べ格段に減少したが、西側一部は未だ水が引かず一面に水が浮いている

後、2時間半でその水が無くなる事は望めそうもないが、プログラム通り行進を実施すると判断した

職員にその旨を伝えると、手の空いた職員で、今からスポンジで水を吸い取ると申し出てくれた

本来なら、式を主催する我々団員が行うべき事であるけれど、式典に備え満艦飾の制服を着込んでいてそれが難しい

それを見込んで、職員が申し出て呉れたのだが、本当に頭が下がる思いである

昨日の雨中での準備と言い、今日のスポンジ排水と言い、感謝しても感謝しきれない

それに報いる為にも、完璧な観閲式を行おうと、改めて心に誓った



心配だった分列行進も、とちらないかと不安だった謝辞も、ほぼ完璧に進行し、最後の一斉放水を迎えた

部隊指揮者の「放水始め」の号令前に、筒先がシャットになってなくて一瞬水を出してしまう団、ポンプの整備不完全で完全な放水が出来ない団などが少々あったけれど、市内随一を誇る28門からの一斉放水なので、規模の点では観閲式の来賓や参観の区民には圧巻の一斉放水だったと自負している



こうして3年振りの観閲式は、プログラム通り滞りなく終了する事が出来た

総指揮者を務めるのは三度目なので、緊張や疲れは無いと思っていたが、前日から気を揉んだ事と、完璧な観閲式で職員に報いたいとの強い思いが重なってか、翌朝起きたら体の節々が痛かった

参観戴いた皆さん、前日から献身的に準備を手伝ってくれた職員の皆さん、そして遺憾なく日頃の訓練成果を発揮してくれた団員諸君、本当に有難う御座いました!