東海東京調査センターは「ウィークリー(1月7日)」で、新政権を担う自民党は「国土強靭化」を掲げると解説。
橋梁(高速道路)や水道施設などの整備は昭和30年代から40年代にかけて本格的に行われ、建設後40年以上が経過している。すでに、首都高速では更新と架け替えを巡って、再整備の方法の検討が本格化している。
日本水道協会が2009年に行った調査によれば、建設後、40年以上経過した浄水施設は全体の約3割、管路では2割と試算。このまま放置すると、この割合は10年で倍増するとしていると紹介。
強靭化どころか、老朽化する社会資本の維持管理を計画的に推進する必要性は高まっている。
コンクリート構造物の補修で強みを持つショーボンド(1414)、国内のセメント業界トップの太平洋セメ(5233)、道路舗装業界トップのNIPPO(1881)などが注目されると解説。(W)
10時15分現在、ショーボンドホールディングス(1414)の株価は、130円高(4.02%高)の3,360円。