00:17(ダウ・ジョーンズ)日米が「通貨安競争」に実際に参加していようがいまいが、ユーロ圏がチャンスを
逃しているのは明白だ。ゴールドマン・サックスとシティグループは、ユーロが数カ月中に最大で1.36ドルまで
上昇すると予想している。ユーロ高はスペイン、イタリア、ポルトガルが最も避けたいことだが、欧州中央銀行
(ECB)はまさにその性質により、日米の中銀と比べ通貨高への対応で後手に回る公算が大きい。シティのグレッ
グ・アンダーソン氏は「(ECBの)理事会はあまりに人数が多く、利害や金融政策の進め方に対する観点もあまり
に多様だ」と指摘した。ユーロは現在、1.3438ドル前後で推移している。前週末終値は1.3463ドルだった。
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