ringoのつぶやき

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バナナ・パクチー…意外な国産品続々 割高でも安全・高品質

2015年06月14日 16時50分10秒 | 日記

これまで輸入に頼ってきた農産物を国産化する動きが相次いでいる。バナナやパクチー、イタリア野菜が代表例だ。輸入品より価格は高めだが、品質の良さや安全性といった付加価値の高さを訴えている。消費者の国産志向の強さもあり、売れ行きは好調だ。
 岐阜県の温泉郷にある奥飛騨ファーム(高山市)はバナナの国産化に取り組んでいる。温泉の蒸気を利用して、温室内の温度をバナナの生育に適した30度程度に維持している。1カ月の燃料代はボイラーを使う場合に比べ100分の1以下に抑えられるという。
 価格は10本1500円だ。3~4本130円ほどのフィリピン産に比べ割高だが、温室栽培で農薬が不要なこともあり、消費者が安全面を評価している。「木の本数を毎年1割ずつ増やしても需要に追いつかず、常時売り切れ状態」(奥飛騨ファーム)という。同社は今年からコーヒー豆の栽培も始めた。
 種苗中堅のトキタ種苗(さいたま市)を中心に、国産のイタリア野菜の種を販売している。サラダに使う「ラディッキオ」や黒キャベツとも呼ばれる「カーボロネロ」といったイタリア野菜は洋食店で需要があるが、これまで輸入に依存していた。同社は2010年にイタリア野菜の種子を発売。日本の気候風土でも栽培しやすいように品種改良している。
 種の販売量は足元で昨年に比べ5割以上増えている。今後は「珍しさだけでなく、栄養価の高さもアピールしたい」(時田巌社長)という。同社の種を用いてラディッキオなどを生産するさいたまヨーロッパ野菜研究会は「埼玉は農家1戸当たりの耕地面積が小さいため、高付加価値のイタリア野菜に目を付けた」としている。
 JA岡山はタイ料理やベトナム料理などに使う香草、パクチーの国内生産に取り組んでいる。「東京の中華料理店から国内産を安定供給してほしいとの声があった」(JA岡山青果物生産組合パクチー部会)のがきっかけだ。近年のブームを受け出荷量が増えている。同部会からの14年のパクチー出荷量は29トンと、13年に比べ4割以上多い。茨城、千葉など関東近郊でも生産が増えている。
 輸入品に比べ多少割高でも評価は高い。国産は輸入品に比べ傷みがほとんどない。捨てる部分が少なく、ほとんどの部分が料理に使える。「鮮度もよく香りもいい」(東京・渋谷のパクチー料理専門店)
 飲料でも原料を国産に切り替える動きがある。今春、日本コカ・コーラとポッカサッポロフード&ビバレッジの2社が国産茶葉を原料にしたウーロン茶を発売した。日本の緑茶もウーロン茶も発酵度合いの違いだけで茶葉は同じ。国産茶葉を使うことで味の微妙な調整がしやすくなる。
 3月に500ミリリットルペットボトル入り「つむぎ」を発売した日本コカ・コーラは「5月中旬までに2000万本以上販売した。目標を上回るペース」(福江晋二マーケティング本部ティーカテゴリーバイスプレジデント)。
 農林水産省によると14年産の荒茶生産量は8万3500トンで前年産に比べ2%減少した。ウーロン茶という新たな用途が拡大すれば、国内の茶葉生産の活性化にもつながりそうだ。
 15年1月に日本政策金融公庫が実施した調査によると、食品は「割高でも国産を選ぶ」という消費者が全体の64%を占めた。09年以降で最も高い。「3割高を超える価格でも国産品を選ぶ」との回答も、20%を上回った。

 

                                                                               

だから、年間気温25度以上、夏は30度以上に上がると露地栽培可能ですよ。

ちょっとでも30度上回ると、ニュースで大騒ぎするけれど、暑ければ暑いほど、みんなの大好きな南国の食べ物が作りやすくなるんですもの。

今度は、「暑いことはいいことだ!」そういうメリットの部分も強調してくださいね



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