ringoのつぶやき

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脳のメモリをやたらに食う「雑念」吐き出し習慣3

2016年08月02日 11時28分12秒 | 日記

「脳のメモリ」は不安と心配ごとでいっぱい

こんな日常を送ってはいないだろうか?

「毎日忙しすぎる」
「やりたいことが全然できていない」
「自分の時間が取れていない」
「心配ごと、不安が錯綜している」
「頭がごちゃごちゃしている」
「やることが山積み」

ひとつでも厄介なのに、2、3つ同時に抱えていたら大変です。いくつか同時に錯綜しているのなら、それはおそらく脳が思考を制御しきれていない状態です。パソコンで言えば、メモリがいっぱいで処理が遅くなっているのに似ています。

ごちゃごちゃした感情や思考。これらを整理するためにどうしたらいいでしょうか?

私が相談者さんにお勧めしているのが、「紙の上に吐き出す習慣」です。

次の3つのリスト(やるべきリスト、気がかりリスト、やりたいことリスト)で書き出してみると、頭の中のごちゃごちゃがスッキリするという方は少なくありません。

☆3つのリストで解決する!

Aさんは、毎日23時まで残業をして、会社と自宅の往復する毎日。やろうと決めたジョギングはできず、趣味の映画を見る余裕も時間もありません。仕事でやるべきことが大量にありすぎて、朝から深夜まで右往左往し続けています。そうしている間にも、どんどん「不安」「心配ごと」「やるべきこと」は増えていくばかりです。

煮詰まったAさんは私の提案を聞き入れ、紙の上に吐き出してみました。

紙に吐き出せば、脳がサクサク動く!

【ごちゃごちゃ頭がスッキリ その1:やるべきリスト】

最初は、やるべきことだとわかっているけれど、まだ完了していない案件の内容を単純に書き出していきます。ポイントは全部、洗いざらい書き出すことです。

□ ○○プロジェクトの議事録作成
□ 上司へのトラブル報告
□ 顧客へのアポイント
□ 社内の残業申請書
□ 交通費精算
□ 提案書作成
□ 商談結果ヒアリング

と言う具合に紙に書き出していきます。いわば、「見える化」で、何を最優先にしなければならないかが明確になり、頭の中のごちゃごちゃした「嫌な感じ」は消えます。任務完了した分はどんどん消していけば、達成感が生まれます。

【ごちゃごちゃ頭がスッキリ その2:気がかりリスト】

ここには、心配ごとや気がかり要因を書き出します。

□ 本当に上司はトラブル報告に納得してくれるだろうか? 怒られないか?
□ 1週間後の商社へのプレゼンテーションがうまくできるか?
□ 家族との約束を2度も破った。今度の子どもの運動会には行けるだろうか?
□ 妻の機嫌が悪い。昨日ケンカして仲直りしていない。帰ったら機嫌が治っているだろうか?
□ 提案書の構成ができていないが本当に間に合うのだろうか?
□ 部下に任せている資料は納期に間に合うだろうか?

と言う具合に、心配ごとや気がかりなことが解消されていない状態の案件を、上記のように「疑問系で書き出す」と効果的です。自分は何を心配に感じているのか、が明確になるからです。

なぜ、紙に書き出すとスッキリ爽快なのか?

【ごちゃごちゃ頭がスッキリ その3:やりたいことリスト】

ここには、時間があればやりたいこと、本当は重要で優先したいことを書き出します。書く時のポイントは「~したい」という表現にすることです。

□ 朝5時に起きて、1時間早く出社したい
□ 朝ゆっくりご飯を食べたい
□ 1日の計画を立てて、仕事を始めたい
□ 19時には退社したい
□ 家で子どもとゆっくり遊んであげたい
□ 妻ともっとゆっくり話す時間をとりたい

と言う具合に、欲張りになってどんどん書き出すことです。このように3つのリストでスッキリするまで紙に書き出してみて下さい。

☆紙の上に吐き出す3つの効果

書き出すことでどのよう効果があるのでしょうか?

心配・不安・やるべきこと・やりたいことを紙に書き出すと3つ効果があります。

【書き出す効果1:気持ちがスッキリする】

先ほどのAさんの3つのリストは一部のものですが、それでもこれだけのことを頭の中で同時に考えていると雑念となり、「今」に集中できません。

でも、私たちはそんな状態を当たり前だと思って、ざわざわした状態に慣れきってしまっているのです。だから、溜め込んでいたものを書き出すとスッキリします。

これまでコンサルティングしてきたら中で多い人では、200項目も書き出した方がいました。遠慮なく、どんな些細なことも全部書き出すことがコツです。

【書き出す効果2:諸悪の根源がわかる】

実はリストに書いたものは、問題の大小、気持ちの重さの度合いが違うものです。Aさんのケースで言えば、気がかりリストに30個書き出しました。しかし、気分を下げる大きな要因は、だいたい3~5つ。

未完了リストもいろいろ書いていますが、ずっと先延ばしになっている2つを先に手をつければ、感情は軽くなります。

「電車の移動時間5分で吐き出せる」

【書き出す効果3:複雑な感情をシンプルな課題にまとめられる】

「なんか、気が重たい」
「なんか、不安が一杯」

という感情は20ぐらいの気がかりや不安、心配ごとの複合要因の結果ということがあります。

でも、頭の中で考えていても何が要因なのかわからないことが多い。具体的に羅列して、紙の上に出してしまえば案外簡単に因果関係がわかるものもあります。紙の上で考える=客観視することで、課題がシンプル化するのです。

このシンプル化は、頭の中だけでは到底不可能です。自分から切り離し、書き出すからこそ、俯瞰して客観視できるのです。

だからこそ、紙の上に吐き出すことはすごく重要です。事あるごとに、ガンガン書き出す習慣を持ってみて下さい。

私は電車の中の5分でも書いてしまいます。

その時は、小さなノートじゃないと簡単に書けないものです。すぐに取り出してしまうことができないといけません。

さらに書くことは全て一冊のノートにまとめないとバラバラに書くと思考も散漫になります。情報は一カ所にまとめることです。

ご参考まで、ノートに迷われる方は、「ニモーシネ 182 B5ノート 方眼」が便利です!

ぜひ、今すぐ3つのリスト(やるべき、気がかり、やりたいこと)を書いてみて下さい! 効果が実感できると思います。



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