5:35(ダウ・ジョーンズ)欧州のソブリン債務懸念や最近の軟調な米経済指標を背景に、ユーロはドルに対し目先は方向感のない相場展開となるかもしれない、とブラウン・ブラザーズ・ハリマン・インベストメント・ザービ
シズのシニアディーラー、北沢純氏は指摘する。
ただ、欧州ソブリン債務問題が今後も続く公算が大きい一方で、米経済が回復基調に戻るなか、ユーロは1カ月以内に1.3500ドルへ下落し始める可能性があるという。
投資家は21日に開かれるユーロ圏の緊急首脳会議に注目しているが、「万事が解決される公算は小さい」と北沢氏は語る。「債務問題は今後も続きそうだ。ギリシャが最後ではないだろう。
ユーロは(中期的に)売られる可能性が高い」としている。ユーロは現在、1.4093ドル近辺で取引されている。本日の下値支持水準は18日安値の1.4014ドルを予想しているという。
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