先日から、日本の周りの経済統計がどうも怪しい。
上記画像は、内閣府が発表する景気ウォッチャー調査の先行きDIと日経平均の推移を示すもの
※景気ウォッチャー調査とは
北海道、東北、北関東、南関東、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄の11地域が対象に百貨店・スーパーマーケット・コンビニエンスストアなどの小売店や、タクシー運転手、レジャー業界など景気に敏感な職種の人々[1]にインタビューをし、調査結果を集計・分析した上、景気動向の指標として発表している。
以前から、この先行きDIと株価は相関関係にあるのは紹介している。
過去記事はこちら→内閣府が示すデータから見る株価
前回は先行きDIが急回復し、株価の大幅高を暗示していることを紹介した。
今回は、逆に下落となるのではないか?という紹介。
現状DIは前月と変わらずであるものの、先行きDIは1.7P下落と、街角景気と株価の動きには、どうしてもズレが生じるのでそろそろ下落してもおかしくはないよね。
昨日のIMFの世界見通しは、上記のとおりで日本の見通しを大幅に引き下げてきた。
IMFと財務省はツーツーのはずなので、10月末の日銀金融政策決定会合を前に経済指標の悪化を周知させて無理やり、日銀に追加緩和を噛ませる動きなのか?なんだか、意図を感じてしまう
そういえば、7年ぶりの窓閉めをしたある指数がある。
日経平均にも影響するあの指数は、7年ぶりの窓閉めとともに反転しているから、なかなか憎い
これが、上昇すれば日本株は下落基調となりやすいから、反転攻勢を強めるのか、下値をさらに探りに行くのか注目したほうがいいかもしれない
ある指数は円インデックスで上昇は円高、下落は円安を意味する