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おべんとう&フリー素材

ダンナのお弁当の記録など。

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娘の存在

2011-11-18 17:23:23 | 息子と娘のこと
今回、娘が車の免許を取って初めての旅行で、
ダンナと交代で長い時間運転しました。

旅行、楽しめたみたい。

実は今回の旅行、娘は最初行くことを渋っていました。

ここ数年息子が不安定で、
旅行があまり楽しくなかったという印象があって、
トラウマのようになっているのだと思います。

旅行じゃ逃げ場がないし。

行くなら楽しく行きたいと思うのは当然です。

なので、娘抜きで行くことにしていましたが、
今年はハワイアンズの広めの部屋がとれたことで、
息子の居場所を作ることができそうだったのと(=安定につながる)、

去年より薬の離脱症状もほとんどなくなって安定しているので、
再度説得し、一緒に行くことに決めたのでした。

実際、考えていたとおり息子は、
ベッドを基地にしてくつろぎ、安定していました。


ただ二日目に、
息子がフラッシュバックして不穏になりかけたのですが、
どうにか立ち直り、結果的には何事もなく
無事に旅行を終えることができました。

よかったよかった。


やっぱり、息子にはある程度、
隔離された空間があるといいんだなあと確認。





* * *


今の娘を見ているといつも思うのです。

過去のいろいろはなんだったんだろう。

親子関係、ボロボロだった。

子どもを育てるって、どういうこと?

常識とか世間体とか・・・

いろいろ私たちにまとわりついてくるもの。

はじめは、守る/守られるという形から、

少しずつ変わっていく親子の関係、

さまざまな矛盾に気づき、自我を意識した娘は、

自分が感じる違和感を

苦しみつつも訴えることができたけど、

それができない子どもたちもいるに違いない。

訴える術を持たない子、
持っていても訴えられる環境にない子、

訴えても聞き入れてもらえない子・・・、

そういう子どもたちは、

命がけで毎日を過ごしているのではないかと思ってしまう。

そういう子どもたちをどうやったら救えるんだろう。

いや、子どもだけじゃないよな、

大人だって違和感を感じてる人は少なくないだろうなとか・・・

そんなことを考えてばかりです。