非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディングvol.10
「9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…」 を紹介します。
台本より抜粋。
台本の会話を、内容が変わらない程度に少し変えています。
青字=9条守りたい派
赤字=9条変えたい派
黒字=個人的な付け足し

≪9条変えて普通の国に?≫
「『普通の国』になりたいという改憲派の求めるものが、
改憲によっては達成できないという見通しは、
告げておかねばなりません。」
「『普通の国』になるということは、
アメリカを含む全ての国と
戦争をする権利を持つこと、
だから、最初にすべき事は、
日米安保条約の廃棄、
米軍基地の返還要請。」
「そうすれば、日本は
誇り高い自主防衛の国になれる!」
「でも、日本が国連安保理の常任理事国に入ろうとしたとき、
多くの国は、『アメリカの票が一票増えるだけ』という理由で反対した。
この指摘に
反論した政治家や
外交官は
ひとりもいなかった。
現に”日本はそういう国”として世界中から見られている。
そして、日本人は、
そういう国として見られていることを
知っていながら見て見ぬ振りをしている。」
「9条を廃止しても現実は変わらない。
日米安保は堅持され、米軍基地もそのまま。
アメリカは日本の主体的軍事行動を決して許さない。
そして国防予算の増額と、
アメリカ製の高額な兵器の定期的、
かつ大量の購入を日本に要求する。
これまでのような後方支援でなく、
アメリカが始めた戦争の前線に
自衛隊を駆り出す。
日本が得るのは、戦死する権利だけ。」
「『普通の国』になったまさにその時、
日本はアメリカの「従属国」としてしか生きられないという、
否定しがたい事実に直面する」
日本国憲法第9条 条文
1.日本国民は、
正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、
陸海空軍その他の戦力は、
これを保持しない。
国の交戦権は、
これを認めない。
【引用・参考文献】(敬称略)
●『憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本』(日本評論社)より
※山田朗・森永卓郎・木下智史「憲法と現代戦争Q&A」
※「絵で見る 憲法・戦争」
※高橋哲哉「戦争する国と愛国心」
※木下智史「憲法? ソレがどう変わる?」
※斎藤貴男「戦争への3点セット」
●市民意見広告運動・編『">『武力で平和はつくれない』(合同出版)より
●『戦争で得たものは憲法だけだ』(七つ森書館)より
※斎藤貴男「近代立憲主義が壊されないように」
※佐高信「憲法をめぐる特権と人権」
※高橋哲哉「パネルディスカッション」
※辛淑玉「戦争を食い止めることが大切」
●『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言』(岩波ブックレット)より
※品川正治 ※→中村哲 ※森永卓郎
※松本侑子 ※森永卓郎 ※井上ひさし
●『憲法九条、未来をひらく』(岩波ブックレット)より
※加藤周一 ※井上ひさし
※大江憲三郎
●憲法再生フォーラム編『改憲は必要か』(岩波新書)より
※坂口正二郎 ※最上敏樹 北沢洋子
●『マガジン9条』「この人に聞きたい」より
※石坂啓 ※古関彰一 ※天野祐吉
●『9条どうでしょう』(毎日新聞社)より
※内田樹「憲法がこのままで何か問題でも?」
●『通販生活2007夏号』(カタログハウス)より
※伊勢賢治「これからの自衛隊はどうあるべきか、5人の視点」
「9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…」 を紹介します。
台本より抜粋。
台本の会話を、内容が変わらない程度に少し変えています。
青字=9条守りたい派
赤字=9条変えたい派
黒字=個人的な付け足し

≪9条変えて普通の国に?≫
「『普通の国』になりたいという改憲派の求めるものが、
改憲によっては達成できないという見通しは、
告げておかねばなりません。」
「『普通の国』になるということは、
アメリカを含む全ての国と
戦争をする権利を持つこと、
だから、最初にすべき事は、
日米安保条約の廃棄、
米軍基地の返還要請。」
「そうすれば、日本は
誇り高い自主防衛の国になれる!」
「でも、日本が国連安保理の常任理事国に入ろうとしたとき、
多くの国は、『アメリカの票が一票増えるだけ』という理由で反対した。
この指摘に
反論した政治家や
外交官は
ひとりもいなかった。
現に”日本はそういう国”として世界中から見られている。
そして、日本人は、
そういう国として見られていることを
知っていながら見て見ぬ振りをしている。」
「9条を廃止しても現実は変わらない。
日米安保は堅持され、米軍基地もそのまま。
アメリカは日本の主体的軍事行動を決して許さない。
そして国防予算の増額と、
アメリカ製の高額な兵器の定期的、
かつ大量の購入を日本に要求する。
これまでのような後方支援でなく、
アメリカが始めた戦争の前線に
自衛隊を駆り出す。
日本が得るのは、戦死する権利だけ。」
「『普通の国』になったまさにその時、
日本はアメリカの「従属国」としてしか生きられないという、
否定しがたい事実に直面する」
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(9)
≪テロを引き起こす原因≫へ
日本国憲法第9条 条文
1.日本国民は、
正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、
陸海空軍その他の戦力は、
これを保持しない。
国の交戦権は、
これを認めない。
【引用・参考文献】(敬称略)
●『憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本』(日本評論社)より
※山田朗・森永卓郎・木下智史「憲法と現代戦争Q&A」
※「絵で見る 憲法・戦争」
※高橋哲哉「戦争する国と愛国心」
※木下智史「憲法? ソレがどう変わる?」
※斎藤貴男「戦争への3点セット」
●市民意見広告運動・編『">『武力で平和はつくれない』(合同出版)より
●『戦争で得たものは憲法だけだ』(七つ森書館)より
※斎藤貴男「近代立憲主義が壊されないように」
※佐高信「憲法をめぐる特権と人権」
※高橋哲哉「パネルディスカッション」
※辛淑玉「戦争を食い止めることが大切」
●『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言』(岩波ブックレット)より
※品川正治 ※→中村哲 ※森永卓郎
※松本侑子 ※森永卓郎 ※井上ひさし
●『憲法九条、未来をひらく』(岩波ブックレット)より
※加藤周一 ※井上ひさし
※大江憲三郎
●憲法再生フォーラム編『改憲は必要か』(岩波新書)より
※坂口正二郎 ※最上敏樹 北沢洋子
●『マガジン9条』「この人に聞きたい」より
※石坂啓 ※古関彰一 ※天野祐吉
●『9条どうでしょう』(毎日新聞社)より
※内田樹「憲法がこのままで何か問題でも?」
●『通販生活2007夏号』(カタログハウス)より
※伊勢賢治「これからの自衛隊はどうあるべきか、5人の視点」