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おべんとう&フリー素材

ダンナのお弁当の記録など。

その他徒然。

素材はDLしてお使いください。

入院2日目【副作用】

2008-10-24 19:48:41 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
私がくよくよしたって、息子がよくなるわけじゃない。
これからどう、ベストを尽くすか。


* * *


今日、昼過ぎ途中抜けしてきたダンナと、着替えや私物など持って病院へ。

主治医に夕べの様子を聞いた。
落ち着いて・・・いるわけない。

頭を柵に打ち付けたりするので、
お腹のところに拘束用のベルト。

でもそれを抜け(汗)、夜中にドアを叩いたので、
手首にも拘束のベルトを。
着けている時看護師さんにパンチしたらしい;- -A

薬は、ワイパックスを2回飲んだそうだ。
今回は効いたようです。

驚いたのは、偏食が酷い息子が、
初めは拒否したものの、手作りのおにぎりを何口か食べたと言う。
私がにぎったのも食べたことないのに!
飲み物も、コーラなど清涼飲料水ではなく、
栄養ドリンクも飲んだらしい。
とりあえず様子を見ることに。

そして、主治医の協力もあり、一か八か息子の部屋へ。

ベッドとトイレ。窓に鉄格子はない。

お腹や手首の拘束も、やわらかい布でできている。
手は頭などに届くくらいに動かすことはできる。

息子は、昨日よりは落ち着いているように見えた。


* * *


息子は「入院」の意味を知らない。
なぜ入院したのかもわかっていない。
今日、帰れると思っていたようだ。
もちろん、簡単な言葉では話したけど、
理解するように説明することはかなり難しい。

ピカチュウのぬいぐるみ、おやつ、
漫画雑誌を置いて、帰ってきた。

「置いてかないで!!」という息子の声を振り払って。

ちゃんと薬飲めるようになって、
気分の調整ができるようになったら、
帰ろうね。

きっとわかってくれるよね。
あなたの力を信じてるよ。        
@@

大荒れ~保護房~入院へ【副作用】

2008-10-24 18:31:05 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
昨日、息子が精神神経科病棟に入院しました。

断薬して約4ヶ月。

おとといの昼、私が言った言葉(禁句だった)がきっかけでスイッチが入り、
攻撃的になった。

いつもなら治まるはず、ダンナが戻るまでと、
なんとか押さえる。

ダンナが戻り、時間が経っても治まらず限界、110番。

1度は治まったように見えたが再燃し、夜11時半、2度目の110番。

警察官にも攻撃、とうとう「一晩保護しましょう」ということに。

ここまで、長時間興奮がおさまらないことはなかった。
ワイパックスも効いた感じがしなかった。


* * *


自分の意思とは別に体の中からの「湧き上がり」。
相当辛いらしい。原因はわからない。

知的障害+思春期+自我の芽生え・・・
自分は人と何か違う・・・
でもそれをうまく表現できない。
吐き出し、共感、発散できないもどかしさ。


* * *


夜中0時過ぎ、警察署の保護房へ。中でも大暴れ。
大声で威圧する警察の人。
それは更に息子の興奮を刺激した。

ダメ元で「大声は逆効果」と伝えてみる。

拘束衣を着けてベッドへ。
しばらくして落ち着き、拘束衣を解かれて眠ったらしい。


* * *


ダンナと話し合い、入院を視野に入れることに。

断腸の思いと「賭け」。

警察(検察?)からの「24条通報」で保健所の方が警察署に来て面接。
(夜中の1時・・・)

夜間では、病院を探すのに限界があるため、
(「知的障害+自閉傾向」にできる限り対応可能な病院を探しましょう
と理解していただく。感謝)
翌日改めて、「措置入院」の手続きを取ることにした。


* * *


翌日、朝から2件の病院を回る。
(2件の医者が要入院と認めた場合措置入院となる)

保健所の職員さん3人、本人、警察官3人が車に同乗。
私たちは別に向かう。

1件目、「要入院」の返答。
2件目では、「措置入院の用件を満たさず」との返答。

私はどこかほっとして、息子を連れて帰ろうとした。

が、「パパ、おかあさん嘘つき!」と私たちに食って掛かり、
何が起きているのかわからない不安と、
待たされた苛立ちとで興奮、暴れる。
警察官3人で押さえるのがやっと。

これで連れて帰るのは自殺行為。

保健所の人が、医療保護入院に切り替えて、電話でいくつも病院を当たり、
診察をしてくれるところを探してくれて、よくやく決まった。


* * *


午後4時、病院に到着、入院が決まる。

息子は閉鎖病棟の保護室へ。

「ポケモン 7・0・0(7時) 12チャンネル」
と言っているらしい。

今日は木曜日だった。見るのは無理。
自宅で録画しておくことに。

主治医と少し話す。
息子のこと、苦手なこと、偏食、こだわりなど、ざっと伝える。

主治医は、「環境が変わること、人との関わりで改善できるように
やってみましょう。薬は、追々考えて行きましょう。
(広汎性発達障害について)よくわからないので、
教えていただきながらやっていきたいと思います。」と言ってくれた。

本当に感謝です。
実際、思うように治療が進むかどうかはわかりませんが、
できる限りのことはしてやりたい。
どうか、主治医の先生とうまくやっていけますように。

入院手続きを済ませ、刺激しないように、息子に会わずに帰宅した。

@@

久しぶりの大荒れ【副作用】

2008-09-17 21:58:55 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
夕べ、今から約24時間前、久しぶりに警察に電話をした。

息子が尋常でない荒れ方。
ここのところ、落ち着きつつあったから尚更ショックは大きい。
原因は、よくあること。

ゲームをやっていてうまくいかない・・・

超大型癇癪ってやつ。

原疾患なのか、断薬による症状なのか。

胸に防具を着け、警棒を持って、お巡りさんが数人で来てくれて、
その間私たちの身の安全は守られる。

できれば、保護されて頭を冷やしてもらいたいところ。

息子のように荒れたりしても、行動に波があり、
ある程度落ち着いたように見える状況では、
保護はしてもらえない。

しばらく居て、引き上げていかれた。
「呼んでもらえればいつでも来ますから」
心強い言葉を残して。

私たちが警察に電話するのは、
自分たちの身を守るだけが理由じゃないです。
人間はそういう状況に陥ると、冷静さを失う、悲観的になる。

もういいかげんにしてよっ!て。
障害なんだ、息子だって辛い思いをしてるんだと頭ではわかっていても、
それってワガママじゃん、私たちは我慢してるのに、ってね。

それでも思い直す。

同じように、いえ、もっと大変な思いをしている
当事者や家族がいることを思い出して。

そういう状況から脱するためにも、
第三者に入ってもらうことはとても意味があるんです。


+ + + + +


でも、今になって、お巡りさんたちの言葉を思い出して、
行き場のない想いがこみ上げる

壁に開いた穴を何箇所も塞いだ跡のある息子の部屋を見て、
「子どもさんをかわいいと思う気持ちはわかりますが、
これは異常事態ですよ。
病院なり施設なりに入れないと大変なことになりますよ」


いいえ、お巡りさんたちは悪くない。
現実を知らないだけだ。

言うは易し。

たとえ病院でも、知的障害者の施設でも、「社会」がある。
理性を失い、大声を出し、他人や物に破壊的行動をとる人間は、
敬遠される。

精神科の病院なら保護室(隔離室)というものも存在するけど、
いつでも入れるわけじゃないし、数にも限りがある。

入れなければどうするか。
暴れないようにする・・・薬でもうろうと?または眠らされる。
他に方法がありますか?

「いい病院を探せば・・・」

いい病院って?

他に患者さんがいるのに、大声を出しても騒いでも、暴れても、
収まるまで待っていてくれるような病院ってあるのかなあ。
(つまり社会がない)

無限に保護室があって、いつでも入れるとか?
(魔法の病院?)

そのような行動をとる人間に居場所はないのです、たぶん。

それが現実、だと思っています。

もし、
「そんなことはない、知的障害があってコミュニケーションが十分に図れなくても、
強迫、他害・破壊行動があっても、薬漬けにしない、いい病院を知っている」
という方がいたら、ぜひ教えてください。(rika0624@goo.jpまで。)


+ + + + +


強い希望で断薬した息子ですが、
また気分調整剤(デパケンR)を飲んでもらえるように説得、
夕食後に1錠(200ミリ)飲みました。

本人だって辛いはず。
今のところそれしか対処法はないから。

飲み心地、副作用は・・・?



はぁ~~~



今日の息子は比較的落ち着いています。
ワイパックスも飲んでくれました。



あ、私たちも大丈夫です(^ ^)v



9/18追記;
前回5/12にエントリーしてから、約一ヵ月半後の6月末に、
息子の強い希望で薬を0にしていました。
断薬の離脱症状などでしばらく不安定な状況もありましたが、
以前のような副作用による不可解な行動はほとんどなくここまで来ました。

が、もともと理由なく暴れてしまうためにクリニックにかかったのです。
断薬は、スタート地点に戻ったということです。
リスタートです。

薬剤性と思われる息子の症状【副作用】

2008-06-07 10:04:15 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
《今はほとんどなくなっている、薬剤性と思われる息子の症状》※随時追記
(リスパダール1mg~6mg、デパケンR、、ジェイゾロフト服用時)
・とにかくイライラ、焦燥感、時間をもてあます。 (元の症状との違いの見極めは難しい)
・はじめは破壊行動のみ、徐々に暴力がエスカレートした。
・表情が固く、別人のようだった。
・不安定になると、人格が変わり解離様症状あり。目つきも違う。
・食事中など、突然母親の顔にパンチ。 何の脈略も無し、拒否すると怒り出す。一回パンチすると気が済む。
鼻づまり。特に寝ている間。
「手が勝手に動く(ジスキネジア?)」という。テーブルや壁などに手を打ち付けたり、空中で腕を振り下ろすしぐさをしていた。
・部屋中をウロウロ歩き回る、座っていられない(アカシジア)、流涎、眼球上転(ジストニア)。(あとで副作用とわかる)
・全身または、陰部をとても痒がる。(副作用だと思う)
嚥下困難。食べものを口に入れると「オエッ」となる。水でもなった。炭酸飲料が好きで飲むと、げっぷが激しかった。
>>嘔吐を誘発する場合もありつらそうだった。
>>最初は吐き気だと思い、胃薬を飲ませていたが改善なし。
水分をかなり摂った。麦茶、ジュースなど多い時で1日合計4リットルとか。まあトイレの回数も多かったが気になっていた。
・ある時はとてもハイになる。大声で歌を歌ったり、ジャンプを繰り返したり。
・小遣いをはたいてとりつかれたようにおもちゃなど買う。
異様な食欲。息子は偏食がひどく、半年ぐらいで最大8キロ太ったが、嚥下困難と偏食がなかったらその倍以上簡単に体重は増えたと思う。
(リスパダール、デパケンRのせい?わからない)現在の食欲、体重は、元に戻っている。
・尿が出にくくなった。(追記)
・動きがゆっくりになった。スローモーションのような動きをした(アキネジア)。(追記)
・できていたことができなくなった。ボタンやジャンパーのファスナーを自分で留められていたのにできなくなったり。(追記)
決まったお菓子などを毎日決まった店で買う。ないと同じものが見つかるまで探す。
・自分の毛布を二階に持って行ったり持って来たりを1日数回繰り返す。何の意味があるのか?強迫?
・終わってしまったアニメ番組の再開をしてほしいと言ったり、放送局の違う自分が好きなキャラクターが一緒に出演するアニメを放送してほしい、など、無理難題を訴える。(妄想的)
・超レアなプラモデルにとりつかれたようになり、全シリーズ思うように揃わないとイライラ、私たちは探し回るのに疲れきった。
《今も存在し、様子を見ているこだわりなど》
・家の近くにある信号機が怖い(帰り道のみ)・・・青から黄・赤に変わるとパニック
(運転中で怖いので、できる限り信号のない道を選んで帰っている)
・禁句でパニック・・・無し/もったいない/ざんねん/魔法/ズル/「ちょっと」という指のサイン(言葉だけなら大丈夫)、など(キーワードは変化、現在も続いている)
・フラッシュバックでパニック
・好物だったのり巻きを、いつからか噛まずに飲み込むようになった。(強迫的に食べている感じ)
*これらは多少軽減されている兆しはありますが、まだ油断できません。


*その他、生活に支障のないこだわりは、気にしないようにしています。
・寒くても上半身裸でいる(外出時は着る)
・万年、裸足にサンダル。
・週に2~3回の外食(私たちの感覚と違いあきらかに強迫的)
・昼食が外食じゃないと午前中から出かけられない。
(家で昼食をとってから出かけるか、午前中に出た場合は必ず外食しなければ気がすまない)
・立体駐車場では、最上階に車を止めないと気がすまない。
・「炊いたご飯」にこだわり、今は外食でしか食べない。(以前は家でも食べていた)
・・・など

わがままと見分けがつかないので、なかなか理解してもらえないです。

...................................................................................................................................................................
一番酷かった時期の様子など

息子の娘のこと~参考になったサイト
息子と娘のこと(9)息子の減薬(2月以降)と最近の子どもたち
息子と娘のこと(8)娘との関係も回復の兆し・・・
息子と娘のこと(7)息子は減薬開始(10月~1月)
息子と娘のこと(6)救急車と警察を呼ぶ(2007年8月~9月)
息子と娘のこと(5)居場所をなくした娘
息子と娘のこと(4)息子の投薬と激しい副作用(2007年4月~7月)
息子と娘のこと(3)息子のハンディキャップと生き辛さ
息子と娘のこと(2)娘の不登校(2006年9月~)
息子と娘のこと(1)

鎖を外す【副作用】

2008-05-12 18:38:57 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
去年の10月31日、息子が普段使っているコップに鎖をつけた。
数週間前、それを外した。

薬の副作用のために、意に反した衝動的なイライラ感で毎日のように、
何の前触れもなく、私の頭に向かって強く投げつけてきていたコップ。
毎日恐怖だった。
鎖をつけることは本人も納得していた。



今は、そのような衝動的な行動は、「なくなった」と断言していい。
いったいあれは、何だったのか?今思えば謎の行動なのです。




※リモコンやゲームのコントローラーなども、
手の届くところに置いておくと投げ壊されていたので、
鍵付のロッカーにしまっています。
(たぶん、もう大丈夫なんですが。)
このような対処は、いろいろ工夫が必要だと思います。
息子の場合は有効でしたが、納得しない場合もあるでしょう。
-----------------------

息子の投薬経過。
薬の量が変わっています。

今は
リスパダール 0.25ミリ
デパケンR 600ミリ
ジェイゾロフト 43.75ミリ
頓服 ワイパックス 0.5~1ミリ
(1日量)

リスパダールは、0.5から0.25に減らして様子を見ています。
かなり微量ですが、このくらいでも効果がある例が少なくないようなので。
実際、減らしてからさらに調子がよいです。

ジェイゾロフトは、一旦62.5まで増やして様子を見ていたのですが、
増やしてから1ヵ月くらいして、
副作用と思われる不眠(早朝覚醒)や昂揚(強い衝動性)、
不可解な行動などがみられたので、
62.5→56.25→50→43.75と、一ヶ月以上かけて少しずつ減らしてみています。

息子の場合は、量が入り過ぎると、
かえって強迫を助長する傾向があるようです。

今の量で安定しているようにみえるので、様子を見ています。

息子と娘のこと~参考にしているサイト【副作用】

2008-03-16 08:09:51 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
娘の中学不登校と、知的障害をもつ息子の投薬(精神疾患治療)で、
参考になったと思うサイトをいくつか。
同じような悩みをお持ちの方、少しでも『参考に』なればと思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

子どもの立場からの登校拒否、不登校、いじめ、引きこもりについてQ and A
子どもの心研究所
不登校のひろば
東京シューレ

※薬に関しては特に、ネットでもいろいろな情報が錯綜しています。
何が正しいかは、自分や家族が経験から判断するしかないです。

発達障害P.173>使用される薬
(pdfファイル/小樽聾学校での講演会より 2004.6.24)
ストリングス>資料室
自閉症教育についてP.26>高機能自閉症とアスペルガー症候群
(pdfファイル/月刊 実践障害児教育2004.1)
ストリングス>資料室)
非定型抗精神病薬の病状悪化率
kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)
気分安定化薬 mood stabilizer (気分調整薬)について
家族と患者のための薬剤情報
精神科セカンドオピニオン

ご健闘をお祈りします。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

(投薬記録は、別エントリーに移行しました)

増・減によるイラつきや軽い副作用に対して、抗不安剤、
気分調整剤が必要だということを学んだ。

当初頓服にと飲んでいたリスパダール液は効く感じはなし。
ヒルナミンは確かに効いたが、眠気が強く、翌日もぼーっとしていることがあった。
ワイパックスは相性がいい。
ただし、不安発作が起きてしまうと薬に対にて
警戒するようになって飲まないので、
無理矢理潰して少量の水で溶かし甘い飲み物に混ぜることも。
(邪道?最終手段。自己責任で!)


減らす時も増やす時も、ピルカッターで割って微調整

息子の娘のこと~参考になったサイト
息子と娘のこと(9)息子の減薬(2月以降)と最近の子どもたち
息子と娘のこと(8)娘との関係も回復の兆し・・・
息子と娘のこと(7)息子は減薬開始(10月~1月)
息子と娘のこと(6)救急車と警察を呼ぶ(2007年8月~9月)
息子と娘のこと(5)居場所をなくした娘
息子と娘のこと(4)息子の投薬と激しい副作用(2007年4月~7月)
息子と娘のこと(3)息子のハンディキャップと生き辛さ
息子と娘のこと(2)娘の不登校(2006年9月~)
息子と娘のこと(1)

息子の減薬(2月以降)~最近の子どもたち【副作用】

2008-03-15 15:54:39 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
<2月~現在>
薬を手探りで微調整しながら、徐々に安定感を実感する。
リスパダール(非定型抗精神病薬)微量+ジェイゾロフト(SSRI)+デパケンR(気分調整剤)+ワイパックス(抗不安剤)

息子は、原因のある大きなかんしゃくはあり、自傷他傷もまだあるものの、
これは、もともとの息子の姿。

やっと再スタート。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<息子>
過剰な薬が抜け、副作用もほぼ抑えられて、
嘘のように表情が戻り、私への攻撃はほとんどなくなっています。
幸い、夜は眠ってくれていたことが何よりありがたいことでした。

息子の、去年から強くなったこだわりや攻撃的な部分が、
思春期による一過性のものか、そうではないのか、わからないけど、
また新たなスタートです。

学んだこと・・・・・・
・精神疾患の治療は特に、とても難しい分野で、個人差が大きいことを知った。
・場合によっては、患者やその家族が病気や薬の知識を持つことが望ましい。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<娘>
昨日(3/14)中学校の卒業式でした。
どうしてもみんなと一緒に受け取ることができなかった、
数人だけの卒業証書授与式が行われ、無事に受け取ることができました。

通知表の修了証↓卒業証書とほとんど同じものですね。


↓1年間の出席状況

授業日数って一年の半分ちょっとしかないんですね。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

特にこの1年は、ジェットコースターのように気持ちが上下してしんどかった。
緊張した日々にさすがに参ってもいた・・・

そんな中でも、我が家は強がって前向きに過ごしてきました。

息子が不安定な中でも時間を見つけては、
自分の趣味や好きなことに時間を割くこともあったし、
息子の調子を見ながら外へも連れ出しました。
負けるもんか!みたいな意地もありました。

楽しく過ごして帰宅し、その晩大荒れ、なんて日もあったけど・・・
息子の笑顔が見たかったし、
楽しかった記憶が支えになりました。
誰のためでもなく自分たちのためです。

悔やんだりで落ち込んだりは後回し。
そうしてても息子の辛さは変わらないから。

今も娘のことも気がかり、まだまだ心配は尽きませんが、
これからも我が家は懲りずに、楽しい思い出作っていきたいです。

読んでくださってありがとうございました。

(と言いながらこのあと、息子の投薬記録を残します。しつこい^^;)

息子の娘のこと~参考になったサイト(と投薬記録)
息子と娘のこと(9)息子の減薬(2月以降)と最近の子どもたち
息子と娘のこと(8)娘との関係も回復の兆し・・・
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息子と娘のこと(2)娘の不登校(2006年9月~)
息子と娘のこと(1)

息子は減薬開始(10月~1月)【副作用】

2008-03-14 09:05:14 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
薬について学ぶ機会を得ることができ、
息子は、一進一退をくり返しながらも回復をみせはじめました。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<10月>
良いとき悪いときの波があり、荒れ方がエスカレートしているように思えた。
このままでは息子も私たち家族もおかしくなると思い、
ネットでひたすら検索しまくっていて、息子の薬についてある貴重な情報を得ることができた。

10月末、独自に減薬を開始。薬についても勉強を始める。

息子の投薬は、16歳という年齢から多量処方の域に入ること。
副作用対策がアンバランス。
知的障害をもっていることで(=脳に何らかのダメージ?)
薬剤に対して過敏かもしれないこと。
非定型抗精神病薬やSSRIの効能を知り、副作用の程度を見極め、
気分調整剤を併用しながら、薬と体調のコントロールが必要。

いったん体に馴染んだ薬は、急な減薬で離脱症状や禁断症状などを起こす。
少しずつすみやかに行なわなければならない。
個人差が大きく、薬の量、増・減のペースに答えはないので、
手探り&勘に頼るしかない。

それでも、同じような悩み持ち、中には何倍も大変な状況にいて、
試行錯誤している人たちと出逢うことができて、
勇気や知恵をたくさんもらって、私たちの心の持ち方が変わった。

人間って強いと思う。

<11月>
今の処方で、ワイパックスが有効らしい。
減薬してみたいと主治医をなんとか説得し、
ワイパックスを処方してもらう。

慎重にやっているつもりでも、体は変化に敏感で、更に不安定にもなった。
息子は、減薬のダメージと今までの副作用とで、かなりしんどかったに違いない。
一時的に、少量の流涎、ろれつが回らない、眼球上転あり。
相変わらずのうろうろ状態があった。

あらたにジェイゾロフト25ミリを開始した。
昂揚などが懸念されるため、慎重に。

今までになかった軽躁?のような行動(上機嫌、何度もジャンプする、衝動買い、大声で歌うなど)、
あらたな強迫観念・囚われも出現、減薬とゾロフト開始によるものか?

イライラ、うろうろなど、ワイパックスの頓服が効果あった。

表情が元に戻ってきているという印象あり。
以前のような、トゲトゲ感はかなりなくなる。

<12月・1月>
妄想様の発言あるが、更に表情はよくなる。
私への攻撃は激減。

それでも1月終わりごろ、ゲームがうまく行かず、かんしゃくを起こしエスカレート。
私は顔面にパンチ!(ToT)
鼻血がかなり出て、さすがに「鼻折れたかも~」とダンナに電話^^;

整形に駆け込みレントゲンを撮った。
幸い鼻は無事・・・

年末年始のテレビ番組などの変更と、減薬・増薬による変調は重なり、
予想通り(?)の不安定だったが、
それでも、なんとか「ぶり返し」はなかった。

私たちは、付け焼き刃の知識とわずかな経験と勘を頼りに、
以前ほど慌てず冷静に見守ることができた・・・と思う。

望みを持てるようになった。
家族の空気も少し変わって来たような・・・?

息子の娘のこと~参考になったサイト(と投薬記録)
息子と娘のこと(9)息子の減薬(2月以降)と最近の子どもたち
息子と娘のこと(8)娘との関係も回復の兆し・・・
息子と娘のこと(7)息子は減薬開始(10月~1月)
息子と娘のこと(6)救急車と警察を呼ぶ(2007年8月~9月)
息子と娘のこと(5)居場所をなくした娘
息子と娘のこと(4)息子の投薬と激しい副作用(2007年4月~7月)
息子と娘のこと(3)息子のハンディキャップと生き辛さ
息子と娘のこと(2)娘の不登校(2006年9月~)
息子と娘のこと(1)

救急車と警察を呼ぶ(2007年8月~9月)【副作用】

2008-03-13 08:55:06 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
息子の行動に身の危険を感じた・・・大げさでも何でもなく。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<8月>
原因不明の発作的な大荒れあり。
顔に十数発のパンチを浴びた(T-T)

またダンナが主治医に掛け合い、

・デプロメール 50ミリに
(少しずつ増やすべきだった。気分調整剤が必要だった。)
・リスパダール 2ミリから2.5ミリに
・ビタメジンカプセル25 
(ビタミン剤。このころ、息子が「効かない」と薬への不信感があり飲みたがらず、
薬を変えたと印象を与えるためのカモフラージュ。)

機嫌よく出かけたはずのショッピングモールで原因不明の大荒れ。
他のお客さんのいる前で顔を殴られたり腕に噛みつかれたり。
生きた心地がしなかった(ToT)
それでもなんとか帰宅。

アニメ番組を見忘れたといい、大パニックになった日もあった。
あまりに酷く、初めて仕事中のダンナに助けを求める。
「もう入院させるしかない」と、救急車を呼ぶも受け入れ先がなく、
ラチが明かず結局降ろされる。
(救急隊の方は丁寧に病院と掛け合ってくれたのだが・・・)

その後も息子は治まらず、ダンナが診察を受けてくれる病院を探し回り
ようやく向かう。

行く途中、車の中でも荒れは治まらず、
「さようなら」と言ってドアを開けて降りようとしたり。
リスパダールを合計3ミリ飲んだせいか、「頭壊れた」という。
その病院でヒルナミン・ベゲタミンBを処方される。

この日、1日でリスパダール計4.5ミリ、ヒルナミン、ベゲタミンB。
ほとんど薬漬けの状態だ。
夜駆け込んだ病院では意味不明な発言、
四つんばいで歩くなど様子がおかしかった。

翌日息子は、半日以上フラフラに。

 なぜ救急車を呼んだのか。
 私もダンナも冷静さを失っていたと思う。
 入院させて何とかしてもらおうと本気で思っていた。

 結果的に、精神科に入院などさせないでよかった。
 もし入院していたら・・・
 息子のような暴れる患者は、まず保護室で拘束され、
 薬漬けになった可能性が高い・・・

 ・・・と言う事がわかったのはあとになってから。


<2008/7/8追記>
もちろん、病院によっては、やみくもに拘束したり薬を増やさずに、
適切に処置してくれるところもあると思われます。
なので病院の“真の”情報が大切です。



 
翌日(8/30)、ダンナが主治医に相談、結果、増薬と変薬。
・アキネトン 3ミリ
(リスパダール増に伴う抗パーキンソン病薬→そもそもリスパダール6ミリは多すぎる?)
デパケンR 600ミリ(気分調整剤。特に説明なし。これは正解だった。)
・リスパダール 6ミリ(いきなりの倍増、この後変調をきたすわけだ)
・デプロメール0に(副作用で昂揚が出たことがわからず合わないと判断?)

不穏時 ヒルナミン25ミリ

息子は夕方、前日のこと(アニメ見忘れ)を思い出し、
また大荒れになり、取っ組み合い。
私は自分に危険を感じ今度はパトカーを呼んだ。

警察の人がふたりで駆けつけ、息子を私から離してくれた。
薬(ヒルナミン)を飲んだ息子はなんとか落ち着き、
眠った。

警察は助けてくれると、この時思った。

<9月>
デパケンRの効果?!
イライラ感が多少軽減する
それでも強迫観念、暴言、妄想的な不安発言、私への攻撃、物を投げる、壁を叩く・蹴るなどあり

でも、いきなりデパケンRの600ミリの処方、リスパダール3ミリから6ミリへの倍増に、
おそらく息子の脳も体も悲鳴を上げていたに違いない。

増薬は(減薬も)変化を見ながら徐々にやるものだという認識が私たちに全くなかった。

忘れもしない9/14、受診日。
さすがに心配になって主治医に尋ねた。
「今の薬、多くないですか?」
主治医は迷いもせず「決して多くはないですよ・・・このくらいの体格なら・・・

その一言に安心した十日後・・・

私がアニメ番組の録画をミスし大パニックに。
3時間経っても治まらず、ヒルナミン2錠飲ませても効かない。

多少治まりかけた時、気分を変えようとドライブ中、
私がかけていた眼鏡を壊す。
裸眼ではほとんど見えないので、かなり危険な運転で帰宅。
(よく帰って来られた)

息子はまだ治まらず、押さえつけるにも自分の体力は限界、警察に連絡。
1時間くらいしてなんとか治まりかけ、ダンナが帰宅、
警察の人たちは引き揚げる。
疲れた。私の顔はまた腫れてしまった(ToT)

その後、日にちが経っても後を引き、イライラ、かなり不安定な日が続く。

息子への恐怖心。思考回路が狂う。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

もしこのままだったら、更に薬は増えたでしょう。
息子は、我が家はどうなっていたのか、想像すると怖いです。


息子の娘のこと~参考になったサイト(と投薬記録)
息子と娘のこと(9)息子の減薬(2月以降)と最近の子どもたち
息子と娘のこと(8)娘との関係も回復の兆し・・・
息子と娘のこと(7)息子は減薬開始(10月~1月)
息子と娘のこと(6)救急車と警察を呼ぶ(2007年8月~9月)
息子と娘のこと(5)居場所をなくした娘
息子と娘のこと(4)息子の投薬と激しい副作用(2007年4月~7月)
息子と娘のこと(3)息子のハンディキャップと生き辛さ
息子と娘のこと(2)娘の不登校(2006年9月~)
息子と娘のこと(1)

息子の投薬と激しい副作用(2007年4月~7月)【副作用】

2008-03-11 11:34:19 | 息子の(精神)不調・投薬・副作用関係
薬の副作用で苦労する人は少なくないのだそうだ。
特に発達障害がある人は、薬に敏感らしいということを知らず、
息子を苦しめてしまった。

主治医からは特に何の説明もなかった。

信頼してるのに??(T_T)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

2007年2月ごろから、荒れ出した息子。

思春期のせい?
ストレスが溜まった?

いろいろ、いろいろ考えた。

わかってやろうと思って関わった。

それでも・・・

今までのカンシャクとは違う、周囲からは理由のわからないイライラは続き、
そのはけ口は家中のいろいろな物へ向けられた。

壁には何箇所も穴が開き、リモコン、時計、コップ、
魔法瓶などなど投げ壊してくれた。

強迫の悪循環が始まる。

壁の穴・・・大事なものを穴に落としたらどうしよう?→わざと落とす
リモコン、また壊したらどうしよう?(リモコンがないと動かない電気製品が多いので不安になる)→わざと投げ壊す
(→息子の障害と生き辛さ

<4月>
様子を見ていたが、治まる気配はなく、精神科の医者に診てもらうことにした。

薬が処方された。

・リスパダール1mg

知的障害児の思春期に起こる一過性の
統合失調症症状、という診断。
この時点では間違った診断・処方ではなかったのに・・・

 なぜ薬なんて?

 私も薬にだけは頼りたくなかった。
 だから、息子を理解しようとした。
 対応をあれこれ考えながら毎日闘っていた。
 娘の存在もある。
 そうしているうちに疲れてきた。
 怖くもなってきた。
 楽になりたいと、きっと思ったのかもしれない。


薬を飲んだ翌日、だるそうに夕方までベッドでごろごろしている。

毎日強いイライラ感。
あいかわらず周囲からは原因がわからず。
強い不安を訴え、激しい自傷行為(額を壁などに打ち付ける)、
私にも攻撃するようになる。
食欲が異常にある。

実は、副作用の症状でイライラが誘発されていたのに、
「薬が効いていない」と判断、ダンナが急遽主治医に相談。

・リスパダール1mg→2mg
・デプロメール25mg
になる

このころ、薬についての知識が全くなく、
ただ今の状況がよくなってほしい、と願うだけ。

<5月>
食事中、突然、娘の顔めがけてスプーンを投げ、目に当たる。
息子1人を置いて眼科へ。幸い大事に至らず。

帰宅すると、息子は大荒れ、駆けつけたダンナと格闘していた。

毎日不安定。
壁を何度も強く叩いたり。
イライラ・トゲトゲしている。

ダンナが予約外受診、荒れたときのためにと、
リスパダール液1mgを頓服で処方される。

強いこだわりと強迫。
何かに囚われている感じ。
あいかわらずイライラ感。

「お腹の中に何かがいる。お腹の中を見たい。」
(これは考えてみれば2006年秋頃から言っていた)

認知の低下?
このころから、今までできていたゲームが出来なくなる。

1日の時間が長い。一日中、時間に追われている感じ。
待てない。周囲はピリピリ。
表情冴えず。

このころ、アイスのファミリーパック1箱を1人で食べつくす→(強迫)

<6月>
発作的に表情と人格が変わり(目の下に隈、三白眼のような目つき)、
突然、私を殴って来るなど意味不明の行動をとるようになる。

自分の体がおかしいという訴えだったのか?

不死身になりたい
生まれ変わりたい
車に引かれたい・・・など意味不明の発言あり

この頃強迫で、特定の袋入りのキャンディを一袋全部食べるので
ナウゼリン錠(整腸剤)を出してもらう。

<7月>
発作的な大荒れあり。
座っている私の顔に何度も蹴り。逃げても追いかけてくる。

「しね」「バカヤロー」 いつもの息子じゃない。

外に逃げるのは、家の中がどうなるか不安でできない。
包丁などはすでに隠してあるが・・・
頓服のリスパダールを飲ませようとしても
「効かない」といい、飲まない

比較的落ち着いて見えるときは、
午後、ショッピングモールへ出かける日もあった。

この時期、薬の副作用によって、イライラ感・強迫観念が出ていたのだから、
落ち着いているように見えてもいつ豹変してもおかしくなかった。

また、自分の意思に反して「殴りたい」「壊したい」などの衝動に駆られるらしい。
きっと経験した者にしかわからない感覚なのだろう。

→このような副作用が、時々ニュースになるような、
理解不能な暴力犯罪に結びついているケースがあるのではないかと・・・
思っている。

薬がいけないわけでも、病気が悪いわけでもない。
症状の悪化なのか、副作用によるものかを見極め、
後者なら補助的な役割の薬(気分調整剤)を併用する必要があったことを後で知る・・・

息子の状態は、当然不登校中の娘の生活にも飛び火した。

息子の娘のこと~参考になったサイト(と投薬記録)
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