昨年から母も編集委員として奔走していた、故郷北茨城の震災記。おととい完成品を受け取り、少しずつ、じっくり読んでいます。
茨城新聞ニュース
「震災の記憶、風化させない」北茨城市民が記録集
東日本大震災の記憶を風化させないために-。大地震や津波、福島第1原発事故による被害を受けた北茨城市の有志5人が、市内の被災者の声や支援活動の様子をまとめた「きたいばらき震災記」(A5判、194ページ)を発行した。約半年をかけて、震災直後の状況や思いをつづった手記やインタビュー記事を収録。編集メンバーは「市内各地で何が起こり、どう乗り越えていったかを振り返り、今を頑張って生きる一助になればいい」と願う。
震災記を編集したのは、内藤洋子さん(60)と大塚淳子さん(59)、畠山その枝さん(58)、荒川慎吾さん(42)、及川仁美さん(37)の5人。震災で変わり果てた街の様子や人々の生活、復旧への動きを見聞きする一方、時間とともに記憶が薄れていく不安を実感。「震災の様子を記録すべきでは」との内藤さんの言葉をきっかけに、昨年夏、仲間たちが集まり編集委員会を立ち上げた。
地域や年齢が偏らないよう幅広く、114人の市民に原稿を依頼。漁師、商店主、教師、市職員、主婦、小中学生などから寄せられた手記や詩をまとめた。市長へのインタビューや救助・復旧に奔走した消防分団長らの座談会記事も盛り込み、震災直後の様子や恐怖、避難所で励まし合ったこと、全国から寄せられた支援やボランティアへの感謝、原発事故に対する憤りなど、一人一人の貴重な体験と思いを凝縮した1冊に仕上げた。
県内外の団体や個人による賛助会員の協力を得て、1500部を発行。1冊500円で、6日から市内で開かれる「北茨城ひな灯(あか)り」会場で販売する。郵送での購入も可能(郵送料別途80円)。諸経費を差し引いた収益は、震災復興支援として北茨城市に寄付される。
問い合わせは、ぎゃらりーさらま・ぽTEL0293(46)0417。
読売新聞
週刊茨城朝日
手記の中には沢山の知っているお名前があって、震災時東京にいた私には、「あの人はこうだったのか!」と、今までのどんな報道よりもリアルにあの時の故郷の様子が伝わって来ました。
それぞれの震災時の状況や、その後の苦労…114人の体験や想い、考えが、読み進むうちにひとつに繋がってゆきます。
北茨城の記録というだけでなく、脚色のない本当にリアルな、体験者による『東日本大震災の貴重な記録』だと思います。市民だからこそ作ることができた記録集。
私も、離れた場所から故郷を思っていた一人として、寄稿させて頂きました。
郵送で購入できるとのこと、沢山の方に読んで頂けることを願っています!
茨城新聞ニュース
「震災の記憶、風化させない」北茨城市民が記録集
東日本大震災の記憶を風化させないために-。大地震や津波、福島第1原発事故による被害を受けた北茨城市の有志5人が、市内の被災者の声や支援活動の様子をまとめた「きたいばらき震災記」(A5判、194ページ)を発行した。約半年をかけて、震災直後の状況や思いをつづった手記やインタビュー記事を収録。編集メンバーは「市内各地で何が起こり、どう乗り越えていったかを振り返り、今を頑張って生きる一助になればいい」と願う。
震災記を編集したのは、内藤洋子さん(60)と大塚淳子さん(59)、畠山その枝さん(58)、荒川慎吾さん(42)、及川仁美さん(37)の5人。震災で変わり果てた街の様子や人々の生活、復旧への動きを見聞きする一方、時間とともに記憶が薄れていく不安を実感。「震災の様子を記録すべきでは」との内藤さんの言葉をきっかけに、昨年夏、仲間たちが集まり編集委員会を立ち上げた。
地域や年齢が偏らないよう幅広く、114人の市民に原稿を依頼。漁師、商店主、教師、市職員、主婦、小中学生などから寄せられた手記や詩をまとめた。市長へのインタビューや救助・復旧に奔走した消防分団長らの座談会記事も盛り込み、震災直後の様子や恐怖、避難所で励まし合ったこと、全国から寄せられた支援やボランティアへの感謝、原発事故に対する憤りなど、一人一人の貴重な体験と思いを凝縮した1冊に仕上げた。
県内外の団体や個人による賛助会員の協力を得て、1500部を発行。1冊500円で、6日から市内で開かれる「北茨城ひな灯(あか)り」会場で販売する。郵送での購入も可能(郵送料別途80円)。諸経費を差し引いた収益は、震災復興支援として北茨城市に寄付される。
問い合わせは、ぎゃらりーさらま・ぽTEL0293(46)0417。
読売新聞
週刊茨城朝日
手記の中には沢山の知っているお名前があって、震災時東京にいた私には、「あの人はこうだったのか!」と、今までのどんな報道よりもリアルにあの時の故郷の様子が伝わって来ました。
それぞれの震災時の状況や、その後の苦労…114人の体験や想い、考えが、読み進むうちにひとつに繋がってゆきます。
北茨城の記録というだけでなく、脚色のない本当にリアルな、体験者による『東日本大震災の貴重な記録』だと思います。市民だからこそ作ることができた記録集。
私も、離れた場所から故郷を思っていた一人として、寄稿させて頂きました。
郵送で購入できるとのこと、沢山の方に読んで頂けることを願っています!