レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

フレンチ・コネクション

2023年08月18日 18時10分09秒 | 刑事/警察

「フレンチ・コネクション」
原題:THE FRENCH CONNECTION
1971年 アメリカ 104分
■監督:
 ウィリアム・フリードキン
■出演:
 ジーン・ハックマン
 ロイ・シャイダー
 フェルナンド・レイ

●あらすじ
W・フリードキン監督によるドキュメンタリー・タッチの刑事ドラマ。
マルセイユとニューヨークを結ぶ麻薬取引のルートを背景に、
“ポパイ”ことドイル刑事が麻薬組織壊滅に執念を燃やす姿を描く。
アカデミーでは作品・監督・脚色・編集賞に加え、G・ハックマンに主演男優賞をもたらした。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
監督作に衝撃を覚えたウィリアム・フリードキン作品。
と言うより、昔から有名なタイトルではある。
後の刑事を描いた映画、テレビに多大な影響を与えたと言うだけあって
確かに1971年にこのリアリティっぷりは、さぞ新鮮に映ったと思う。
とは言え話の進みはかなり遅く、たまに流れる音楽も含めて、何か全編に異様な緊張感が漂っていたりする。
娯楽作のように進まない展開や、終わり方も含めて骨太な傑作である。
続編も存在するが、あらすじを読むと凄く気になるので、きっと近い内に観てしまうだろう。
楽しみ、楽しみ。
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怪人スワンプシング

2023年08月18日 18時09分30秒 | ホラー

「怪人スワンプシング」
原題:THE RETURN OF SWAMP THING
1989年 アメリカ 87分
■監督:
 ジム・ウィノースキー
■出演:
 ディック・デュロック
 ヘザー・ロックリア
 ルイ・ジュールダン
 サラ・ダグラス
 ダニエル・テイラー
 モニーク・ガブリエル
 エース・マスク

●あらすじ
半人半植物のモンスター“怪人スワンプシング”の活躍を描いたSFホラー。
悪の科学者の策略と偶発的な事故により植物怪人となった化学者を描いた、
ウェス・クレイヴン監督、'82年の未公開作“SWAMP THING”『怪人スワンプ・シング/影のヒーロー』(WOWOWで放送)の続編。
音楽は「シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄」のチャック・シリノ。

前作に引続き登場の、悪漢ジュールダンが開発している不老不死の薬には、
たまたま遊びにやって来ていた植物愛好家の義娘の遺伝子が必要だった。
折しも沼地で出会ったスワンプシングと娘は恋に落ちてしまう。
(ARK SOUNDTRACK SQUAREより)

★感想など
これまたジム・ウィノースキー目当てで、長い事温めていたVHS作品。
実はこれパート2で、1はウェス・クレイヴンが作っているが未ソフト化だったのも有名。
だけど今はソフト化されたみたいだね。
さて内容の方はいつものジム・ウィノースキーて感じなのだが
元がDCコミックのヒーロー物として企画されているのか、おっぱいは出てこなかった。
とは言っても出てくる女性陣が全員プレイメイトみたいなナイスバディの美女たちばっかりで
基本セクシーな服を着ている辺りも、いつものウィノースキーで安心する。
だけど本作では裸は駄目ってキツク言われているんだろうなあ。
でもちょっとくらいお色気シーンも入れたいなあ。でも怒られるから雰囲気だけでも入れとくか。
みたいなシーンがちらほら多くて、ちょっと笑ってしまう。
ウィノースキーお気に入りの、モニーク・ガブリエル嬢も出演させてるしね。
その代わりと言ってはなんだが、爆破のシーンが結構多くいつものジム・ウィノースキー作品に比べれば
格段に予算が多いと思える。
まあ本作を観ていると新しく構築されるDCユニバースの製作陣に
ジム・ウィノースキーも加えるべきではないのか!
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上海13

2023年08月18日 18時09分06秒 | 功夫/空手/武侠片

「上海13」
原題:上海灘十三太保/SHANGHAI 13
1984年 香港 87分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)
■出演:
 王羽(ジミー・ウォング)
 狄龍(ティ・ロン)
 江生(チャン・シェン)
 陳觀泰(チェン・カンタイ)
 李修賢(ダニー・リー)
 姜大衛(デビッド・チャン)
 戚冠軍(チー・クワンチュン)
 王鍾(ワン・チュン)
 王青(ワン・チン)
 陳星(チェン・シン)
 鹿峰(ルー・フェン)
 程天賜(リッキー・チェン)
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 劉德華(アンディ・ラウ)

●あらすじ
南京政府の機密文書を盗み出して上海へと脱出した政府高官のカオを守る、
上海の顔役シェンら憂国の士と、刺客たちが壮絶な戦いを繰り広げる。
シェンらは、カオを香港経由で重慶へと逃がすための護身活動を開始。
しかし、南京政府特務機関のリーダー・ホンが、カオを上海まで追い、強力な刺客たちを放ってくる。
一方のシェンも、カオを守るため武術の達人たちを投入する。
そんなシェン、ホンが繰り出すのが”上海13″と呼ばれる謎に満ちた武術の達人たちだ。
彼らは、互いの顔や素性を全く知らず、ただシェン、
ホンの命を受けて敵味方に分かれ暗闘を繰り広げるのであった…。
果たして、カオと機密文書の運命は?
そして、”上海13″たちの戦いはどのように決着するのか?
(KunGFuTuBEより)

★感想など
随分前から「必殺・ザ・ドラゴン」と言うタイトルの方のVHSは持っていた。
なんだかタイトルが陳腐なのと、ストーリーが良く分からなったんで長い間放置してたんだけど
詳しく調べたら「上海灘十三太保」の事らしいと判明し、早速観てみました。
とは言ってもDVD版なので、VHS版に何か違いがあったとしても未確認ですが。
内容の方は正にショウブラ・オールスターズであり、この間観た
「ワイルド・ヒーローズ/暗黒街の狼たち」とコンセプトは似ているかも知れない。
ただ本作の方がそれぞれのスター出演シーンのブツ切り感は強い。
ストーリーの方はあって無きが如しであり、それぞれのスターが登場する度に功夫シーンを披露してくれる感じ。
なので通常の功夫映画よりも、遥かに功夫シーンは堪能できる。
さらにクライマックスの倉庫での戦いは、同時期のサモハン作品ぽい雰囲気があるのに加え
江生の素晴らしいアクロバティックな動きは、観ていて感動するレベルである。
ショウブラ作品が好きな人だけでなく、功夫映画が好きな人にも絶対のオススメ作品です。
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実録・広島四代目 第一次抗争編

2023年08月18日 18時08分38秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「実録・広島四代目 第一次抗争編」
2003年 日本 91分
■監督:
 市川徹
■出演:
 加藤雅也
 高知東生
 中村繁之
 東幹久
 松田優
 清水宏次朗
 坂上香織
 遠藤久美子
 嶋大輔
 安岡力也

●あらすじ
仁義なき修羅の世界で中国地区最大組織のトップに登りつめた
広島四代目・沖本勲の激動の生涯を描く実録任侠大作。
戦後の広島、“ぼんくら”と呼ばれる不良グループの一員・沖本勲は、
若き血潮をたぎらせ、対立するグループと日々争いを繰り返していた。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
おいおい、この作品大丈夫なのかよ!
どういう事かと言うと、本作は有名な「仁義なき戦い」をモデルにしている映画だが
何と、役名が全て実名を使用している!
さらにオープニングのバックに使用している新聞記事も本物の記事を使っている!
画面をボヤかしていはいるが、名前も顔写真も実際の記事そのものを使用と!
映画が始まって5分も経たないうちに、観ているこちらが別の意味でドキドキしてきちゃうよ。
さて本作は全部で3部作らしく、これはその序章。
主役は広島のドン四代目で、三代目を描いた作品は前に観た「実録 広島やくざ戦争」シリーズ。
初代と二代目については「仁義なき戦い 完結篇」で描かれているので、
良く皆さん気になっている、「仁義なき戦い」のその後って事ですね。
と言っても本作は「仁義なき戦い」の第一部からきちんと描いていて、
三作目である「代理戦争」の途中まで描いている。
「仁義なき戦い」のおさらいを兼ねてと言う意味合いでも、良き構成ですね。
まあ冒頭でかなり驚かされるが、内容は十分に面白い。
但し「仁義なき戦い」で描かれた元の話は、登場人物も多く、しかも各人が途中途中で
敵になったかと思えば、次は味方になっていたりなど複雑な展開も多く
そう複雑にさせている原因が、やくざ社会独特のルールによるものでもあるので
基礎知識・予備知識的なものが無い状態で観ると、いささか混乱するかも知れないが
まあ「仁義なき戦い」が好きな人であれば、文句なくオススメです!
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ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝

2023年08月16日 19時24分37秒 | 功夫/空手/武侠片

「ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝」
原題:龍門飛甲/FLYING SWORDS OF DRAGON GATE
2011年 中国/香港 121分
■監督:
 徐克(ツイ・ハーク)
■出演:
 李連杰(リー・リンチェイ)
 周迅(ジョウ・シュン)
 陳坤(チェン・クン)
 樊少皇(ルイス・ファン)
 劉家輝(リュウ・チアフィ)

●あらすじ
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲」以来、
約14年ぶりにツイ・ハーク監督&ジェット・リー主演のタッグが実現した3Dアクション。
中国のジョウ・シュン、台湾のグン・ルンメイらアジア圏の人気スターが共演し、
伝説の秘宝をめぐって繰り広げられる冒険を描く。
明の時代の中国。
都から遠く離れた辺境の地に、60年に一度の砂嵐が迫る。
その砂嵐がもたらす天変地異の影響で、砂漠の下に眠る幻の黄金都市が地上に現れるという
言い伝えを聞きつけた盗賊たちが、近くの旅宿に陣取る。
しかし、そこへ皇帝の子を身ごもった官女スーと女侠客リン、スーの命を狙う刺客ユー、
ユーを阻もうとする義士ジャオらも現れ、一触即発の空気が漂う。
(映画.comより)

★感想など
つまらない映画だったなあ。
人間ではありえない動きを、下手くそなワイヤーで実現。しかもワイヤーのシーン多い。
全編NHKとかのゲ歴史番組で使いそうな、PS3とかのゲームみたいなCGで描かれた世界。
とにかくこの二つが致命的に映画を面白くなくしている。
これに加えて目的が良く分からないまま進むストーリーと、それに絡んでくる登場人物たちが
これまた話の分からなさに混乱を加える。
徐克と言えば、人間ではありえない動きを上手なワイヤーで実現してたよね?
「蜀山奇傅・天空の剣」とかで。
これはもう香港返還後で、香港映画界のスタッフ・キャストが関わっていても
中国の映画は、このレベルと思っておいた方がいいな。
そうなると最新の映画には、ほぼ興味がなくなってしまうね。
逆に昔の映画なら、なんでも観る方向にシフトしていこう。
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